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続き

 投稿者:涼子  投稿日:2005年 5月31日(火)00時21分24秒
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   この日、ミンチン先生はミツオカ君とピーターから事情を詳しく聞きました、ミツオカ君は「いきなり殴られた!」と言っていてます。しかしピーターは何も喋りません・・・ミンチン先生の問い掛けにもただ黙っているだけなのです。ミンチン先生はミツオカ君の話を信じ、ピーターを中学校としては異例の謹慎処分を下したのです。でも、自宅謹慎という訳ではなく学校内での謹慎という事になっていました。
 セーラはこの時少しばかりピーターの事が嫌いになっていたのです、ピーターは・・・ピーターだけは真面目な人には手を上げないと思っていたのに、裏切られたような気持ちになっていました。それでもダイアナはピーターの事が好きな様で心配しています。ピーターが謹慎中はこのクラスでは問題が無く過ごしています。セーラもミツオカ君も勉強に集中出来たのでした。しかし他のクラス、特に5組のラビニアのクラスではこの前転校してきた男子が暴れ廻っているようでした。授業中にも叫び声が響き渡ってくるので、その度に授業が中断されてしまいます。セーラはその事がとても嫌でした。
 ある日の休日、セーラ達は後輩のアンヌも連れて遊んでいます、この日はミツオカ君は家の用事で出掛けているのでセーラにとってアーメンガード達と遊ぶのはとても久しぶりです。ベッキーは一緒に住んでいるのに休日になると1人で出掛けてしまうセーラを心配していました。ドルシラ達は最近付き合いが悪くなってしまったセーラを気にしていました。「ねぇ、セーラ。最近付き合い悪くない?」と唐突に聞いてきたのはドルシラです!「そっそうかな・・・」「そうよ!何か隠してんじゃないの?」ドルシラはセーラの事が心配で聞いています、しかしセーラはそうは思いませんでした!まるで尋問されているような感じです。そこにアンヌが尋ねてきたのです「先輩・・先輩は同じクラスのミツオカさんとお付き合いしているというのは本当ですか?」セーラは勿論ですがベッキー達みんなが驚きます!!「えぇ!・・・アンヌ、なんで知っているの!?」「私達の学年では噂になっていますよ!・・その事でピーター先輩がケンカしたとかでって・・・」「セーラそうなの!?ミツオカ君と付き合っているの?」こうなると話が縺れる前に真実を明かした方がいいものです、セーラはみんなにすべてお話したのです。
「そうなんだぁ、ミツオカ君がねぇ」ドルシラはウンウンと頷いています!ベッキーはやりましたねぇ!という顔をしています。この日はセーラの恋話で盛り上がりました。 この日の夜、セーラの元にダイアナから電話がありました「今晩はセーラ、あの・・今日の事だけど・・・」「うん・・・」「セーラはピーター君が好きではなかったの?」「・・・ダイアナ・・・私はこの前の教室の1件でピーターの事がわからなくなってしまったのよ・・・何もお話してくれないし。でもミツオカ君が殴られた時、本当に腹が立ってしまったの・・・」「私はセーラはピーター君が好きだと思っていたわ」「ダイアナ、私とあなたが出会ったのもピーターに助けられた時ですものね。今考えてみれば、私はあの時の恐怖感からきっとピーターに感情を抱いてしまったのではないかと思ったのよ」「そう・・・じゃあ、私・・・ピーター君にアタックしてみてもいいかなセーラ!?」「えぇ、してみるといいわ」セーラとダイアナはそれぞれの恋の道へと進むのです。セーラはピーターの謹慎が終ってもピーターとは話さなくなっていました、なんとなくセーラはピーターを許す気にはなれなかったのです。今思えばちょっと偏屈になっていたセーラ、今までピーターに助けてもらった事などはすっかり忘れていました。ミツオカ君がピーターに殴られた事により頭の奥底へと記憶が封じ込められてしまったのでしょう(今思えばですが)
 ピーターも謹慎が解かれてから人とは話さなくなっていました、黙ってただ過ごしている・・というだけです。本当にピーターと話す人はジョンとダイアナとドルシラだけになっていました。ピーター自身も何か心を閉ざしたようになり人を近付けない雰囲気を発していたのです。
 
 
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