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 投稿者:涼子  投稿日:2005年 3月25日(金)23時17分17秒
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   お母さんはベッキーの持ってきたお茶を一口口に含み、深呼吸しながら飲みました。「ありがとう・・・落ち着いたわ・・・」「大丈夫ですか?」「ええっ、もう平気よ・・」「よかったじゃないですか、思ったより軽傷で・・・」「本当にありがとう、みんなおかげで助かったわ」「・・・いえ・・・あの私達は本当は何も出来なくて・・・あの時も怖くて何にもできませんでした」「やっぱり、誰かにやられたのね・・」「はい、先輩達に・・・」セーラ達はあの時の事を思い出し後悔しています。「誰だって怖い先輩が目の前で暴れていたら何も出来ないわ、そんなに自分達を責めないで・・・ちゃんと救急車を呼んで病院に運んでくれたじゃない!私は感謝しているわ!」「おば様・・・」それを聞いて安心するセーラ達でした。「でも、ピーターの事だからこのままって訳にはいかないと思うわね、あの子そういう所が父親にそっくりなの!」「えっ・・・そうなんですか?」「自分が間違ってないなら絶対に相手に屈しないのよ!でも自分が間違ってるなら誰にでも素直に謝る・・・そんな性格なのよ」セーラ達はピーターの以外と頑固な性格を知りました。「多分ピーターは警察にはなにも言わないでしょうね!自分でカタをつけるでしょうから」「そんな!止めないと!」「止めても無駄よ、自分の気が治まらないって聞かないでしょうし」お母さんはなぜか微笑んでいます。その時です病院の待合室にラムダスさんがやってきました、「ラムダスさん!なんでここに!」セーラとベッキーが驚きます!「ベッキー様からお電話をいただいてお帰りになるまでお待ちしてようとしたのですが、ご主人様がお迎えに行けというものでして、こうしてお迎えにまいったのです」「そうなの?」セーラはクリスフォード叔父様に心配掛けさせてしまったと思いました。「ごめんなさい、ラムダスさん!お友達が怪我をしたので付き添いに・・・」「そうでしたか!さあもう暗いので皆さんをお送りいたしましょう、お車が用意してありますので」お母さんは残ってピーターに会うというので、ここでお別れしました。セーラはダイアナとジョンを自動車で送ろうとしたのですがジョンは「いいよ!こっから近いしさ・・・セーラ・・・」と何か言いたげです。「なぁに?ジョン?」「・・・いや、なんでもないわ・・じゃあな」と帰ろうとします。「ジョン!・・・今日はありがとう!感謝しているわ!」「いいよ・・別に・・」とジョンは帰って行きました。セーラはダイアナをお家まで送ります「セーラ、ベッキー!ありがとう、送ってくれて」「いいのよ!でもピーターが無事で安心したわね!」「本当、またお見舞いに行かなくちゃね、セーラ!」「そうね!付き合うわ」「私も行きますです!」とベッキーが言ってきました。
 セーラ達はクリスフォード邸に着き、これまでの事を叔父様に話しました。叔父様は眼を瞑りながらセーラの話を聞いています・・・「・・・うむ、ではそのピーターという子は無事なんだね?」「はい、叔父様、でも私がもっと早く連絡出来れば・・・」「セーラ、そう自分を責めるんでない、ピーターという子はきっとお前に感謝しているよ!」「はい、叔父様、でも・・・」「セーラ、後はそのピーター君が自分でする事じゃよ!お前が出なくてもいい事だ。」「でも止める事は出来ないでしょうか?、なんとかして・・・」「男は引けない時があるものだ・・・」と叔父様は遠くを見つめていました。
 
 
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