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 投稿者:涼子  投稿日:2005年 5月 8日(日)00時18分3秒
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   「ミツオカ君、今日は何処に連れてってくれるの?」「カンダチョウに行こうと思うんだけど」「カンダチョウ!?本屋さんがいっぱいある所ね!」「そうだよ、参考書買いたいんだよ。」「そうなの?」セーラはどこかに遊びに行くかと思っていたので少しがっかりしました。カンダチョウまでは一旦乗り換えをしたから違う電車に乗ります、その間駅構内をセーラとミツオカ君が歩きますが、すれ違う人達がセーラとミツオカ訓を見ます「うわぁ、あの人カッコいいね・・・」「あの子可愛いなぁ彼女かな・・・・」と特に女性がミツオカ君を見るとカッコいいと言っていました。
「ミツオカ君って・・やっぱり他の人から見てもカッコいいんだ・・・」セーラはこの時改めてミツオカ君のカッコよさを知るのでした。
 カンダチョウに着くとミツオカ君は早速本屋に入って行きました。セーラは一緒に着いて行きますがミツオカ君は黙々と立ち読みを始めたのです、セーラも本が好きなのでそれなりに楽しいのですが、2人で遊びに行くと思っていたのでちょっと拍子抜けを起したのは事実なのでした。ひたすら黙々と本を立ち読みし続けるミツオカ君・・・セーラは思い切って声を掛けたのです。「ミツオカ君・・・見つかった?欲しい本」「うーん、あまりないね!ここには・・・次の所に行こう」と言うとすぐ隣のお店に入って行きました。「えっ?隣!?」確かにトウキョウのカンダチョウは本屋が建ち並ぶ本の街、洋書や専門書、はたまた漫画本まで様々な本が並んでいます。ミツオカ君はセーラが声を掛けない限りひたすら立ち読みをしているのです、そんな最中時計を見るともう午後の1時を回っていたのです。さすがにお腹が空いてきたセーラはミツオカ君に言いました!「ミツオカ君、お腹空かない?何か食べましょうよ?」ミツオカ君は本を閉じると「そうだね、そうしよう」と言って駅に戻りました。駅に戻って何処かに食べに行くと思ったセーラは「何を食べる?」と聞いたらミツオカ君は「うどんだよ、立ち食いの」と答えました。セーラは立ち食いでは食べた事がなくちょっと興味がありました。駅に戻った2人はその近くにあった立ち食い蕎麦屋に入って行きましたがセーラが思うより店内は狭く気を付けないと隣の人とぶつかってしまいます。食券を買いセーラは月見うどんをミツオカ君はかけうどんにしたのです。出来上がりが早かったのですがミツオカ君の食べるスピードが早くセーラが半分も食べない内に食べ終わったのでした!「ミツオカ君、早いわね?」「セーラさん、まだ終らないの?僕さっきの本屋に居るからね」と言い残すとミツオカ君はセーラを置いて出て行ってしまったのです!セーラは自分が食べるのが遅いせいだと思い急いで食べるとすぐさまミツオカ君の後に続きました!「セーラさん、食べ終わったの?」「ええっ、ごめんなさい。食べるのが遅くて・・」「じゃあ、また本屋に行こうよ」セーラはここで思い切ってミツオカ君に言いました。「ミツオカ君、何処か遊びに行かない?」「遊び?」ミツオカ君の眉間にしわが寄りました、「今、遊んでるじゃない?」と真剣な顔をしてセーラを見つめるミツオカ君、セーラは「遊びって・・例えば遊園地に行くとか」と言いましたがミツオカ君は「あぁ、でもこっちの方が勉強になるしね」と言ってまた本屋に入って行きました。セーラもミツオカ君に着いて行きます、セーラは残念と思いながらもミツオカ君に着いていくのでした。
 夕方の5時になりミツオカ君が帰ろうといいます、それに従うセーラなのですが、朝ほどはドキドキもしていません。朝はあれほど楽しみで仕方がなかったのに・・・と心の中で思いましたが勿論口には出しません、「でもよくよく考えるとミツオカ君と1日2人きりで居たのよね」そう考えるとまたセーラは胸がドキドキしてくるのでした。
 地元の駅に着くとミツオカ君はセーラに挨拶をしていきます「じゃあ、セーラさん新学期に」と言い残しミツオカ君は帰っていったのでした。セーラはドキドキしているせいでまともに返事が出来ずに別れてしまいました。帰り道この胸のドキドキを感じながら帰って行きますがセーラは1日一緒に居られたのは嬉しいのですが、なにかもの足りません・・・・「私は何かを期待していたの?ミツオカ君との事で」セーラはそんな自分をちょっと恥じるのでした。「本当にどうしたのかしら・・私は。ダイアナとピーターとの事も海水浴の日に邪魔してしまったし・・・ミツオカ君に優しくされてしまうとミツオカ君の事ばっかり考えてしまうしピーターに助けられるとピーターの事を考えてしまう、私って優柔不断で嫌な子だわ・・・」セーラは自分のこの性格が自分で許せませんでした。お屋敷に帰る途中にセーラが海水浴の帰りの日に痴漢に襲われた林が近付いてきました!まだ日も高く人通りも多い為あのような事は無いとは思いましたが、セーラはその場所が我慢出来ず全力疾走で走って林から離れていくのでした。
 
 
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