teacup. [ 掲示板 ] [ 掲示板作成 ] [ 有料掲示板 ] [ ブログ ]


新着順:159/296 記事一覧表示 | 《前のページ | 次のページ》

セーラの勉強

 投稿者:へきみに  投稿日:2005年 3月13日(日)21時35分14秒
  通報
   この話はちょっと現代に置き換えてお読みください!

 ブォン!ブォン!ブォォォォォォォン!

「お嬢様、今日も暴走族がうるさいでございますねぇ!」
と、ベッキーがセーラに言った。
「そっ・・・そうね、ベッキー」
 いつもの様にセーラとベッキーは台所で遅くまで、コキ使われていた。特に今日はいつも以上に時間が掛かってしまった。セーラは台所仕事が終るといつも自分の屋根裏部屋で一人で勉強している・・・・勿論ベッキーはセーラの勉強をしている事を知っている。
「お嬢様、今日もお勉強なさるのでしょう?台所はもう構いませんですから、どうぞお部屋に戻ってお勉強なさってくださいまし!」
「いけないわ!ベッキー、あなただけ働かせて私だけ戻るだなんて。」
「いいえ!お嬢様!お気になさらないでくださいまし、私少しでもお嬢様のお役に立ちたいのでございます!だから、お戻りになってくださいまし。」
「役に立ちたいだなんて・・・あなたにどれだけ私が救われた事か!」
「私もでございます!お嬢様、お嬢様にどれだけ助けられた事か・・・」
と静かに頷くベッキー。
「ありがとう!ベッキー!」
と言い屋根裏部屋に戻るセーラだった。


 しばらくしてベッキーもすべて仕事が終わり屋根裏部屋へと戻る、セーラの部屋のドアを見ると下の隙間から光がもれている、少し微笑み自分の部屋に戻る。
 寝巻きに着替えいつもの様に壁を叩く、

 コンコン

 返事がない?ベッキーは、もう1度叩くが、やっぱり返答がない。
おかしい!いつもなら返ってくるのに・・・心配になってセーラの部屋を見に行く。

「お嬢様?・・・お嬢様!?」
ノックしながら尋ねるがまったく返事がない、思い切って部屋に入るベッキー!
「お嬢様!大丈夫ですか!?」
と開けたが・・・・セーラがいない・・・・
「あれ?お嬢様・・・どこに居られるのですか?・・・」
見回してもセーラの姿が無かった。
「もしかしてお手洗いに行ったのかも知れない・・・」
と思い、もの凄く眠いせいもあり自分の部屋に戻ることにしたベッキーであった。

 次の日、ベッキーはセーラに起された。
「ベッキー・・・ベッキー!起きてる?」
と壁を叩くおとがする、慌てて返事をしたベッキー。
「はっはい!お嬢様!おはようございます!」
「おはよう!ベッキー!フフッ」
支度をして台所に向かうセーラとベッキー
「あっお嬢様、昨日はお部屋に一度顔を出したのですが居ませんでございましたね?」
「えっ!?そっそんな事はないわ!」
「いいえぇ、壁をノックしたのですがお返事がなかったものですから、失礼とは思いましたがお部屋に行ったんですぅ。そうしたらお姿が見えなかったものですから、お手洗いに行ってるものだと・・・・」
「そっ・・・そうね!確かにお手洗いには行ったわ!」
「やっぱり、そうでございましたか!すみません、失礼いたしまして!」
「いいのよ、ベッキー!さあ早く台所に行きましょう!」
「はい!お嬢様!」
今日も2人共元気良く働くのでありました。
 
 
》記事一覧表示

新着順:159/296 《前のページ | 次のページ》
/296