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★お題は『宇宙』★

 投稿者:黒路よしひろ  投稿日:2018年 6月25日(月)00時00分15秒
  ★今回のお題は『宇宙』、期限は七月一日(日)です★

「銀河」「ブラックホール」など、宇宙という言葉から連想するものなら何でもけっこうです。
お題の言葉を含んでいなくても構いません。

題詠の期間は一つのお題につき二週間です。
みなさんが気持ちよく参加できるよう、どうぞご協力のほどをよろしくお願いしますねm(_ _)m
 

黒路さま

 投稿者:みなみ  投稿日:2018年 6月24日(日)20時13分56秒
  「悲しむ」の歌、丁寧にお読みくださってありがとうございました。

スキムミルクは現代ではスーパーなどで粉末できれいなパッケージで売られていて、脱脂粉乳のイメージはないです。パンを焼く時の材料に使います。コーヒーに入れてみましたがダマになってクリープのようには溶けませんでした。

悲しみは行き場を失くす雨の檻、夜更けの庭に落ちる涙は

歌の構造が単純過ぎると思って提出しませんでしたが、実はこの歌の前に

まっ黒な悲しみさえも飲み込んでディープブルーの五月の空は

という歌がありました。

五月には青空が悲しみを飲み込んでくれた。ところが六月になると梅雨がはじまり、毎日雨ばかりで悲しみは行き場を失くしてしまった。

悲しみは行き場を失くす雨の檻、夜更けの庭に落ちる涙は

悲しみは行き場を失くす六月に白い紫陽花涙あふれて

と続いていきます。

「雨の檻」は梅雨の隠喩で、「夜更けの庭に落ちる涙」は「雨」で、自分の涙とオーバーラップさせたつもりでしたが、この歌も、次の白い紫陽花の歌も、一首だけではわかりにくかったかも知れません。

地震怖いですね。東日本大震災の時、東京で恐怖を体験しました。近くの店で買い物を終え、店を出たところで、突然、体験したことのない揺れに襲われて、家に帰ると家電が動いて棚の物が散乱していました。何日間も余震が続いて生きた心地がしなかったです。
梅雨も明けず鬱陶しい日が続きますがご自愛ください。
 

お題

 投稿者:さくら  投稿日:2018年 6月24日(日)08時44分17秒
  星一つ無限の空に尽きるとき地上の花のひとつ散るらむ  

黒路さま

 投稿者:みなみ  投稿日:2018年 6月24日(日)03時14分23秒
  お忙しい中、回答、添削をありがとうございます。ゆっくり読ませていただきます。  

「かも」について(^・^)

 投稿者:黒路よしひろ  投稿日:2018年 6月24日(日)00時14分19秒
  まよなかの月にも似たる夕がほの白くさびしき花のいろかも  相馬御風

みなみさんご質問の相馬御風さんの歌の「かも」は、おっしゃるとおり詠嘆、感動を表す終助詞ですね。
口語では「…のことよ」といった感じで…

真夜中の月にも似ているこの夕顔は白く寂しい花の色をしていることよ

といったところしょうか。
まあ、口語訳してしまうと歌の情緒が台無しになってしまいますが^^;
みなみさんの解釈でほぼ間違いないと思いますよ。

ではでは、また他のみなさんの歌にも時間を見つけて感想など書かせてもらいますね~~♪
 

みなみさん、こんばんは~~(^・^)

 投稿者:黒路よしひろ  投稿日:2018年 6月24日(日)00時12分45秒
  いや~~、こちらでは先ほどまたちょっと大きな余震があったのですが、大阪方面のみなさんは被害がなかったでしょうか^^;
僕も明日はかばん関西の歌会で大阪に行くんですけど、こういう余震があるとやはりちょっと不安になってしまいますね。
余震も収まって被災地がはやくもとの生活に戻ることを願いたいものです。

さてさて、そんな歌会前日の夜ですが、今夜もまたこちらのみなさんの歌にも少しだけでも感想書かせてもらいますね。

>Day by day薄まってゆく悲しみはミルクが溶けてゆくコーヒーに

うんうん、みなみさんのこの歌も、薄まってゆく悲しみをコーヒーに溶けるミルクに絡めて詠ったほんとに素敵な一首ですよね。
「Day by day」は日毎にといった感じの意味ですね。
ここは横文字が効果的に使われていて上手く活きている感じがします。

そうですね、どことなく現代のヒット曲的な上の句のまとめ方も時代を感じさせてくれて個性的ですし、この歌についてもほんとにこのままで充分素敵に仕上がっていると思いますよ。
時間によって癒される悲しみが主体の姿となって目に浮かんでくる一首ですよね。

ただまあ、あえて言うのなら「(悲しみが)薄まってゆく」と「(ミルクが)溶けてゆく」がちょっと喩えとして引っ付き過ぎな感じはするので…

Day by day薄まってゆく悲しみの白き渦巻く午後のコーヒー

うん、ここはたとえばこんな感じとかでミルクのほうは「渦を巻く」と遠回しに表現してみてもいいのかも知れませんね^^
こうすることで、読み手の脳裏には渦を巻きながら、結果として溶けてゆくミルクのイメージが再生されると思いますので。
その場合、三句目の助詞は「の」にしたほうが助詞による飛躍が生まれて歌がさらに活きるかも知れませんね。

でもほんと、一人コーヒーを飲む主体の透き通ったような姿が目に浮かんできてほんとに素敵な一首だと思いますので、これもひとつの参考までにと言うことで(笑)



>コーヒーにスキムミルクは溶けなくて決して消えない悲しみがある

こちらの歌も同じくコーヒーと悲しみを絡めて詠っていますが、内容的には先の歌と正反対の性質を持った魅力ある一首ですよね。
「スキムミルク」は脱脂乳のことだそうですね。
脱脂乳は(作者にその意図があるのかどうかはともかくとして)戦後まもなく学校給食に用いられた記憶とも相まって、下の句の表現がリアリティを持って迫ってくるような魅力も感じます。

そうですね、この二首は連作ではなく別々に詠われたものですし、それぞれに一人の作者の中にある二面性のようなものを表現しているようにも取れて、ほんとに素敵な一首に仕上がっていると思いますよ。
詠み手、読み手の年齢に関係なく、日本人の遺伝子に刻まれてしまった悲しみの記憶のようなものがきっとあるのでしょうね。

ただまあ、あえて言うのなら、この歌も「溶けなくて」と「消えない」はちょっと喩えとして引っ付きすぎているようにも感じるので…

コーヒーにスキムミルクは溶けなくて遠い記憶の悲しみがある

うん、ここはたとえばこんな感じとかでもう少し表現に距離をとってみたほうがいいのかも知れませんね^^
こうすることで戦後の記憶などもはっきりと感じさせることが出来て、一首がさらに引き立つようにも思いますので。

でもほんと、人間である以上、逃れることの出来ない歴史や悲しみがあるのだと感じさせてくれる素敵な内容の一首だと思いますので、これもひとつの参考までにと言うことで(笑)



>油まみれの猫が張り付く思い出に悲しみなんてなくならないさ

うんうん、こちらの歌も、どす汚れて張り付く悲しみを個性的な表現で詠ったほんとに素敵な一首ですよね。
上の句についてはまあ、定型に納める方法はいくらでもありそうですが、この表現の突飛さを活かすにはあえて字余りでインパクトを出してみるのもいいかと思います。

ちなみに、僕がこの掲示板で定型にこだわるのは、字余りや字足らずを活かすには基本の定型をしっかりと意識した上でないと出来ないからであり、定型を意識しない破調は必ずそこに「甘さ」が見えてしまうからです。

そうですね、その上で、「油まみれの」も「猫が張り付く」も外せない表現としてのしっかりとした個性がありますし、この歌についてもほんとにこのままで素敵に仕上がっていると思いますよ。
汚れた喩えでありながら、読み手に美しい悲しみのように感じさせる力を持っている点も評価したく思います。

ただまあ、ちょっとこの三句目の「思い出に」の表現だとやはりそこに落ち着くのかといったマイナス面での予定調和を感じてしまうので…

油まみれの猫が張り付くMemoryの悲しみなんてなくならないさ

うん、ここもたとえば先の歌のように横文字にしてしまうというのもひとつの手なのかも知れませんね^^
まあ、あまり横文字を使いすぎるのもワンパターンですが。
助詞は「に」だと筋が通りすぎて面白くないので、「の」のほうが面白いかも。

でもほんと、飛躍した比喩を用いることで歌に個性を出すという点では見事に成功している一首だと思いますので、これもひとつの参考までにと言うことで(笑)



>悲しみは行き場を失くす雨の檻、夜更けの庭に落ちる涙は

こちらの歌も、飛躍した比喩を用いて悲しみを表現したほんとに素敵な内容の一首ですね。
そうですね、みなみさんの狙った部分としては充分に成功しているように思いますし、この歌についてもほんとにこのままで素敵な一首に仕上がっているのではないでしょうか。
悲しいだけの内容を詠いながら、比喩の持つ技法としての冷静さが歌を暗くし過ぎない部分も好感が持てます。

ただまあ、この歌の場合、悲しみが雨の檻なのか、あるいは涙が雨の檻なのかが分かりづらいので、二句目については「行き場失くして」としたほうがいいのかも…

悲しみは行き場失くして雨の檻、夜更けの庭に涙は落ちる

うん、こんな感じにしたほうが「雨の檻」が独立して、雨の檻の中にいる主体の涙が落ちる感じで読み手にも場面がイメージしやすいのではないでしょうか^^
あと、「涙は」と倒置してしまっては喩えがあからさますぎるので、ここは「涙は落ちる」でまとめておいたほうがいいんじゃないかな。

でもほんと、面白い比喩の表現ですし、雨の音まで実際に聞こえてくるような魅力も感じますので、これもひとつの参考までにと言うことで(笑)



>悲しみは行き場を失くす六月に白い紫陽花涙あふれて

うんうん、こちらの歌も、先の歌とおなじ上の句から、紫陽花の花の上から落ちる水滴を詠ったほんとに素敵な一首ですよね。
わが家の中庭にも白い紫陽花が咲いているので、ちょうど今の時期はこの歌のような紫陽花の涙が見れます。

そうですね、そんな紫陽花の花から落ちる梅雨の雨粒を涙に喩えて素敵ですし、この歌についてもほんとにこのままで充分魅力ある一首に仕上がっていると思いますよ。
見る者の心が悲しんでいるとき、花もまた涙を流すのですよね。

ただまあ、この歌についても二句目を「行き場を失くす」としてしまうと「六月に」にと繋がり方がぎこちなく感じられてしまうので…

悲しみが行き場失くした六月に白い紫陽花涙あふれて

うん、ここはたとえばこんな感じで初句の助詞を「が」にして「悲しみが行き場なくした」と過去形でまとめてみてもいいのかも知れませんね^^
こうすることで、時間経過が生まれて結句のその瞬間がより活き活きと感じられるようにも思いますので。

でもほんと、白い紫陽花も具体的で良いですし、涙の比喩も魅力ある美しい一首だと思いますので、これもひとつの参考までにと言うことで(笑)

ではでは、梅雨の時季は体調を崩しやすいですので、みなみさんもどうぞお身体には気をつけてお過ごしくださいね~~
今夜もこの辺で♪
 

お題

 投稿者:さくら  投稿日:2018年 6月23日(土)19時46分55秒
  宇宙には君の愛した青き花デラフィニュームの咲くや咲かずや  

お題

 投稿者:青芽  投稿日:2018年 6月23日(土)17時52分38秒
  暗室のプラネタリウムに座して観る天体遠く瞬いており

暗室のプラネタリウムは非日常外は日常その中に在る
 

黒路さま 質問

 投稿者:みなみ  投稿日:2018年 6月23日(土)17時30分37秒
  まよなかの月にも似たる夕がほの白くさびしき花のいろかも (相馬御風)

結句の「かも」は「…だなあ」という感動・詠嘆の終助詞ですか?

真夜中の月にも似ている夕顔の花は白くて寂しい色をしているなあ

という訳で合っていますか? お暇な時によろしくお願いします。
 

黒路さま

 投稿者:みなみ  投稿日:2018年 6月22日(金)00時04分19秒
  私の歌は意味が通り過ぎるようなので、雪舟えまさんの歌のように句切れを失くしてはどうかと思いましたが、佐藤弓生さんの作品を見ると、句切れをはっきり意識して詠まれています。黒路さんからは、調べを大切にしてなるべく定型で詠むよう教えられていますので、定型に合わせながら意味の通りにくい歌を目指そうと思います。  

みなさん、こんばんは~~(^・^)

 投稿者:黒路よしひろ  投稿日:2018年 6月21日(木)23時20分54秒
  みなみさん、佐藤弓生さんの素敵な歌の紹介ありがとうございます^^
さまざまな技法を活かしながら、地球を取り巻く現代科学の産物である人工衛星を蛍に見立てた美しい一首ですよね。
人工衛星にも地球そのものにも精霊のような意志が宿っているようにも感じられて、短歌の伝統のようなものを見せられた思いがします。

そうですか、みなみさんは新・観潮楼歌会を受講されたことがあるのですね。
東京の近くに住んでらっしゃる方はこの手の歌会やイベントに参加出来る機会が多くてほんとに羨ましく思います。
奈良県だと、万葉集関係のイベントぐらいしかなくて、著名な現代歌人の方に会える機会がほとんどないんですよね(笑)

まあ、来月は奈良市のほうで「現代歌人集会春期大会」があるそうですので、僕も行けるようなら行ってみようかとも思ってますが。


祐一さんも、地震見舞いのお言葉ありがとうございました^^
奈良県のほうは最初の揺れは大きかったですが、その後の余震はそれほどなかったので今は普段通りの生活をしています。
ただ、大阪のほうではまだガスの供給などがストップしているところもあるそうで、被災地の人たちがはやくもとの生活に戻れるように願いたいものですね。

ではでは、また少しずつでもみなさんの歌にも感想など書かせてもらいますね♪
 

天体

 投稿者:夕夏  投稿日:2018年 6月20日(水)23時41分7秒
  物質がエネルギーへと変化する肉体からは愛が生まれる
物質もエネルギーもブラックホールへ肉体も愛も同様
 

宇宙

 投稿者:みなみ  投稿日:2018年 6月20日(水)19時50分24秒
編集済
  また少し太ったみたい体重計凝視している地球の朝に

永遠はあるのでしょうかこの星に回り続ける山手線は

クマネズミ、ネコのサイズで温暖化しているらしい地球の街で

わたしたち星の藻屑になるために生まれてきたのだろう、カクタス
 

黒路さんへ

 投稿者:祐一  投稿日:2018年 6月20日(水)11時00分53秒
  しばらく離れていましたが、ふと思い立ってここをのぞいてみたら、私の名前、
私の歌の感想、有難うございました。あ、地震だいじょうぶだったでしょうか。
今の日本、どこでもあぶないですね。
 

宇宙

 投稿者:みなみ  投稿日:2018年 6月20日(水)00時30分1秒
  人工衛星(サテライト)群れつどわせてほたるなすほのかな胸であった 地球は(佐藤弓生)

「蛍なす」は枕詞なんですね。人工衛星(サテライト)群を蛍に喩えて枕詞でほのかなに繋げ、下の句を句跨りで倒置している。上手いと思います。
はじめて参加した歌会が観潮楼歌会という由緒ある歌会でした。プロの方達の歌に選歌で参加しただけでしたが、半数近い票を集めた歌があって、どなたの歌かわかりませんでしたが私も投票しました。佐藤弓生さんの歌でした。
 

祐一さん、こんばんは~~(^・^)

 投稿者:黒路よしひろ  投稿日:2018年 6月20日(水)00時14分43秒
  いや~~、昨日の地震では奈良県も震度5弱で僕も腰の痛みを忘れて飛び起きてしまいましたが、みなさんも被害はなかったでしょうか^^;
震源地の大阪では水道水が濁ったりしているところもあるようなので、沙羅さんなどはしばらく大変かも知れませんね。
余震も一週間程度は続く可能性があるそうですので、みなさんもどうぞ油断せずに気をつけてお過ごしくださいね。

さてさて、そんなまだまだ余震も心配な中ですが、今夜もまたこちらのみなさんの歌にも少しだけでも感想など書かせてもらいますね。

>若き日に桜田淳子似た君に友に頼んで電話したっけ

うんうん、祐一さんのこちらの歌も、青春時代の恋の思い出を詠って初々しさがほんとに素敵な一首ですよね。
そうですか、祐一さんの想い人は桜田淳子似でしたか。

そうですね、こうやって似ている有名人の名前を具体的に出すことで、登場人物のイメージがくっきりと浮かび上がってくる魅力も感じますし、この歌についてもほんとにこのままで充分素敵に仕上がっていると思いますよ。
恋と、協力してくれる友の友情と、そしておそらくは叶わなかった想いと…
まさに青春そのものがそこにあるような美しい一首でもありますよね。

ただまあ、あえて言うのなら「桜田淳子」のあとにはやはり助詞が欲しいところかな。
ここは字余りになる上に助詞の「に」をつけると「に」が三回になってくどくなるので省略されたのだと思いますが、たとえば…

若きころ桜田淳子に似た君に電話したっけ友に頼んで

うん、初句を「若きころ」として、四句と結句を入れ替えてこんな感じでまとめてみるのもいいのかも知れませんね^^
「友に頼んで」を結句に持ってくることで、他の二つの「に」と距離が開いて「に」の三回続くくどさも中和されるようにも思いますので。

でもほんと、結末が詠われていないことで広がる物語性も感じられて素敵な青春の一首だと思いますので、これもひとつの参考までにと言うことで(笑)



>攻めるのがとても巧みなやつなので穴熊に組み戦っている

こちらの歌は将棋を詠った「穴熊」という言葉が、実際に穴に潜む熊をイメージさせて面白い一首ですね。
「穴熊」は将棋の王将の囲い方の一つで、香車の位置に王将が入って金将・銀将で守りを固めるものだとか。

そうですね、そんな攻め手の巧みさと、守りに入った主体の攻防が目に浮かんでくるようですし、この歌についてもほんとにこのままで充分素敵に仕上がっていると思いますよ。
短歌を詠むには短歌以外の何を持っているのかが大切だと教えてくれるような、詠み手の人生の深さも感じられる歌のようにも思います。

ただまあ、あえて言うのなら将棋を知らない人には「穴熊」だけだとちょっと分りにくい内容になってしまうようにも思うので…

攻めるのがとても巧みなやつなので穴熊に組み守る王将

うん、ここはたとえばこんな感じで最後に「王将」を出してネタばらしをしてみても面白いのかも知れませんね^^
こうすることで「穴熊」で?となった読み手も最後の最後で将棋なのだと分かってすっきりとした気持ちで歌を楽しめるようにも思いますので。

でもほんと、「穴熊」の言葉が生み出すイメージを効果的に活かした素敵な一首だと思いますので、これもひとつの参考までにと言うことで(笑)



>罪と罰ドストエフスキーの代表作秋の夜長にまた読んでいる

うんうん、そうですか、祐一さんはドストエフスキーの「罪と罰」を愛読されているのですね。
そういえば僕も中学生の頃、おなじくロシア文学のトルストイの「戦争と平和」を読もうとしたのですが、ロシア名の登場人物たちの名前にこんがらがって、またあまりの内容の長さに途中で挫折してしまいました(笑)

「罪と罰」もかなりの長編ですが、秋の夜長に読むにはまさにぴったりな小説かも知れませんね。

そうですね、そんなロシアの長編小説と日本の秋の夜長が見事に結びついた魅力ある一首ですし、この歌についてもほんとにこのままで充分素敵に仕上がっていると思いますよ。
ロシアと日本の異なる二つのものが歌の中で互いに響き合い、共鳴しているような協奏曲とも呼べる魅力も感じます。

ただまあ、あえて言うのなら、句またがりとして読んでもちょっと上の句の「調べ(リズム)」が良くないように思うので…

ドストエフスキーの名著「罪と罰」秋の夜長にまた読んでいる

うん、ここはたとえばこんな順序にしてまとめてみてもいいのかも知れませんね^^
こうすることで意味はそのままに「ドストエフ・スキーの名著」といった感じで、メリハリのある「調べ(リズム)」が生まれるようにも思いますので。

でもほんと、秋の夜長の祐一さんの姿まで見えてくるような素敵な大人の一首だと思いますので、これもひとつの参考までにと言うことで(笑)

ではでは、またしばらく梅雨らしいお天気が続くようですが、祐一さんも体調管理にはくれぐれも気をつけてお過ごしくださいね~~
今夜もこの辺で♪
 

さくらさん、申し訳ありませんでした(^・^;

 投稿者:黒路よしひろ  投稿日:2018年 6月18日(月)21時08分4秒
  さくらさん、申し訳ありませんでしたm(_ _)m
コピーミス、修正しておきました。

地震は…
今度ばかりはおんぼろわが家も倒壊かと思うぐらいに揺れましたが、幸い被害は出ませんでした^^;
ほんと、自然災害だけはいつ起こるかわからないので怖いですね。
みなさんもどうぞ、今後の余震などに気をつけてお過ごしくださいね。
ではでは、またみなさんの歌にも少しずつでも感想など書かせてもらいますね~~♪
 

宇宙

 投稿者:みなみ  投稿日:2018年 6月18日(月)16時51分41秒
編集済
  平日の公園ベンチにいるひとブラックホール頭の後ろ

いつまでもブラックホール出られない灰色の海ハローワークの

羽失くし空を飛べなくなったヒグラシ落ちてゆくブラックホール

出られないブラックホール生きている格差社会の端っこの隅
 

黒路さま

 投稿者:さくら  投稿日:2018年 6月18日(月)07時51分58秒
編集済
  黒路さん、おはようございます。
あの~、朝から申し上げにくいのですが、私の三首目の上の句「嘆けとて」が文字化けしたのか「けとて」になっております。(笑)
お暇な折にお直しいただければ、幸いです。

投稿直後に、関西方面の地震速報が入りました。震度が大きいようです。
黒路さんの辺りはいかがかと案じております。
 

みなさん、こんばんは~~(^・^)

 投稿者:黒路よしひろ  投稿日:2018年 6月18日(月)00時19分2秒
  夕夏さん、身体のことを心配していただきありがとうございます^^
かばん関西のリアル歌会のほうはまた次の日曜日に、都合がつけば参加させてもらう予定でいます。
身体のほうはまだまだリハビリが必要な状態ですが、短歌関係の活動ぐらいならいまのところは問題がない感じですので。
掲示板の感想については、いままでと同じでは僕自身の成長がないので少し違ったことも書けないかと試行錯誤してるのですがなかなか上手く行かないですね(笑)

つばきさんも、いつも素敵な歌の投稿ありがとうございます^^
たしかに前回の『土産』はちょっと難しかったかもしれませんね。
お題がすでに二巡目してしまってそろそろネタ切れなのですが、また三巡目に入ってもいい頃なのかも…

ではでは、またみなさんの歌にも時間を見つけて感想を書かせてもらいますね~~
今夜はこの辺で♪
 

★前回の投稿作品★

 投稿者:黒路よしひろ  投稿日:2018年 6月18日(月)00時01分22秒
編集済
  前回のお題『土産(みやげ)』に、みなさまから投稿していただいた作品です。
Yahoo!トピック終了にともない、これからはこちらで投稿作品の発表をさせていただきますね。

★前回の投稿作品★
お題『土産(みやげ)』(敬称略)

さくら

坊さんのかんざし買うを見たといふ我にもかつてバーチャルな恋

しらさぎの置き土産かな種ひとつ四季のめぐりて合歓の花咲く

嘆けとて柑橘の葉に置きみやげ ああ黒揚羽、黒き天使よ

-------------------------------------
みなみ

旅の土産もらいときめく桜月お返しだってわかってるけど

菓子、ワイン、洋服だってあげたのにぽっかり空いた深い穴だけ

熱冷めて乾いた砂漠から叫ぶ「あなたにあげたものを返して」

こんなものもらって困るお土産に桜の木とかネコのエサとか

お土産の貯水タンクは重たくてお返し何にしようか悩む

あか、きいろ、みどりの紅葉あふれてる帰りのカバンなにか嬉しい

コンサート券手に入れた帰り道キラキラの星降る夜空から

-------------------------------------
夕夏

土産品製造元を調べたらちょっとがっかり私の地元

とうりゅうのへやのてーぶるちんざするじまんのあじをまよわずえらぶ

-------------------------------------
青芽

名物に旨いものなしと言うけれど金賞取ったお国自慢だ

お土産は元気に帰る此の姿雪焼けの顔皓き歯の笑み

鮎釣りてお裾分けにと思いつつ電車の故障秒針を追う

清流に鮎釣り帰る夕暮れの向こうに待てる子や妻の顔

土地の文字妻のイニシャル湯呑に記し窯に焼きおり遠き旅路に

其の土地の名物カップに描きて焼く職さる間ぎわの出張の旅

-------------------------------------
つばき

おみやげは旅の印とグラス観る「小樽沖縄」朱の江戸切子

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★お題は『宇宙』★

 投稿者:黒路よしひろ  投稿日:2018年 6月18日(月)00時00分10秒
  ★今回のお題は『宇宙』、期限は七月一日(日)です★

「銀河」「ブラックホール」など、宇宙という言葉から連想するものなら何でもけっこうです。
お題の言葉を含んでいなくても構いません。

題詠の期間は一つのお題につき二週間です。
みなさんが気持ちよく参加できるよう、どうぞ、ご協力のほどをよろしくお願いしますねm(_ _)m
 

お題

 投稿者:つばき  投稿日:2018年 6月17日(日)21時27分26秒
  おみやげは旅の印とグラス観る「小樽沖縄」朱の江戸切子


今回のお題難しい、、頂き物は沢山ありますが どれも
短歌に詠めません、タイムリミット、?
 

お題

 投稿者:青芽  投稿日:2018年 6月17日(日)12時14分17秒
  土地の文字妻のイニシャル湯呑に記し窯に焼きおり遠き旅路に

其の土地の名物カップに描きて焼く職さる間ぎわの出張の旅
 

土産

 投稿者:みなみ  投稿日:2018年 6月16日(土)04時34分38秒
  おみやげの菫の花の砂糖漬け風の岬のマグにひらきぬ(雪舟えま)  

土産 七首

 投稿者:みなみ  投稿日:2018年 6月16日(土)04時32分6秒
  旅の土産もらいときめく桜月お返しだってわかってるけど

菓子、ワイン、洋服だってあげたのにぽっかり空いた深い穴だけ

熱冷めて乾いた砂漠から叫ぶ「あなたにあげたものを返して」

こんなものもらって困るお土産に桜の木とかネコのエサとか

お土産の貯水タンクは重たくてお返し何にしようか悩む

あか、きいろ、みどりの紅葉あふれてる帰りのカバンなにか嬉しい

コンサート券手に入れた帰り道キラキラの星降る夜空から

まとめました。
 

何時もありがとうございます。

 投稿者:夕夏  投稿日:2018年 6月16日(土)01時29分42秒
  何時も添削や丁寧な感想ありがとうございます。最近は評価数の分かる「うたのわ」への投稿が主となっています。元々歌の教本として読んだものは、「沖ななも」さんの著書で、57577と31音以外規制はないということと、「笹短歌」で忘れられない歌を詠むとのことが私の本質的素養となっています。感銘を受ける詩も分かりますが覚えてはいません。どの様な歌を詠めば良いか迷う事しきりです。ちょっと気がかりなことは、黒路さんの掲示板投稿歌へのコメントが以前より多い事です。腰の具合でリアル歌会への参加活動が減っているのでしょうか?リアル歌会でのご活躍をお祈り申し上げます。一首めは添削どおり、平仮名の歌は元歌どおりでお願いします。  

夕夏さん、こんばんは~~(^・^)

 投稿者:黒路よしひろ  投稿日:2018年 6月15日(金)23時51分35秒
  いや~~、ここ数日、梅雨の中休みが続いていましたが、台風が発生して来週からはまたしばらく雨ばかりの日が続きそうですね^^;
この時期の台風はそれほど大きな被害は出ないと思いますが、みなさんもどうぞ油断せずに早めの対策をしてください。

さてさて、そんな台風間近の週末ですが、今夜もまたこちらのみなさんの歌にも少しだけでも感想書かせてもらいますね。

土産品製造元を調べたら私の地元ちょっとがっかり

うんうん、夕夏さんのこの歌も、お土産もの屋さんで見つけた地元製品にちょっとがっかりしてしまった作者の心情が、面白い表現で詠われたほんとに素敵な一首ですよね。

たしかに、美味しそうな土産物を手に取ってみても、それが自分の地元で製造されていると知ったらちょっとがっかりですよね。
地元製造のものを地元の人にお土産で配るのもなんだか複雑な気分にもなりますし。

そうですね、そんな旅先の「あるある」感を上手く捉えた着眼点も魅力的ですし、この歌についてもほんとにこのままで充分素敵に仕上がっていると思いますよ。
少し俗な方向にある内容ですが、土産物というのはそもそも俗なものですし、そんな俗な世界にある楽しさこそ生きる楽しさでもあるのだと教えてくれる歌のようにも感じます。

ただまあ、あえて言うのなら、三句目で種明かしをしてしまっては下の句もただの感想になってしまって面白味が損なわれるので…

土産品製造元を調べたらちょっとがっかり私の地元

うん、ここはたとえばこんな感じで、何故がっかりしたのかを結句に持ってきたほうが歌の魅力をさらに活かせるのではないでしょうか^^
こうすることで「なにががっかりなのか」の興味を持って読み手を最後まで引きつけることが出来るように思いますので。

でもほんと、笑いの要素を取り入れながら土産物を選ぶ楽しさを伝えてくれる素敵な歌のように思いますので、これもひとつの参考までにと言うことで(笑)


とうりゅうのへやのてーぶるちんざするじまんのあじをまよわずえらぶ

うんうん、こちらの歌も、観光地の自慢の味を詠って魅力ある旅の一首ですよね。

「とうりゅう」は「逗留」と「当世流行の」の意味。
「じまんのあじ」は、「自慢の味」と「自慢の鯵」の両方が掛けられているのかな。
「ちんざする(鎮座する)」もテーブルと鯵の両方に掛かっていて、夕夏さんらしい面白い構成の一首ですよね。

そうですね、そんな旅行先の魅力ある雰囲気を出しながら土産物というお題を活かした面白い一首ですし、この歌についてもほんとにこのままで充分素敵に詠めていると思いますよ。
ただまあ、あえて言うのなら、この上の句の内容だと結句がちょっと浮いてしまいようにも思うので…

とうりゅうのへやのてーぶるちんざするじまんのあじをひとつまみする

うん、「土産もの」のお題から少しずれてしまうかも知れませんが、ここはこんな感じで逗留先で土産物をつまんでいる意味にしたほうが自然な感じでまとまるかも知れませんね^^
こうすることで、掛け言葉の面白さを活かしつつ、歌としての内容も言葉遊びだけに終わらない深みを持つようにも思いますので。

でもほんと、掛け言葉の面白さと旅先の逗留の雰囲気を活かした魅力ある一首に仕上がっていると思いますので、これもひとつの参考までにと言うことで(笑)

ではでは、今日は少し肌寒いように感じますので、夕夏さんも油断して風邪など引かないように気をつけてくださいね~~
今夜もこの辺で♪
 

土産

 投稿者:みなみ  投稿日:2018年 6月15日(金)05時46分45秒
  コンサート券手に入れた帰り道キラキラの星降る夜空から  

かんぱちさん、こんばんは~~(^・^)

 投稿者:黒路よしひろ  投稿日:2018年 6月14日(木)00時06分43秒
  いや~~、今週に入って梅雨の中休みが続いていますが、ずっとこんなお天気が続いてくれればいいのですけどね^^
ちなみに、僕は日曜日の日に簿記3級の資格試験を受けてきたのですが、ここ数年で一番簡単と言えるほどのテスト内容だったにも関わらず焦りでミスを連発…
合格発表はまだですが、たぶん落ちてそうです(汗。。

さてさて、そんな簿記試験も一応、終わったことですし、またこちらのみなさんの歌にも少しずつでも感想書かせてもらいますね。
とりあえず、かんぱちさんの歌の感想の続きから…

>外国の地に山椿根付くやら友に送ると種子を拾へり

うんうん、かんぱちさんのこちらの歌は、山椿の種を通して遠い国にいる友人に思いを馳せた一首ですね。
友人に送ってやろうと山椿の種を拾う主体の姿が目に浮かんでくるようで、その美しい心が素敵です。
誰かのために一生懸命になる姿というのはほんとうに美しいものですよね。

そうですね、そんな友人の住む外国の地に根付くことを想像して種を拾う主体の心の華やぎまで伝わってくるようですし、この歌についてもほんとにこのままで充分素敵に仕上がっていると思いますよ。

ただまあ、あえて言うのなら、「外国」としてしまうと漠然としてイメージが湧かないので…

イギリスの地に山椿根付くやら友に送ると種子を拾へり

うん、ここはこんな感じとかで「イギリス」や「アメリカ」などの国名を入れてみてもいいのかも知れませんね^^
(実際にご友人の方がどこに住んで居られるのかはわかりませんが)。
こうすることで、読み手の脳裏にもそれらの地で花開く椿のイメージがより一層鮮明に浮かんでくるようにも思いますので。

でもほんと、作者の人間味のある魅力が歌にもよく現れている素敵な一首だと思いますので、これもひとつの参考までにと言うことで(笑)



>耕人のゐる花の下とき満ちて水田となれば花びら浮くらむ

うんうん、こちらの歌も、水田となった田圃に浮く花びらを想像した作者の感性がほんとに素敵な春の一首ですね。
「耕人(こいじん)」は文字通り田畑を耕す人のことで、俳句では春の季語でもあるそうですね。
この歌の季節にぴったりの言葉といった感じがします。

一応、この花は内容からするとやはり桜の花でしょうか。
田圃に水を入れるのは僕の住む地域では六月前後なのでちょっと違和感がありますが、地域によっては四月頃から田植えをするところもあるようなので、現代でも実際にこういう景色を見ることもあるのかも知れませんね。

そうですね、そんな水田に浮かぶ花びらの情景が読み手の脳裏にも広がってくるような魅力を感じますし、この歌についてもほんとにこのままで充分素敵に仕上がっていると思いますよ。
大昔の人は桜の開花を見て田植えの準備を始めたともいいますし、そんな桜と稲作の歴史も感じさせてくれる魅力もありますよね。

ただまあ、「耕人のゐる」としてしまうと、「耕す人のいる田畑=荒れていない田畑」の意味に読めてちょっと歌意がわかりにくくなってしまうようにも思うので…

耕人が立つ花の下とき満ちて水田【みずた】となれば花びらの浮くらむ

うん、ここはこんな感じで「耕人が立つ」としてもいいのかも^^
こうすることで、今現在その場所に「ゐる」ことがはっきりとするようにも思いますので。
あと、「水田」は「すいでん」だと字余りになるので「みずた」としてルビを振っておくと、表現に軟らかさも出て良いかも知れませんね。
(「みずた」は広辞苑にも載っている言葉なので。)

結句の字余りも少し気になるところですが、推量の「らむ」も「花びら」も外せない言葉なのでここはあえて字余りで変化を出しておくのもいいのかも。
あるいは助詞の「の」を補って九音に破調させるのもいいかのも。

でもほんと、桜の花と日本の美しい田園風景が重なって見える素敵な一首だと思いますので、これもひとつの参考までにと言うことで(笑)



>一人舞ふ太極拳を悲しまず桜笑ひて神と手を取り

こちらの歌も、桜を通して神の存在を感じ取ったアミニズム的感性の素敵な一首ですね。
神とはありますが、この場合は全能の神と言うよりは桜などに宿る小さな自然神のようなイメージでしょうか。

太極拳は健康術としても人気があるようですが、これは実際にかんぱちさんが行って居られるのかな。
なんだか一人で演舞するかんぱちさんの姿を想像して微笑ましい一首ですよね。

そうですね、そんな一人で太極拳を行う主体と、自然界の神との邂逅が素敵に詠われていますし、この歌についてもほんとにこのままで充分魅力ある一首に仕上がっていると思いますよ。
短歌にはこういう目に見えないものの存在を感じ取る感性というのがほんとうに大切なように思います。

ただまあ、あえて言うのなら結句は言い差しの形にして流してしまうよりは「取る」と言い切ったほうが良いようにも思いますけど…

ひとり舞ふ太極拳を悲しまず桜笑ひて神と手を取る

うん、こんな感じで^^
こうすることで、言い差しの時にはその存在が曖昧になっていた神がたしかにそこに存在しているとの確信として読者にも伝わりやすくなるように思いますので。
あと、初句はこの歌の場合は平仮名表記のほうが柔らかさが出て活きてくるかも知れませんね。

でもほんと、神々に包まれて生きている人間の姿が美しく詠われた魅力ある一首だと思いますので、これもひとつの参考までにと言うことで(笑)




>神遊びすれば醍醐の桜かな名もなき園に万朶の唯我

うんうん、こちらの歌も先の歌と同じく、桜との邂逅に神の存在を感じ取って詠ったほんとに素敵な一首ですね。
先の歌の場合は八百万神のような日本古来の自然神の存在を感じましたが、こちらは少し仏教色も見て取れてまた面白い魅力の内容ですね。

「醍醐」はこの歌の場合は仏教の最高真理の意味でしょうか。
「万朶(ばんだ)」は多くの垂れ下がった枝のことですね。
「唯我」は自分一人の意味かな?

そうですね、そんな言葉の選択もこだわりが感じられて個性的ですし、この歌についてもほんとにこのままで充分素敵に仕上がっていると思いますよ。
もともと「遊ぶ」という行為は神々を祭り祝う行為のことを言ったそうですが、この歌はまさにそ「神遊び」の歌ですよね。

ただまあ、あえて言うのなら「万朶」という難しい言葉の後にさらに「唯我」と難解なまとめ方をしてしまうと読み手がついて来れなくなるようにも思うので…

神遊びすれば醍醐の桜かな名もなき園に万朶は揺るる

うん、ここはたとえばこんな感じとかで「万朶」がなんだかわからない人にもそれを想像させるような言葉で補ってみてもいいのかも^^
短歌はもともとは和歌なので、「唯我」のような漢字熟語を使いすぎるよりは、「揺る」のような動詞などで柔らかさを出したほうが合うようにも思いますので。

でもほんと、神々の存在をそこに感じ取った作者の感性が素敵な一首だと思いますので、これもひとつの参考までにと言うことで(笑)



>ぐうるりスマホかざしてビデオ撮る二度と遇ふなき天と花とを

こちらの歌も桜の花の一首ですが、スマホのビデオカメラでの撮影を「ぐうるり」という具体的な表現で詠った現代風の作風が素敵に感じます。
「二度と遇ふなき天と花」との言葉もまた、先の歌などに見られた自然の神との邂逅を感じさせてくれて魅力ある表現ですよね。

たしかに、おなじ春でも、おなじ場所に咲く桜でも、そのときどきでまた違った表情を見せるものですよね。
まさに一期一会の出逢いといったところでしょうか。

そうですね、そんな天と花との出逢いを最新の機器であるスマートフォンに絡めて詠った感性が素敵ですし、この歌についてもほんとにこのままで充分魅力ある一首に仕上がっていると思いますよ。
最新の機器と古から存在する神々との二物衝突が生み出す美といったものも感じます。

ただまあ、あえて言うのならこの歌の場合は初句に助詞の「と」が欲しいところですね…

ぐうるりとスマホかざしてビデオ撮る二度と遇ふなき天と花とを

うん、こんな感じで^^
結句にも「と」が繰り返しで使われていますが、初句と結句の開きがあるのでこの重なりは気にはならないと思いますので。

でもほんと、桜の花に囲まれてぐうるりと回転する作者の姿が目に浮かんでくるような魅力を感じますので、これもひとつの参考までにと言うことで(笑)



>川上の桜散り初めちりぢりに橋の下ゆく遊び遊びに

うんうん、こちらの歌も、川上で散った桜の花びらが、橋の下を流れていく様子を擬人化して詠ったほんとに素敵な一首ですよね。
「遊び遊びに」と詠われることで、この歌もまた桜に宿る精霊(神)の存在のようなものも感じ取れて魅力ある表現のように思います。

この部分は「ちりぢりに」と、助詞「に」の重なりがちょっとしつこいようにも感じますが、繰り返しの「調べ(リズム)」としては面白さが出ているようにも思うので、これもこれでいいのかも。
「初め」は「ぞめ」と読むのかな。

そうですね、そんな桜の花の様を「遊び」と表した感性も素敵ですし、この歌についてもほんとにこのままで充分魅力ある一首だと思います。

ただまあ、「初め」は初めて何かをする意味で、この歌のような「散り始め」などの場合はちょっと意味が(漢字も)違うように思うので…

川上の桜ばな散るちりぢりに橋の下ゆく遊び遊びに

うん、ここはたとえばこんな感じとかでまとめてみるのもひとつの手かも知れませんね^^
「散り始め」と言わなくても「散る」だけでこの歌の内容は充分に表現できると思いますので。

でもほんと、写生の先に植物の意志まで見つめ取ったような素敵な一首だと思いますので、これもひとつの参考までにと言うことで(笑)



>花びらは遊びがてらに模様描く仲間増やせる川面うるはし

こちらの歌も、川面を流れる桜の花びらを擬人化して捉えたほんとに素敵な感性の一首ですね。
たしかに、川面の花びらって何かの模様のようにも見えますね。

そんな模様を擬人化した花びらの遊ぶ様と結びつけたセンスの良さが見事ですし、この歌についてもほんとにこのままで充分素敵に詠めていると思いますよ。
擬人化と言うよりは、やはりこの歌も実際に桜の花びらに意志を感じているのかも知れませんね。
自然の存在に意志を感じたとき、そこに歌が生まれるのかもと、そんなふうにも感じました。

ただまあ、あえて言うのなら「遊びがてら」の表現もかんぱちさんらしくて良いのですが、ちょっと理屈っぽいような印象も出てしまうので…

花びらは遊びをせんと模様描き仲間増やせる川面うるはし

うん、ここはたとえばこんな感じとかでまとめてみても良いのかも知れませんね^^
あと、三句目の「描く」も「く」とするとちょっと甘さが出てしまうようにも感じるので「描き」としてもいいのかも。

でもほんと、自然界の存在に意志を感じ取った感性が見事な一首だと思いますので、これもひとつの参考までにと言うことで(笑)

ではでは、貴重な梅雨の中休みですので、かんぱちさんも熱中症などには気をつけて有効にお使いくださいね~~
今夜もこの辺で♪
 

土産

 投稿者:みなみ  投稿日:2018年 6月14日(木)00時03分54秒
  あか、きいろ、みどりの紅葉あふれてる帰りのカバンなにか嬉しい  

土産

 投稿者:みなみ  投稿日:2018年 6月13日(水)09時50分36秒
編集済
  こんなものもらって困るお土産に桜の木とかネコのエサとか

お土産の貯水タンクは重たくてお返し何にしようか悩む
 

お題

 投稿者:青芽  投稿日:2018年 6月12日(火)08時27分55秒
  鮎釣りてお裾分けにと思いつつ電車の故障秒針を追う

清流に鮎釣り帰る夕暮れの向こうに待てる子や妻の顔
 

お題

 投稿者:さくら  投稿日:2018年 6月11日(月)09時07分25秒
  嘆けとて柑橘の葉に置きみやげ ああ黒揚羽、黒き天使よ  

★お題は『土産(みやげ)』★

 投稿者:黒路よしひろ  投稿日:2018年 6月11日(月)00時00分23秒
  ★今回のお題は『土産(みやげ)』、期限は六月十七日(日)です★

「赤福餅」「八つ橋」など、土産(みやげ)という言葉から連想するものなら何でもけっこうです。
お題の言葉を含んでいなくても構いません。

題詠の期間は一つのお題につき二週間です。
みなさんが気持ちよく参加できるよう、どうぞ、ご協力のほどをよろしくお願いしますねm(_ _)m
 

みなみさん、こんばんは~~(^・^)

 投稿者:黒路よしひろ  投稿日:2018年 6月10日(日)22時06分13秒
  素敵な番組の短歌企画の紹介、ありがとうございます^^
残念ながらこの番組は関西地方では放送されてないようですが、短歌の楽しさを多くの人に知ってもらえる素晴らしい企画ですよね。

動画のほうも閲覧させてもらいましたが、又吉さんはさすがに作家としても活躍されていらっしゃるだけあって発想やセンスが飛び抜けていますよね。
他の方たちの歌もそれぞれに個性があって、たとえば結句を少し飛躍させたりするだけでどの歌も本格的な短歌作品になるんじゃないかと思いながら楽しく観させてもらいました。
ほんと、こういう番組を通して短歌をもっと多くの人たちに知ってもらえるとうれしいですよね。

ではでは、また時間を見つけてみなさんの歌にも感想など書かせてもらいますね♪
 

土産

 投稿者:みなみ  投稿日:2018年 6月10日(日)11時06分9秒
編集済
  菓子、ワイン、洋服だってあげたのにぽっかり空いた深い穴だけ

熱冷めて乾いた砂漠から叫ぶ「あなたにあげたものを返して」
 

かんぱちさん、こんばんは~~(^・^)

 投稿者:黒路よしひろ  投稿日:2018年 6月 7日(木)23時47分46秒
  いや~~、近畿地方もとうとう梅雨入りして、今日は雨こそ降らなかったものの湿気の多いなんとも蒸し暑い一日でした^^;
これからしばらくはこんな湿気と雨の日が続きますし、僕も今の内に髪の毛を短く切っておこうかな。

さてさて、かんぱちさんが投稿してくださったたくさんの春の吟行歌ですが…
添削自体は済んだのですが感想がまだ書き切れていないので、とりあえず書けた分だけ先に投稿しておきますね~~(笑)

>春一番の花ならんとや思ふらし丈を揃へて三階草群る

うんうん、かんぱちさんのこの歌も、萌え出る春の情景を詠ってほんとに素敵な一首ですよね。
「三階草」は「ホトケノザ」のことですね。
同じ呼び名でも春の七草の「ホトケノザ」とはまた違った植物とのことですが、この歌にもあるようにこちらのほうが春を代表する草花と言った感じでよく野原などで目にしますよね。

そうですね、そんな三階草の群れる様を詠ってほんとに魅力ある内容ですし、この歌についてもこのままで充分素敵に仕上がっていると思いますよ。
「春一番の花ならん」と表した感性もほんとに素敵ですね。
こう詠われることで三階草だけでなく、あらゆるものが競い合うように芽を出す季節の植物たちのエネルギーが伝わってくるようなそんな気もします。

ただまあ、初句七音もこれはこれで面白くていいとは思うのですが、ここは「番」をはずして…

春一の花ならんとや思ふらし丈を揃へて三階草群る

うん、こんな感じにしてみるのもひとつの手かも知れませんね^^
これでももとの歌の持つ意味と魅力は充分に活かせるように思いますので。
でもほんと、小さな植物を通して表現される地球のエネルギーのようなものも感じられるほんとに素敵な一首だと思いますので、これもひとつの参考までにと言うことで(笑)



>太陽の追ひかけ来るも繊月の独り舞台なり桜待つころ

こちらの歌も、桜の開花を間近に控えた季節の夜を、織月の独り舞台と表現した感性がほんとに素敵ですよね。
「織月」は細い月で三日月のことですね。
独り舞台に立つ織月が、どことなく桜の花との競演を待っているようにも思えて、春の夜の不思議な魅力も感じます。

そうですね、そんな織月の美しさが目に浮かんでくるようですし、この歌についてもほんとにこのままで充分素敵に仕上がっていると思いますよ。
ただまあ、あえて言うのならやはり四句目の字余りによる「調べ(リズム)」の崩れですが…

太陽のまだ来ぬ内は繊月の独り舞台か桜待つころ

うん、ここはたとえばこんな感じとかで二句目の意味を少し変えて、四句を「独り舞台か」としてみてもいいのかも知れませんね^^
こうすることでこの歌の核心部分は変わらないで、一首の「調べ(リズム)」がより先鋭になるようにも思いますので。

でもほんと、万葉の時代から夜の世界を支配してきた月読みの神のごとく美しい一首に仕上がっていると思いますので、これもひとつの参考までにと言うことで(笑)



>むくつけき貧しき男一人にて花の下往く放下せるかに

こちらの歌は一転して、桜の下の人間の世界へ視点を戻した、俗な人の姿と花の対比が魅力の一首ですね。
「むくつけし」は「気味が悪い」の意味。
「放下(ほうか)」は投げ捨てることかな。
(まあ、この歌の場合、「放火」の入力変換ミスな気もしますが・笑)

そうですね、そんな花の美しさと怪しげな人間の気味の悪い対比が面白いですし、この歌についてもほんとにこのままで充分素敵に仕上がっていると思います。
どことなく石川啄木の歌の雰囲気にも似ていますが、あるいは人間というのはいつの時代も不気味な半面を持った生き物なのかも知れませんね。

ただまあ、「貧しき」は見た目の判断で実際のところはどうなのかはわからないですし、貧しさが悪につながるとの評価も今の時代の価値観にはちょっと合わないようにも思うので…

むくつけき中年男一人にて花の下往く放下せるかに

うん、ここはたとえばこんな感じで年齢などをさらりと表現するだけにしてみてもいいのかも知れませんね^^
でもほんと、人間が半身に持つ不気味さが花の美しさの下で表現される魅力ある一首に仕上がっていると思いますので、これもひとつの参考までにと言うことで(笑)



>われも一人友らの顔に花の香の有る無し言ひて風に吹かれて

うんうん、こちらの歌も、桜の花の下で友人たちと過ごすひとときを詠って、ほんとに素敵な春の一首ですよね。
上の句は、これは「われも友たちの顔の中の一人として居る」の意味ですよね。

桜の花にも微かな香りはあるそうですが、数本の桜ぐらいだとその香りを感じることもほとんどないかも。
僕も吉野山などに行ったときは気のせいか独特の花の香りがするように感じましたが。

そうですね、そんな桜の下で友人たちとのたわいない話を楽しむ時間が素敵に表現されていますし、この歌についてもほんとにこのままで充分魅力ある一首に仕上がっていると思いますよ。
あるいは人の輪の中にいることで初めて認識される自分自身の存在と言うのもあるのかも知れませんね。
ただまあ、結句についてはおなじ言い差しなら「て」止めよりも…

われもまた友らの顔に花の香の有る無し言ひて風に吹かれし

うん、こんな感じで助動詞「し(き)」まとめたほうが歌が引き締まって良いようにも思いますけど^^
あと、初句は「一人」と言わなくても充分意味が通じるので「われもまた」あたりでまとめてみてもいいのではないでしょうか。

でもほんと、吹く風のように過ぎてゆく時間の中での楽しき一瞬を切り取った素敵な一首だと思いますので、これもひとつの参考までにと言うことで(笑)



>平成の最後の花見ならんかも摂理のままに花弁はらりと

こちらの歌も、平成という時代の終わりを予感させながら散ってゆく花びらにこの世の摂理を見いだした哲学性がほんとに素敵な一首ですね。
実際には来年の五月から新しい元号になるそうなので、もう一度ぐらいは平成の桜を見れるのかな。

そうですね、そんな約二百年ぶりとなる天皇の生前退位という時事を巧く歌の中に活かせていますし、この歌についてもほんとにこのままで充分素敵に仕上がっていると思いますよ。
平成という名の花びらが散っていくその日を先取りしたような、そんな静かな美しさも感じる一首ですよね。

ただまあ、字余りになりますしこの歌の場合は結句の「と」は必要ないようにも思いますけど…

平成の最後の花見ならんかも摂理のままに花弁はらり

うん、ここはこんな感じでまとめてみたほうが納まりも良くて一首が引き締まるのではないでしょうか^^
でもほんと、時代も花も、その終わりの時に見せる一抹の寂しさを良く捉えた一首のように思いますので、これもひとつの参考までにと言うことで(笑)

ではでは、明日からはしばらく雨が続くようですが、かんぱちさんも体調管理にはくれぐれも気をつけてお過ごしくださいね~~
今夜もこの辺で♪
 

お題

 投稿者:さくら  投稿日:2018年 6月 6日(水)07時46分54秒
編集済
  しらさぎの置き土産かな種ひとつ四季のめぐりて合歓の花咲く

数年前、近くの玉川上水に棲む白鷺が遊びにきて、鉢の中に糞を落していきました。
その中に、合歓の種がまざっていたのですね、きっと。 ぐんぐん育って毎年美しい花を咲かせてくれます。
 

土産

 投稿者:夕夏  投稿日:2018年 6月 5日(火)21時17分1秒
  とうりゅうのへやのてーぶるちんざするじまんのあじをまよわずえらぶ  

お題

 投稿者:青芽  投稿日:2018年 6月 5日(火)20時33分25秒
  名物に旨いものなしと言うけれど金賞取ったお国自慢だ

お土産は元気に帰る此の姿雪焼けの顔皓き歯の笑み
 

土産

 投稿者:夕夏  投稿日:2018年 6月 5日(火)08時11分59秒
  土産品製造元を調べたら私の地元ちょっとがっかり  

土産

 投稿者:みなみ  投稿日:2018年 6月 4日(月)17時08分28秒
  旅の土産もらいときめく桜月お返しだってわかってるけど  

お題

 投稿者:さくら  投稿日:2018年 6月 4日(月)09時35分48秒
編集済
  坊さんのかんざし買うを見たといふ我にもかつてバーチャルな恋  

★前回の投稿作品★

 投稿者:黒路よしひろ  投稿日:2018年 6月 4日(月)00時02分34秒
  前回のお題『悲しむ』に、みなさまから投稿していただいた作品です。
Yahoo!トピック終了にともない、これからはこちらで投稿作品の発表をさせていただきますね。

★前回の投稿作品★
お題『悲しむ』(敬称略)

みなみ

Day by day薄まってゆく悲しみはミルクが溶けてゆくコーヒーに

コーヒーにスキムミルクは溶けなくて決して消えない悲しみがある

油まみれの猫が張り付く思い出に悲しみなんてなくならないさ

悲しみは行き場を失くす雨の檻、夜更けの庭に落ちる涙は

悲しみは行き場を失くす六月に白い紫陽花涙あふれて

存在がだんだん薄くなってゆくきみ色褪せてゆく悲しみは

悲しみの果てには何もない宇宙、千年経ったらまた会いましょう

二十年、老いた二人は、もどれないブーゲンビリア花の色褪せ

褪せてゆく壁の落書き歳月に悲しいことは忘れてしまう

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つばき

メァリーの名をもつバラは雨にぬれ歌人が詠まば恋の悲しみ

純情を永久に誓いし「セミプレナ」他の色拒む白き花びら

紫陽花の球は大きく膨らんで君旅立ちし一年(ひととせ)過ぎぬ

靴カバン沈黙まもる箱の中「ちあきなおみ」のような生き様

泡沫の夢と散りしか今生の火宅も情もまぼろしの如

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青芽

悲恋もの観しラストシーン雨の中吾が遠き日の姿にも似て

外人の養女となりし幼き子雨情が書きて歌にうたわれ

養父母と波止場で船に乗るものを病のために独り残され

幼き子施設の窓に父母想い病む身に仰ぐ秋空の雲

九歳で逝きし幼女の哀れさよ花も蝶々も目にとどめなく

生さぬ仲なれど親子の情愛に涙もらいぬ韓国ドラマ

創りものなれど心の温き人ドラマのなかに心洗わる

-------------------------------------
さくら

夢のなか悲しみ一つ淘汰され空にうかんだ麦わら帽子

昼間には変換できる悲しみの夜にはひたと寄り添うてくる

右足の外反母趾のそのままに変わっちまった赤い靴かな

ベランダで共に眺めしスカイツリー君なきあとの今日も光れり

悲しみの一つ一つが身のうちにジグザグ模様の層となりゆく

-------------------------------------
夕夏

かなしきはしたごころあらざりしかなこいによりそいあいによりそい

-------------------------------------
ハリマオ

日々過ごすうれしいことも悲しみも無くて過ごすを幸せという

妹を亡くせしときの賢治の詩哀しみ極む文字の力よ

啄木の「悲しき玩具」読んでまた思いを馳せる貧しさとうこと

-------------------------------------
沙羅

流れ出る川なき湖の悲しみをたたへて青し夏の摩周湖

-------------------------------------
 

★お題は『土産(みやげ)』★

 投稿者:黒路よしひろ  投稿日:2018年 6月 4日(月)00時02分11秒
  ★今回のお題は『土産(みやげ)』、期限は六月十七日(日)です★

「赤福餅」「八つ橋」など、土産(みやげ)という言葉から連想するものなら何でもけっこうです。
お題の言葉を含んでいなくても構いません。

題詠の期間は一つのお題につき二週間です。
みなさんが気持ちよく参加できるよう、どうぞご協力のほどをよろしくお願いしますねm(_ _)m
 

お題

 投稿者:青芽  投稿日:2018年 6月 2日(土)17時02分21秒
  生さぬ仲なれど親子の情愛に涙もらいぬ韓国ドラマ

創りものなれど心の温き人ドラマのなかに心洗わる
 

お題

 投稿者:つばき  投稿日:2018年 6月 2日(土)16時20分53秒
  泡沫の夢と散りしか今生の火宅も情もまぼろしの如  

お題

 投稿者:さくら  投稿日:2018年 6月 2日(土)09時44分12秒
編集済
  悲しみの一つ一つが身のうちにジグザグ模様の層となりゆく                

『悲しむ』

 投稿者:沙羅  投稿日:2018年 6月 2日(土)07時29分7秒
編集済
  流れ出る川なき湖の悲しみをたたへて青し夏の摩周湖

昨日投稿した歌を推敲して変えました。
 

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