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 投稿者:涼子  投稿日:2005年 3月20日(日)23時47分48秒
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   セーラはピーターと別れてからずっと胸騒ぎが消えませんでした、胸騒ぎを気にしているのでベッキーとダイアナの問い掛けにもうわのそらです。ベッキーは「どうしたんです?セーラさん」「いいえ、ベッキー何でもないの・・・ただ、嫌な胸騒ぎがするのよね」「胸騒ぎ?」とダイアナはセーラに尋ねました。「ええ、なにか起きそうな・・・」セーラはピーターが気になり始めました!「ベッキー、ダイアナ!私ピーターのところに戻るわ!」「あっ私もいきます!」「私も!」とベッキーとダイアナがセーラに続いて行きます。
 セーラ達はピーターと別れた場所まで戻ってきました、ピーターの向かった方向を見ますがピーターの姿が見えません!別れてからそれ程時間が経っていない為、あの怪我でそう早く歩けるワケではありません、セーラ達はピーターの家に向かって走り始めました。一生懸命走っているとベッキーが何かを見付けました、それを見て何かに気付くベッキーはセーラとダイアナを呼び止めます!「セーラさん!ダイアナ!こっちに何か見えます!」「何!?ベッキー?」とセーラ達は覗き込むとピーターが10人位の人達に囲まれていました!よく見ると囲んでいる人達は屋上でピーターにやられた2年生と3年生の先輩達でした!「いい気味だな、ピーター!ボロボロでよ?」「お前1年の癖に生意気だからだよ!」と寄ってたかってピーターに詰め寄っています。ピーターは笑いながら「へっ、この怪我なら俺に勝てるってか?」と強気に言い返しています、先輩の中からラビニアの彼氏であるマイケルが出てきました「フン!勝てる?今からボコボコにするんだよ!」と言い「やっちまえぇ!!」と声を上げました!先輩達はピーターに一斉に殴り掛かりました!勿論ピーターはこんな怪我で反撃できるわけはなくやられています!セーラは止めに入ろうとしましたがベッキーに止められてしまいました!「ベッキー!止めないで!」「いいえ、セーラさん!今ここで止めに入ったとして止められたとしても後で先輩に絡まれるのはセーラさんです!それを判っていて、セーラさんを行かすわけにはまいりません!」「でも、あれは明らかに暴行よ!私達が止めなくて誰が止めるの!?」「ここは警察を呼びましょう!警察なら止められます!」ダイアナは脚が震えて今にも泣き出しそうでした、ベッキーは「セーラさん!警察に連絡を、ここは私とダイアナで見ていますから!」「わかったわ、ベッキー!」と言いセーラは電話ボックスまで走り始めました!この辺りには電話がなく捜すのにセーラは苦労しています!「早くしないとピーターが!」、やっとの思いで電話ボックスを見つけ警察に電話を掛けます、「あの、10人位で1人を暴行しているんです!」「場所は何処ですか?」「2丁目です!」「2丁目・・・管轄外ですので、担当の地域でお電話願いますか?」「えっ、ここは・・・」「そちらの電話は3丁目ですから」と言われてしまったセーラ、確かに2丁目では中々見つからずずっと走っていたらいつのまにか3丁目に来ていたようです!「あの、でも担当の地域にここから繋げるのは無理でしょうか!?」「最寄の警察署に掛かるように設定されているので無理です、2丁目からお掛けください!」「でも事件ですよ!暴行ですよ!」とセーラは必死に伝えますが電話の相手は「2丁目からお掛けください!管轄が違いますので!」と言われて切られてしまいました!「もしもし!・・・もしもし!」とセーラは言い続けますが無情にも電話はツーツーと切れています!セーラはこの時心底腹が立ちました、しかしそんな場合ではありません!早くしないとピーターが!セーラはまた2丁目に向けて走り始めました。
 やっとの思いで電話を見付け電話をするとすぐに来てくれるというので安心しました!セーラはベッキーとダイアナの所に戻ります!「ダイアナ!」「あっセーラァ!警察は?警察は!?」と涙がボロボロとダイアナの瞳からこぼれています。「大丈夫よ!今呼んだわ!・・・ところでベッキーは?」「ベッキーは先輩達がピーター君をどこかに連れて行ってしまったんで、着けていったわ、私はセーラが戻るまでここで待ってるようにって!」「そう!では、ダイアナ、もうすぐここに警察の人が来るわ!だからここで待っていてくれるかしら?」「えっ、私も行くわ!」「ダイアナ、あなたの役はピーターを早く助ける為の事なのよ!その為にここに残って警察の方を待っててほしいのよ!ピーターの事が好きなんでしょ?早く助けたいのならここで待ってて!お願い!」ダイアナは少し考えて「・・・わかったわ!セーラ!私待ってる!」「うん!お願いね!ダイアナ!」と言いセーラはベッキーを捜し始めるのでした。
 
 
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