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悪役で登場したかった私

 投稿者:丘田けんメール  投稿日:2005年 8月28日(日)01時21分28秒
  ★ 浜田真一さまへ

予告編ありがとうございます。
貴方の物語の中で、セーラ嬢はこのHPにつ
いて語るシーンがあるのですか。
物語の中のセーラ嬢はパソコンを打って私の
HPへ「私なにがあってもくじけません」と
投稿するのかな?
私はそれに対して「がんばってください、
セーラお嬢さん。春にならない冬はないのだ
から」と返事すればよろしいのでしょうか?
何だか、今までにない新しい試みですね。私
でよければ、いくらでも協力致しますから。

私は「小公女セーラ」に出演するのなら、絶
対悪役でと思っていました。
破産した嬢に対して屈辱的な文句を浴びせ、
その一方でマリア院長やラビニア嬢には愛想
よく立ち回る。そう、既成のキャラならば、
バロー弁護士役を私は希望していたのです。
 
 

こちらこそ感謝です

 投稿者:メープル  投稿日:2005年 8月18日(木)20時47分19秒
  くまさん、丘田さん、もったいないくらいのお言葉を頂き有難うございます。画像まで出して頂いて…まさにあのシーンで涙が溢れました。父親を亡くしてひどい仕打ちまで受けているのに、マリエットを案じて「許して、マリエット!」と涙したあのシーン。絶対に再会して欲しかったのです。
私は大学時代19世紀イギリスの文化と文学を専攻しました。3年次には2週間のロンドン旅行をし、隅々まで周りました。文中に登場するコヴェントガーデンやハンプトン・コートはお気に入りの場所です。
本編に忠実…最高に嬉しい言葉です。きっと何度も何度も観ているからだと思います。言葉遣いは、多分ほとんどが本編で使用されていると思いますよ。10話までは、ほぼセリフを暗記してしまっているくらいなので!
 

二作品に感謝

 投稿者:丘田けんメール  投稿日:2005年 8月17日(水)00時10分21秒
編集済
  ★くま様へ

「ミンチン院長のクリスマス・キャロル」ご
投稿ありがとうございました。
本編ではとにかく悪役として描かれていたマ
リア・ミンチン院長でしたが、貴作品を通す
ことにより、彼女に対する想いが大きく変わ
りました。
彼女も若きしころ、大志を抱いていたのです
ね。それもどこまでも純な…。
そんな彼女の志は、社会の冷たい風といいま
すか、きびしい現実の前にはもろいものだっ
たのでしょうか。
でもセーラ嬢との出会いにより、マリア院長
は若返り、永く忘れていた熱い心を取り戻す
ことができたことでしょう。

今回のご作品は、もう少し校正に時間をかけ、
貴方と綿密な打ち合わせのうえ電子書籍化し
て発表する予定にしていましたが、私の一方
的な都合により、16日掲載させていただきま
した。なにとぞご了承いただきたく思います。


★メープル様へ

「マリエットとの再会」、ご投稿感謝します。
前作に続き、貴方のご作品は本編に本当に忠
実に描いておられます。
それゆえに、頭の中でアニメのセーラ嬢たち
を自然に動かすことができるのですよね。
でもそれを容易にさせてくれるのは、貴方の
お書きになる流暢な文章であることは言うま
でもありません。
このホームページへご投稿くださる皆様はそ
れぞれ作品の中に独自の旋律を持っておられ
ますが、貴方のそれは、静かなクラシック、
小川のせせらぎがよくお似合いだと思います。

>この子のお世話をしてくれたのは君かな?

第一話でラルフ氏がピーターへかけた優しい
台詞を思い出してしまいました。この辺の言
い回しができるのも、貴方の持ち味ですね。


★ご訪問くださった皆様へ

「小公女セーラ博物館」と共催しました放映
20周年記念行事は無事終了致しましたが、当
ホームページでは新たな企画を思案中です。
どうぞ、今後も「小説ホームページ」をよろ
しくお願い致します。
 

再会

 投稿者:くま  投稿日:2005年 8月16日(火)23時24分16秒
  メープル様
「マリエットの再会」読みました。短いながら、本編のあの場面、あの台詞が
凝縮されていて、本編全てを見てなくても、ある程度ストーリーを知っている人なら、
ホロリとさせられます。
特に、依然分かれたときとは違ってボロの服ではなく、プリンセスとなっていた、
という辺り、私もマリエット同様、じーんと感じてしまいました。
当時のロンドンの町の地名の出し方にも、英文学専攻ならではの裏づけが感じられます。
拙作「ミンチン院長のクリスマス・キャロル」を見ていただき、有難うございます。
ディケンズの「クリスマス・キャロル」を卒論にされたとは羨ましいことです。
本当は原書にも目を通したかったのですが、時間の都合がなく、大胆にやったので
心配ですが、いろいろ原作部分からの細かいパロディも笑ってくだされば幸いです。

へきみにさま
子供時代、かつてされていたことを、逆に大人になるとしてしまうのではないか、
と考えることがあります。恐らく、ミンチン院長がしていたセーラへの
仕打ちのかなりは、以前、自身が体験していたことでしょう。
思いついたネタは、中途半端でも文章化しておかないといけないなあ、と
今回のを書いていて思いました。
折角のいいアイデアも頭の中にいれたままだとその内、忘れてしまうのですね。
セーラ用の創作ノートを新たに用意しました。
 

読んで頂き嬉しいです!

 投稿者:メープル  投稿日:2005年 8月16日(火)22時25分14秒
  へきみにさん、浜田さん、早速のコメント有難うございます!
マリエットとのお別れのシーンは、本当にとても悲しくて、
是非再会してお互いの幸せを分かち合って欲しいと思っていました。
今回は、少し描写を細かくして文章を延ばしてみましたが、
こうしてみるとやっぱり短いですね(笑)。
嬉しいコメントをどうも有難うございました!
 

メーブル様へ

 投稿者:浜田真一メール  投稿日:2005年 8月16日(火)21時59分27秒
  コンバンハ。

メーブルさんの『マリエットとの再会』
早速読ませていただきましたよ。
前回の『また逢う日まで』の20週間後
に引き続いて素晴らしい小説でしたよ。
ホテルサヴォイの音楽会はとても楽しそうでしたね♪
頭の中にセーラ嬢たちが楽しく音楽を聴いている場面
が浮かんできました。

マリエットに偶然再会できて、セーラ嬢もマリエットも
さぞかし喜んだことでしょう。それにマリエットも優しそうな
紳士のもとで働けており、
マリエットが自分のせいでミンチン学院を辞めさせ
られたとずっと思っていたセーラ嬢は、心の底から
安心できて喜んだことでしょうね。

優しい紳士にセーラ嬢とマリエットが
ゆっくり会話する許可がもらえて本当に
良かったです。
数え切れない話をたくさんしたことでしょうね。

これからセーラ嬢はどんな寒さにも負けることは
ないでしょうね。
更にセーラ嬢は、強くなったなぁーと感じました。

短編ながら本当によくまとまっていますね。
この作品も皆様に好評だと思います。
 

幸せなマリエット

 投稿者:へきみに  投稿日:2005年 8月16日(火)21時28分44秒
   メープルさんへ

 無事にマリエットと再会出来たセーラ、とても良かったです。
永い間セーラの心の中に抱えていたマリエットに対する思い・・・
この再会と共に不安が安心に変わって良かったですよ。
これでセーラも心置きなく幸せに暮らせますね!

 くまさんへ

 ミンチン院長の前に現れたセーラの精霊・・・
あれはもしかしたらミンチン院長の忘れていた
『優しい心』なんではないかと思いました。
本当は意識していなかった優しい心が自分自身を
助ける為に出てきたのではないかと・・・
そう読み返してみてそう思いました。

 それと、「こんな設定?」を読んでくださり
ありがとうございます。本当はもっとネタがあったの
ですが、仕事中にポッと思いつき後でメモろうとしても
メモる頃には忘れてしまっているのが多々ありました。
もっと一言で大笑い出来る物もあったのですが・・・
 

『マリエットとの再会』

 投稿者:メープル  投稿日:2005年 8月16日(火)20時51分16秒
  ロンドンに木枯しが吹き始めた日の夜、クリスフォード家のセーラの自室では、上品な外出着に身を包んだセーラ・クルーが、同じく外出着に身を包んだベッキーの襟元を直していた。
「今日私たちが行くホテルサヴォイはね、私がインドから初めてロンドンに来た時お父様と泊まったホテルなのよ。」
セーラは父ラルフと滞在した数日間を思い出していた。テムズ川沿いの超高級ホテルサヴォイでは今、当時と同じヨハン・シュトラウス2世が指揮する音楽会が毎晩開かれており、上流階級の間で再び大きな話題を呼んでいた。セーラ達も今夜鑑賞に出掛ける予定で、準備をしていたところである。
「お嬢様、私までご一緒させて頂けるなんて、嬉しいですわぁ!私もう今から胸が一杯で!」
「まあ、ベッキーったら。でも本当を言うと、私も楽しみで仕方がないのよ。」
「お嬢様も今日が初めてでございますか?」
「ええ。あの時は私、お父様と少しでも長くお話していたくて、せっかくの音楽会をお断りしてしまったの。だから私も今夜が初めてよ。」
セーラはほんの少し困ったような表情を見せて微笑みながらそう言うと、揺り椅子に腰掛けさせていたエミリー人形を抱き上げた。
「エミリー、少しの間お留守番をお願いね。さあ、ベッキー行きましょう。」

二人が階下に降り行くと、すでに身支度を整えたクリスフォード氏がラムダスと共に玄関ホールで二人を待っていた。
「やあ二人とも、用意はいいね。」
やがて四人を乗せた馬車は軽快に夜のロンドンを駆け抜け、ビッグ・ベンを通過すると、コヴェントガーデンに程近いホテルサヴォイへとまっすぐに進んでいった。
今夜は音楽会の最終日であり、ロビーでは煌びやかな衣装に身を包んだ上流階級の紳士淑女が至るところで談笑している。セーラも気品に満ちた笑顔で歩み、その愛らしさに周囲の視線が注がれるのだった。

ヨハン・シュトラウス2世は、その生涯の多くをウィンナワルツの作曲に捧げたことから「ワルツ王」と呼ばれ、当時ヨーロッパで熱狂的な支持を得ていたウイーンを代表する作曲家である。そしてその夜、ロンドン公演最後の音楽会は格別に素晴らしく、拍手喝采のうちに幕を閉じたのだった。今宵、美しいワルツの調べに酔いしれた人々は感動を分かち合うべく自然にロビーに集まり、皆帰途につくのをためらっているようである。セーラとベッキーもクリスフォード氏に続きロビーに出て来ていた。
「本当にとっても素晴らしい音楽会だったわね、ベッキー。」
「はい、お嬢様!」
セーラはたった今の感動を思い出して目を閉じ、再びその澄んだ瞳をゆっくりと開いていった。とその時、セーラの視界の中に見覚えのある女性の姿が映し出された。
(……!マリエット!)
それはかつて、ミンチン女子学院の特別寄宿生であったセーラの専属メイドとして、セーラに優しく接してくれた女性。父と遠く離れて暮らすセーラを気遣い、いつも温かく見守ってくれた女性。セーラが慕ったその女性は今、信じられないことに、彼女の視線のすぐ先にいた。セーラは思わず息を呑み、その碧色の瞳を大きく見開いた。そして次の瞬間、駆け寄って行ったのである。
「おっ、お嬢様?!」
セーラにはもう、人々の談笑する声もベッキーの声さえも聞こえていなかった。
「マリエット!マリエットではなくて?!」

ざわめきの中不意に名前を呼ばれ、怪訝な顔で声のする方を振り返るマリエット。その表情は幻でも見たかのように驚きに満ち溢れていた。
「お、お嬢様?セーラお嬢様…本当に?」
「ええ、そうよマリエット。私のことを覚えていて下さったのね。」
「もちろんですわ、お嬢様。忘れるはずございません。本当に…お懐かしゅうございますわ。でも、一体どうしてここに…?」
マリエットは不思議に思った。最後に見たセーラの姿は、ボロ服を身にまとい涙を流して許しを請う気の毒な少女だったはず。それが今は……。初めて会ったときよりも幾分大人びてはいるものの、美しいドレスに身を包んで微笑むその姿は確かに、自身の記憶にはっきりと残るプリンセス・セーラそのものであった。
「まあ、マリエットさん!お久し振りでございます!」
丁度そこへ、ベッキーがクリスフォード氏、ラムダスとともに近づいてきた。
「まあ、ベッキーまで。」
「はいっ!」
その様子を見て、クリスフォード氏は穏やかな口調でセーラに問いかけた。
「どうしたんだね、セーラ?」
「おじさま、この方が、以前お話した私に親切にして下さったマリエットなんです。たった今、ここで偶然に…!」
「ほう、ではミンチン女子学院でこの子のお世話をしてくれたのは君かな?」
「はい。マリエットと申します、はじめまして。」
「そうか、それは本当にありがとう。君の話はセーラからよく聞いているよ。私はこの子の亡くなった父親の親友でしてな、クリスフォードと申しまして…実はこの子は今私のところで暮らしているのですよ。ところで、君はどなたかのお迎えに来たのかな?」
「そうだわ、マリエット。あなたは今どうなさっているの?」
セーラは少し心配そうな表情になって恐る恐る訊ねた。
(マリエットは私のせいで学院にいられなくなってしまったのよ。私のせいで…。)
セーラはあの時を思い出し、再びその小さな胸を痛めて顔を曇らせている。その肩を、クリスフォード氏は優しく引き寄せた。
「お嬢様、どうかご心配なさらないで下さい。あれからしばらく田舎に帰って家を手伝っていましたが、メイド協会から紹介して頂いて、今はハンプトン・コートにある立派なお屋敷に勤めておりましてよ。今夜は、主がこの音楽会を鑑賞したいと、こうしてロンドンへ出掛けて参りまして、私もそのお供に…」
「そうだったの。私あなたのことが、ずっとずっと気になっていたのよ。」
セーラはそれを聞いてようやく安堵の表情を見せたのだった。

「待たせたね、マリエット。」
そこへ一人の紳士がゆっくりとした足取りで近付いてきた。クリスフォード氏は自ら前へ進み出ると紳士同士挨拶をかわし、セーラに代わって今に至るいきさつを説明した。紳士は神妙な面持ちで耳を傾けていたが、やがて懐から懐中時計を取り出して見ると、セーラに向かって一つの提案をしたのである。
「お嬢さん、あなたの気持ちはよくわかりました。しかし今夜はもう遅い。どうだろうか。私はあと三、四日このホテルに滞在することになっています。明日にでもまたここにおいで頂いて、マリエットの話し相手になっては頂けないだろうか?」
この素敵な提案にセーラが目を輝かせたことは言うまでもない。
「有難うございます、おじさま!」


その夜皆が寝静まった頃、セーラはベッドに腰掛けてエミリーに話しかけていた。
「ねえ、エミリー。今夜私をマリエットに会わせて下さったのは、きっとお父様に違いないって思うの。あなたもそう思わなくって?」
続いてセーラは、ベッドサイドに置いてある写真立てを手にとった。
(ありがとう、お父様…私をマリエットに会わせて下さって。)
セーラは心の中で父ラルフに話しかけた。

間もなく、ここロンドンにも再び厳しい寒さが訪れるだろう。しかし、セーラの心は温かかった。彼女の胸に咲く小さな花は、今日も美しく輝き続けている。きっと明日は、今日よりももっと素晴らしい一日になるに違いない。

おわり
 

くま様へ

 投稿者:メープル  投稿日:2005年 8月16日(火)19時09分37秒
  『クリスマス・キャロル』少しだけ拝読しました!
あとでゆっくり全部読ませていただきますが、
もう大感激してしまい、とりあえず一言!
本当に素晴らしい作品ですね!!
実は私、卒論で『クリスマス・キャロル研究』をしたのです。
原書で読んだので、そのイメージがひしひしと伝わってきますよ!

私の作品への感想有難うございましたv
 

ありがとうございます

 投稿者:くま  投稿日:2005年 8月16日(火)17時28分13秒
  丘田さま
 早速の電子書籍化、ありがとうございます。
20周年記念企画以前から考えていた話で、企画とはスローしてしまいましたが、
また一つ、エピソードが加われば幸いです。

へきみにさま
 早速、読んでくださりありがとうございます。
切っ掛けは、「ミンチン院長は心から謝罪したか?」という
掲示板での話題でした。
今後も顔をあわせるミンチン院長、そのままの状態では不安である、と
いうことで思いついたのが、このエピソードでした。
精霊様のお姿はセーラと限りなく近いです。

へきみにさまの、「こんな設定?」読みました。
意外と多くの人がどこかで思いながら口にしなかった思いつき。
短い一文ですが、いろいろと風景が目に浮かびます。

三作目、考えているネタはありますが、今度はいつになることやら。
 

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