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続き

 投稿者:涼子  投稿日:2005年 5月23日(月)00時01分30秒
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   ベッキー達の元に帰って来たセーラ、手にはカレーを持ったままなのでベッキー達が何事かと思ってしまいました。「どうしたの!?セーラ、渡さなかったの?」「うん!お腹一杯みたい、それに他の子もミツオカ君に渡していたから・・・」セーラはちょっと暗い顔になります。「セーラ、そんなの関係ないじゃない!渡さないと何の進展もないわよ」とドルシラが言います、それはドルシラ他、ベッキーも思っている事でしたがとても奥手なセーラにはそれが出来ません。そこにダイアナが一言セーラに伝えました「セーラ、セーラは意識しすぎなのよ!ピーター君とお話する時は何か考えてる?同じ様にお話すれば大丈夫よ!」「ダイアナ・・・」セーラはダイアナの言葉に安心させられるのでした。ドルシラがまたからかう様に「ダイアナァ、それはあなたにも言える事よ!ピーター君と話す時意識し過ぎてるんじゃない?」意地悪そうに言いました!「まっ!またその話!?もうドルシラったら」ダイアナの顔は真っ赤になりました!「いいじゃない!いいじゃない!!今度アタックしなさいねダイアナ!」ダイアナは引き攣った顔をしながらも「う・・・うん」とドルシラに返事を返すのでした。
 この後セーラはミツオカ君にカレーを渡しました、受け取ってはくれたのですが食べている所は見ませんでした、と言うよりもセーラ自身が見る気にはなれなかったのです。

 午後からはオリエンテーリングというものがあり、セーラ達の班はもう1つの男子の班と組み森の4箇所のチェックポイントを周り自然を堪能するという行事がありました。セーラは学級委員なので同じ学級委員であるミツオカ君の男子の班と強制的に組まされたのです!セーラは心の中で大喜びしたのです。セーラ達とミツオカ君達の班で森の中を歩きます、「気持ちいいわぁ!」ドルシラが伸びをしながら歩きます。ベッキーの心地良い風を感じながら歩いています!セーラ達はミツオカ君の班の男の子達とお話しているのですが、あまり中身のないお話ばかりです。しかも男の子の話してくる話題は沢山あるのですがセーラ達の話題には男の子達はあまり乗ってくれません。「よくわからないよ!」とか「ふーん・・・」とかあまり聞いてないようです、セーラは少しがっかりしました。「ピーターならお話ちゃんと聞いてくれるのだけれど」と思っていましたがミツオカ君はセーラのお話を聞いてくれたのです。とても嬉しく感じたセーラはミツオカ君とのお話に夢中になります!ベッキーもそんなセーラを見て安心するのです。楽しく過ごしたオリエンテーリング!セーラは今日の夜に開催されるキャンプファイヤーのフォークダンスでミツオカ君と踊ろうと約束するのでした。
 
 夜になりキャンプファイヤーが始まります!ミツオカ君と手を取り踊ります、この瞬間は「時間が止まってほしい!」と感じる程嬉しかったのです。でもフォークダンスはミツオカ君とだけ踊るというわけにはいきません、他の男子共踊りますがミツオカ君と離れて少し淋しいセーラでした。
 一通り踊り終えるとセーラ達は火を見つめながら物思いにふけていました。ベッキーやドルシラ達は飲み物を取りに宿舎に戻っています。1人でいるとミツオカ君がセーラの元にやってきました。「どうしたの?セーラさん、1人で」「あっ!ミツオカ君。ううん、今ベッキー達は飲み物を取りに戻っているの」「そうなんだ、じゃあしばらくは戻ってこないね?となりいいかな」と言いミツオカ君はセーラの隣に座りました。ミツオカ君は色々話してきます学校の事や将来の事、その話の中ミツオカ君は突如とんでもない事を言ってきたのです!「セーラさんは今付き合っている人いるの?」セーラはミツオカ君の発言に驚きました!「えっ!!・・・私・・私は・・いないわ」ミツオカ君は安心した顔で「じゃあ好きな人は?」と聞いてきたのです!「・・・好きな人・・・」セーラの頭の中にはミツオカ君とピーターの顔が浮かんできました。そのまま返事もせずにいるとミツオカ君はこう言ってきたのです!「ピーター君ではないよね!?好きな人?」セーラは頭の中を見られた感覚に陥りました、ミツオカ君は間髪入れずに「もし、よかったら・・・僕とお付き合いしてくれないかな?僕は同じ学級委員になってからセーラさん・・・君の事が好きだったんだ!」ミツオカ君はセーラから視線を反らす事無く見つめています、セーラは驚きと共に嬉しさも込み上げてきたのです!「僕は君から目を反らす事はしない!危険な目にも合わす事はしないよ!」ミツオカ君の表状は真剣です!・・・目を反らさない・・・これを聞いてセーラはピーターとウエノにデートした時の事を思い出していました。あの時のピーターはセーラとお話こそしていましたが目を合わせる回数が極端に少ない事を。動物園に誘われた時もピーターはセーラの眼を見ずに誘ったのです!「この違いは・・・」セーラの不安定な気持ちが一気にミツオカ君の方に向いてしまいました!心の中では「ピーターに感じていた気持ちはきっとあの怖い先輩に絡まれた状況下の中、きっと緊張感があの気持ちを立たせていたのだわ!やっぱり私はミツオカ君が好きなんだわ、うん!きっとそうよ、それに私がミツオカ君の事が好きならダイアナもピーターと上手くやっていけるわ!」とセーラは思うのです!セーラは立ち上がりミツオカ君の手を取りミツオカ君を立たせると手を離さないままこう答えたのです、「ミツオカ君、私の方こそよろしくお願いします」と。こうしてセーラとミツオカ君は付き合うようになったのです!
 
 
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