teacup. [ 掲示板 ] [ 掲示板作成 ] [ 有料掲示板 ] [ ブログ ]


新着順:84/295 記事一覧表示 | 《前のページ | 次のページ》

続き

 投稿者:涼子  投稿日:2005年 5月21日(土)23時26分43秒
  通報
   今日は、林間学校2日目、カレーライスを作る日です。セーラ達の班のリーダーはドルシラです、ドルシラの指示でカレーライスを作ります。ドルシラの指示はとても丁寧・的確で料理というものをあまりした事ないセーラにとってありがたいことです。「ドルシラ!とても解り易くて助かるわ!」「セーラも中々の手付きじゃない!上手上手!」ドルシラに誉められ上機嫌のセーラでした。カレーをお鍋で煮込んで飯盒でご飯を炊いて苦労してようやく完成したカレーライス!彼方此方からいい匂いが漂ってきます!「うーん!美味しそう!!」ベッキーも喜んでいます、早速みんなで試食します!「いただきまーす!!」 パクッ!・モグモグ・・・「うーん!!おいしい!」いい出来でとても満足です。とてもおいしいので2杯もおかわりしてしまいました!「こんなにおいしいものをこの自然の中で食べるとさらにおいしさ倍増ですね!」ベッキーは3杯も食べています!「まぁ、ベッキーったら!3杯も。私は2杯でお腹一杯よ!ピーターなら5杯は食べてしまうかもね!」セーラは思わずピーターの事を言ってしまいました、ダイアナががっかりした顔になってしまいました、それはセーラも同じでした。「ピーターなら・・・いえピーターがいればもっと楽しいのだけれど・・・」 ドルシラがセーラの耳元で語り掛けてきました「セーラ!ミツオカ君に持っていってあげれば?セーラが一生懸命作ったのだから」「そんな、ドルシラ。ドルシラが教えてくれたからここまで出来たのだし、私が1人で作ったわけではないわ」「そんな事気にしないの!!早く持って行ってあげなさいよ!」と言ってセーラの背中を押します。「ああん!ドルシラ押さないでぇ!」セーラはカレーの盛ってあるお皿を持ち、ミツオカ君の所に向かいました。セーラを見送るドルシラやベッキー達・・・「でもミツオカ君ってカッコイイのだけれどピーター君の悪口言うからあまり好きではないわ」これがドルシラの本音でしたが、その事はセーラはもとよりみんな感じている事なのです、しかし今まで言わなかったのはセーラがミツオカ君の事が好きだったからです、でも最近少しセーラの態度が違うとみんな感じていたのです。「セーラは自分の気持ちがわからないって以前言っていたわ」不安定な思春期・・・様々な想いや気持ちが交錯したのです。 セーラはミツオカ君にカレーを届けました、でもミツオカ君の周りには他のクラスや同じクラスの子達6人程に囲まれていました、その子達もミツオカ君にカレーを食べてもらおうと思っていたらしく「次私の食べて!」と手渡して帰って行きます!セーラは自分の作ったカレーを渡そうとしたのですが、渡しにきた子達のカレーを自分の班の男の子にあげてしまったのです。それを見たセーラは自分の作ったカレーを渡す事無くベッキー達の元へ帰っていくのでした。セーラは「きっとミツオカ君はお腹が一杯だったのよ!だから食べられなくなってしまったのだわ、そんな時に持っていったらきっと迷惑になるわ」と思うのでした。  
 
》記事一覧表示

新着順:84/295 《前のページ | 次のページ》
/295