投稿者
 メール
  題名
  内容 入力補助 youtubeの<IFRAME>タグが利用可能です。(詳細)
    
 URL
[ ケータイで使う ] [ BBSティッカー ] [ 書込み通知 ]


黒路さま

 投稿者:  投稿日:2019年 3月22日(金)14時34分54秒
  返信ありがとうございます。歌会でもそういうことはあるんですか。歌会も句会も数回参加しましたが、私の歌は票が入りにくいので行かなくなりました。
今回の場合は詠み手側の未熟の方でしょうね。因みに一席の歌は読み解きにくい高度な歌で、自分の歌との違いがわかり勉強になりました。因みに黒路さんが気にかけていたMSさんは胸キュン大賞でお名前を拝見しました。
 

お題

 投稿者:さくら  投稿日:2019年 3月22日(金)09時58分28秒
  面白くないことありて蹴りたくも石の一つもなきは悲しき

道ゆけば項垂れつつもなお白き辛夷のはなの鈍のかがやき
 

黒路さんいつもありがとうございます。

 投稿者:夕夏  投稿日:2019年 3月22日(金)00時49分23秒
  平成の情報化社会のなかで個人情報の漏洩など社会情勢に流されて本当の怖さの本質を見抜けなくなってしまったようで、情報漏れは悪用した者への犯罪取り締まりの不備、情報の隠蔽のほうが怖いのに、ただ、漠然としたおそれに恐れを感じるだけ、対応策への無策の怖さを忘れてしまったようで、歌にしてみました。いつも丁寧に読んでいただき、わかりやすい添削のご指導ありがとうございます。
お題「こわいもの」で投稿した6首とも添削どおりでおねがいします。
月並みと言われないよう、桜の木が毎年大きく育ち花開くように、私の歌も違った雰囲気で作歌できればと思います。ありがとうございます。
 

楓さん、こんばんは~~(^・^)

 投稿者:黒路よしひろ  投稿日:2019年 3月21日(木)21時27分36秒
  尊敬されている歌人の方に二席を頂けたとのことで、ほんとうにおめでとうございます^^
たしかに、歌の評価では自分の詠んだ歌意と違う意味で読まれてしまうこともありますよね。
歌会の場などでもそういうことはけっこうよくありますよ。

詠み手側の未熟の場合もあれば、読み手側の未熟の場合もあるので一概には言えませんが、僕の感想なども含めて周りの人の評価というのはあくまで参考程度に捉えておいたほうがいいかも(笑)

まあ、歌意は違えどもとりあえず誉めてもらえたということは、その歌と楓さんに人の心を打つ何かがあるということは確かだと思いますよ。
その部分だけでも素直に喜んでおいてもいいんじゃないかな。

ではでは、また時間を見つけて他のみなさんの歌にも感想など書かせてもらいますね~~
今夜もこの辺で♪
 

夕夏さん、こんばんは~~(^・^)

 投稿者:黒路よしひろ  投稿日:2019年 3月21日(木)21時11分50秒
  いや~~、急に寒さが戻ってきたかと思うと、昨日今日はまた一転して暑いぐらいの日差しですね^^;
各地でもうソメイヨシノも開花したとのことで、今年もまた見頃は例年より少し早まるのかな。
かばん関西でお花見吟行の予定もあるそうなのですが、また去年と同じく桜が散った後のお花見吟行になってしまうかも(笑)

さてさて、そんな暖かな祝日に、今夜もまたこちらのみなさんの歌にも少しだけでも感想など書かせてもらいますね。

>ほんとうのこわさこじんのじょうほうがけされてしまうしゅっせいとどけ

うんうん、夕夏さんのこの歌も、人間社会における人の存在証明を詠って考えさせられる一首ですよね。
そこに存在しているのに、様々な理由で出生届を出されずに戸籍上は存在しない人というのも実際にいるそうですね。

この歌の表現からすると、逆に、最初は戸籍上存在していたはずなのに、役所のミスなどでいつのまにか出生届が消されてしまうということもあるのかも。

そうですね、そんな管理された人間の社会故に起こってしまう個人の〈存在の消失〉というテーマを詠って考えさせられますし、この歌についてもほんとにこのままで充分素敵に仕上がっていると思いますよ。
自我によってではなく社会によってしか存在を証明されないことの人間の恐怖…

ただまあ、三句目については「存在」が消されるほうがより怖さが増すと思うので…

ほんとうのこわさこじんのそんざいがけされてしまうしゅっせいとどけ

うん、こんな感じでまとめてみてもいいのかも知れませんね^^
「情報」だと、一部の消失の意味にも取れますが、「存在」とすることでその人のすべてが消される怖さがあると思いますので。



>じょうほうのりゅうしゅつよりもいんぺいされるほうがこわいかほんとうは

こちらの歌も、先の歌と同じく、人間社会故に生まれてくる〈怖いもの〉を詠って考えさせられる一首ですよね。
情報の流失はよく問題にされますが、問題にされるだけまだ対処の仕様もあるのでしょう。

そうですね、そんな流失に対してほんとうに怖いのは隠蔽のほうなのだとの警鐘が鋭いですし、この歌についてもほんとにこのままで充分素敵に詠めていると思いますよ。
隠蔽されることの〈怖さ〉とは、隠蔽された情報がどれだけあるのかさえ気づかれないことなのですから。

ただまあ、この手の破調で詠む場合も、上の句か下の句のどちらかは定型に納めておいたほうが読み手は安心出来るので…

じょうほうのりゅうしゅつよりもいんぺいをされるほうがこわいほんとうは

うん、ここは三句目を「いんぺいを」として助詞をつけ、結句の「か」を外してもいいかも知れませんね^^
完全な破調になってしまうよりも定型の範囲が半分ぐらいあったほうが短歌に慣れた読み手の〈つかみ所〉となりますので。

でもほんと、人間社会に隠された〈怖さ〉を短歌を通して浮かび上がらせる魅力の一首だと思いますので、これもひとつの参考までにと云うことで(笑)



>はっとしててでふりはらいとびおきるしょうたいもなきただくろいかげ

うんうん、こちらの歌も、夢と現のあわいに忍び寄る怪しき存在を詠って面白い魅力の一首ですよね。
「しょうたいもなき」は「正体も無き」と「招待も無き」が掛けられているのかな。

そうですね、そんな無防備になった夜のこころに忍び寄る存在を詠って考えさせられる一首ですし、この歌についてもほんとにこのままで充分素敵に仕上がっていると思います。
招待もされずに近づく正体のなき黒い影…
人の心とは、常にそんな〈虚無〉が忍び寄る弱さを持っているのでしょう。

ただまあ、「はっとして」の表現はちょっと甘さが出てしまうようにも感じるので…

おどろきてでふりはらいとびおきるしょうたいもなきただくろいかげ

うん、ここはまだこんな感じで「おどろきて」とかのほうが締まりが出ていいかも知れませんね^^

でもほんと、観念的な内容でありながら言葉遊びの多重性を用いることで深みの増した面白い一首だと思いますので、これもひとつの参考までにと云うことで(笑)




>ほうてきにたいおうできずけんげんもわたしにないとしこうのていし

こちらの歌も杓子定規な役所仕事を通して現に困っている人々の姿を背景に浮かび上がらせた風刺が魅力の一首ですよね。
まあ役所が勝手な判断をしてしまうのも問題がありますが、対応策を考える思考の放棄は、救いを求める人々を見捨てる行為にも等しいかも知れませんね。

一応、この歌も「しこうのていし」は「思考の停止」と「施行の停止」が掛けてあるわけですね。
どちらの意味に取っても歌の内容にマッチしていて、掛け言葉が歌を深めるよい効果として活きているように感じます。

法を護ることの正義と個人の権限を護ることの正義が必ずしも一致しな〈人間社会の矛盾〉が、歌を通して提示されることに深い意味を感じます。

ただまあ、この内容だとちょっと事実をそのまま書き出しただけのようにも感じられるので…

ほうてきにそれもむりですけんげんもわたしにないとしこうのていし

うん、こんな感じで上の句は口語調の良さを活かして、下の句との間に変化をつけてみても良いのかも知れませんね^^
こうすることで助詞の「も」を通して、それ以前のやりとりも見えてくる広がりが生まれるようにも思いますので。

でもほんと、掛け言葉などの言葉遊びを用いることで、単なる風刺に終わらない多重性を持った魅力も感じますので、これもひとつの参考までにと云うことで(笑)





>しねといわれかわったけれどしんだといわれかわれぬにほんにおそれ

こちらの歌はなかなかに難しい内容の一首ですね。
あるいは、「死ね」と批判されることによって変わることができた過去と、「死んだ」と言われて諦められてしまった現在を対比して詠った内容でしょうか。

批判の対象は「日本(にほん)」となっていますが、日本の企業や日本人そのものにも当てはまりそうな内容ですね。
同時に、作者自身の姿もそこに見いだせるのは短歌ならではの魅力のようにも感じます。
まあ、「かわった」を「替わった」などの意味に取ればさらに多くの内容にも取れそうですが。

そうですね、そんな哲学にも似た深い思考の内容を感じますし、この歌についてもほんとにこのままで充分素敵に詠めていると思いますよ。
たしかに、命令形には逆らえますが、完了形として告げられた結果は変えることが出来ないものですね。

ただまあ、この歌も夕夏さんお得意の破調三十一文字の歌となっていますが、もう少し「調べ(リズム)」にメリハリは欲しいところなので…

しねといわれかわったけれどしんだといわれてもはやかわれぬにほん

うん、ここは下の句をこんな感じでまとめてみてもいいのかも知れませんね^^
こうすることで…

しねといわれかわったけれどしんだと/いわれてもはやかわれぬにほん

こんな感じで上の句と無理に分けたときの下の句にメリハリが生まれるようにも感じますので。
でもほんと、軽い詠い口の中にも深い魅力を持った一首に仕上がっていると思いますので、これもひとつの参考までにと云うことで(笑)



>うたをよみそのうたをよむひとのいをくみかわせないうたのやみかな

うんうん、この歌も、短歌に対する姿勢を詠って夕夏さんらしい面白い魅力の一首ですよね。
「歌を詠む」と「歌を読む」の二つの意味がメビウスの輪のように繰り返されて、歌詠み(歌読み)に問い掛けてくるものを感じます。

歌を詠むとき、そして歌を読むとき、人はそこに常に自分以外の存在に向き合っているのですよね。

ただまあ、歌そのものの闇として詠ってしまうとどうしても共感の部分で欠けてしまうようにも思うので…

うたをよみそのうたをよむひとのいをくみかわせずにいるやみよかな
うん、ここはこんな感じで作者自身や読み手の居る闇夜として歌の〈闇〉を背景に映し出したほうが効果的かも^^
こうすることで、読み手も作者の〈思い〉に共感しやすくなるようにも思いますので。

でもほんと、歌を詠むことと詠むことの難しさを改めて指摘した深い魅力の一首だと思いますので、これもひとつの参考までにと云うことで(笑)

ではでは、季節の変わり目でころころと気こうが変わりますが、夕夏さんも体調など崩されないようにくれぐれも気をつけてお過ごしくださいね~~
今夜もこの辺で♪
 

 投稿者:  投稿日:2019年 3月21日(木)17時44分14秒
編集済
  白つぽい服着て春の街へGo ダウンコートはもう要らないわ

「パンダに付加価値あるのかな 熊じや駄目?」反旗掲げるジヤーナリストは

誰もゐないシヤツター街は寂しくて 桜の木には蕾しかない

寒かつた 葉桜よりも咲くまえの蕾しかない桜並木は
 

黒路さま

 投稿者:  投稿日:2019年 3月20日(水)21時38分48秒
  尊敬する歌人の方から二席をいただきましたが、講評を見ると作者の歌意とは違う解釈をなさっています。講評は歌意を別にすれば、その通りと思える箇所もあり、感動されたようですが、もしも歌意を知っていたら選歌されなかっただろうと思うと複雑な気持ちです。  

お題「白」

 投稿者:かんぱちメール  投稿日:2019年 3月19日(火)20時01分21秒
  小山より白き直線ひた昇るフランクフルト発どこまでの旅

水芭蕉思はす花の清(さや)けくも白に緑の新玉の窓

ヒヤシンス白く小さく咲く頃よ去りにし家の庭にポツンと

よろしくお願いいたします。
 

 投稿者:夕夏  投稿日:2019年 3月18日(月)23時15分54秒
  そうめんとひやむぎのちがいみどりとぴんくのめんをまぜてしわける






 

★お題は『白』★

 投稿者:黒路よしひろ  投稿日:2019年 3月18日(月)00時00分9秒
  ★今回のお題は『白』、期限は三月二十四日(日)です★

「ホワイトデー」「ホワイトタイガー」など、白という言葉から連想するものなら何でもけっこうです。
お題の言葉を含んでいなくても構いません。

題詠の期間は一つのお題につき二週間です。
みなさんが気持ちよく参加できるよう、どうぞご協力のほどをよろしくお願いしますねm(_ _)m

PS.今回はお題、三巡目です(^・^)
 

お題

 投稿者:さくら  投稿日:2019年 3月17日(日)08時43分47秒
  気に入りの肌になじんだTシャツを白く晒せば風のさわやか

白黒の君が遺した版画にはしかと描かれた自画像のあり

 

黒路さま

 投稿者:  投稿日:2019年 3月16日(土)17時17分5秒
  お忙しい中、感想をありがとうございました。

約束をしたきみは来ず真夜中の独りの部屋に雪は降り積む(元歌)

この歌は推敲して推敲して推敲した結果こうなりました。書きすぎてはいけないと思い、「きみは来ず」を入れるか入れないかについては、私も迷いました。

約束の時間はすぎて真夜中の独りの部屋に雪は降り積む(添削後)

かなり情報量を削りましたね。待っていたけれどきみは来なかったことを言いたかったのですが。

テーブルの手料理冷めて夜は更けて独りの部屋に雪は降り積む

これだと「手料理を作って待っていたがきみは来なかった」のか、
「きみは来たが手料理を食べずに帰ってしまったのか」状況がよくわからないと思いました。

書きすぎるのはよくない。読者に想像させる余地を残した方がよいということですね。


「さやうなら」きみ立ち去りし雪原に白い日記は言葉を失くす

「立ち去り」にするか、「立ち去りし」にするかは私も迷いました。

あまり推敲し過ぎるのもよくないのかも知れませんね。無理に文語を使う必要もなかったかも知れません。


今年は花粉が多いようですね。桜がいっせいに花開く頃には花粉も減少するのであと少しの辛抱です。がんばりましょう。
きょう午後にNHKの「こころの時代」に馬場あき子先生が出演されていましたね。途中からしか見られなかったので再放送を検索しましたが、それが再放送だったようで見逃してしまい残念です。
以前、参加した歌会で選外だった私の歌に、司会者から指名をされて、講評をくださったのは馬場先生でした。「難しい歌」と困っていらっしゃいました。
 

楓さん、こんにちは~~(^・^)

 投稿者:黒路よしひろ  投稿日:2019年 3月16日(土)15時29分30秒
  いや~~、こちらでは河津桜やカンヒザクラなどがもう満開に咲いていますが、この二日ほどは季節が逆戻りしたような寒さですね^^;
こんなに寒いのに杉花粉だけは変わらず飛んでいるようで、花粉症持ちとしてほんとに参ってしまいます(笑)

さてさて、そんな寒の戻りの寒さの中を、今日も夜勤への出勤前にこちらのみなさんの歌に少しだけでも感想など書かせてもらいますね。
(いま新人への研修をしてるところなので夜勤の休憩時間に書けないもので…)

>約束をしたきみは来ず真夜中の独りの部屋に雪は降り積む

うんうん、楓さんのこの歌も、約束をすっぽかされた?孤独感を詠ってほんとに素敵な魅力の一首ですよね。
心の中に積もってゆく疑念や不安などの気持ちが雪に喩えられていて、主体の気持ちが視覚化されてゆく部分が見事です。

そうですね、そんな喩えも活きていますし、この歌についてもほんとにこのままで充分素敵に仕上がっていると思いますよ。
孤独とは、人との関係の中で生まれてくるものなのですよね。

ただまあ、「きみは来ず」はちょっと冗長な感じがしてしまうので…

約束の時間はすぎて真夜中の独りの部屋に雪は降り積む

うん、ここはたとえばこんな感じとかで、「きみは来ず」の情報量をあえて削ってみてもいいのかも知れませんね^^
こうすることで相手が来なかったのか、あるいは自分が行かなかったのかなどの想像が広がって、読み手の興味をさらに引き立てることも出来るようにも思いますので。

でもほんと、部屋に雪が降り積むとの喩えが活きた魅力ある一首だと思いますので、これもひとつの参考までにと云うことで(笑)



>「さやうなら」きみ立ち去りし雪原に白い日記は言葉を失くす

こちらの歌も、雪原を日記のページに、そして恋人との別れがもたらす喪失感を日記の言葉に喩えて詠んだ個性が素敵な一首ですね。

そうですね、そんな喩えと飛躍のバランスも美しいですし、この歌についてもほんとにこのままで充分素敵に詠めていると思いますよ。
きみとの楽しかった日々を記した日記に、これ以降の日々が書かれることは二度とないのです。

ただまあ、二句目は「立ち去りし」と言い切ってしまうよりは「立ち去り」で余韻を出したほうがいいようにも思うので…

「さやうなら」きみは立ち去り雪原に白い日記は言葉を失くす

うん、こんな感じの言葉のアプローチもあるいはあっていいのではないでしょうか^^
ちょっと捻りが効き過ぎているような気もしますが、こうすることで「雪原に」の部分を起点として左右に意味の捻りが生まれて、一首に深みが生まれるようにも思いますので。

でもほんと、楓さんらしい挑戦が充分に成功している一首だと思いますので、これもひとつの参考までにと云うことで(笑)



>もうどんな言葉もきみにとどかない 触れれば雪は指先に溶け

うんうん、こちらの歌も、先の二首に続いて失恋の喪失感を雪に喩えて詠んだ素敵な一首ですね。
主体の熱量にたいして、恋に醒めてしまった〈きみ〉の冷たさが雪のように溶けてゆきます。
ただまあ、この歌の場合はスペースは必要なかったかも知れませんね。

もうどんな言葉もきみにとどかない触れれば雪は指先に溶け

うん、こんな感じでも充分に意味の区切れはわかると思いますので^^
スペースや句読点は簡単に現代短歌らしさを出せる表記方法ですが、あまりそこに頼りすぎても歌が本来持つ重みが失われてしまいますので。

この歌の場合、腰の部分の平仮名表記でゆっくりとした「調べ(リズム)」も生まれていますし、スペースが無くても充分下の句への転換はうまく行くと思いますので。

でもほんと、結句の言い差しも良い余韻を出していますし、これもひとつの参考までにと云うことで(笑)



>帰り道もうないことを知つた夜 わたしのなかに雪の降り積む

うんうん、こちらの歌も、幸せだった時間に戻れない悲しみを雪の冷たさに喩えて詠った感性が切なくも美しい一首ですね。
失恋にも成功した恋にも、きっと人生に帰り道はないのでしょう。

結句の文語調も、もう戻らない失恋の非常さを表しているようで僕はこの部分もこれで成功しているように思います。

「わたし」を平仮名表記にしていることで漢字つながりになることも回避できているので、先の歌と同じくこの歌もスペースまで入れる必要はなかったようにも思いますが、でもまあ三句の後にタメの余韻は欲しいところなのでこのスペースは活きているのかな。

ただ、結句の助詞は「の」まで行くとちょっとやりすぎな感が出てしまうので「は」のほうが良いバランスかも知れませんね…

帰り道もうないことを知つた夜 わたしのなかに雪は降り積む

うん、こんな感じで^^
でもほんと、実際の情景と心理的な光景の重なったような多重の魅力も見せてくれますし、ほんとに素敵な一首に仕上がっていると思いますので、これもひとつの参考までにと云うことで(笑)

ではでは、急に寒さが戻ってきましたが、楓さんも風邪など引かないようにくれぐれも気をつけてお過ごしくださいね~~
本日はこの辺で♪
 

お題

 投稿者:さくら  投稿日:2019年 3月16日(土)09時07分22秒
  いくつもの余白だらけの日記帳われにも見えぬ我というもの  

白日

 投稿者:夕夏  投稿日:2019年 3月15日(金)23時33分51秒
  あいまいなほうがよのなかつごうよくはくじつのもとさらけだせない  

黒路さまへ

 投稿者:こたきひろしメール  投稿日:2019年 3月15日(金)22時56分29秒
  お久しぶりです。帰って来ました。
また宜しくお願いします、
 

こたきさん、こんばんは~~(^・^)

 投稿者:黒路よしひろ  投稿日:2019年 3月14日(木)19時42分40秒
  こたきさんも、おひさしぶりですね^^
お元気そうでなによりです。
春になると顔を出す土筆や生き物たちのように、懐かしいお顔を見せていただくとほんとうに嬉しくなります(笑)
またどうぞよろしくお願いしますね。

>プラチナの結婚指輪を質に出し流してしまい深く後悔

うんうん、こたきさんのこの歌も、「白」のお題で「プラチナ」の指輪を詠って、等身大の作者の姿が見えてくるほんとに素敵な一首ですよね。
大切な結婚指輪を質で流してしまうとの窮乏が、どこか昭和の匂いを感じさせてくれてモノクロっぽい切なさを増してきます。

内容が事実かどうかは別として、背伸びしない無理のなさが、歌の〈リアル〉として活きていますよね。
そうですね、そんな作者の後悔の一首として読み手の共感を呼ぶ一首ですし、この歌についてもほんとにこのままで充分素敵に仕上がっていると思いますよ。
背伸びしない歌には、そこに至るまでの物語をも見せてくれる力を持っているのですね。

ただまあ、「流してしまい」と結句まで続けてしまうと歌が間延びして締まりがなくなるようには思うので…

プラチナの結婚指輪を質に出し流してしまう後悔いまも

うん、ここは「流してしまう」として四句でいったん切って、結句の後悔を際だたせてみてもいいのかも知れませんね^^
こうすることで、間延びした「調べ(リズム)」にメリハリも生まれるように思いますので。
あと、結句は時間の経過を加味して「後悔いまも」とかで、少しだけ表現に捻りを入れてみてもさらに歌に深みが増していいかも。

でもほんと、こたきさんらしい良さが活きた静かな魅力の一首だと思いますので、これもひとつの参考までにと云うことで(笑)

ではでは、明日の朝はかなり冷え込むそうなので、こたきさんも風邪など引かれないように気をつけてお過ごしくださいね~~
今夜もこの辺で♪
 

『白』

 投稿者:沙羅  投稿日:2019年 3月14日(木)05時17分2秒
編集済
  告白も同窓会のいろどりとなして更けゆく大阪の夜

選ばるる日を待ち夜の雑貨屋の棚に真白きカップが並ぶ
 

お題

 投稿者:こたきひろしメール  投稿日:2019年 3月13日(水)07時09分47秒
  プラチナの結婚指輪を質に出し流してしまい深く後悔  

しろ

 投稿者:夕夏  投稿日:2019年 3月11日(月)11時58分59秒
  はくとうわしのよこがおはとらんぷさんがかいだんでそっぽむくかお  

訂正

 投稿者:  投稿日:2019年 3月11日(月)05時59分35秒
  この恋は終はりにしよう春の街 ミミズク一羽死んでしまつた



この恋は終はりにしようか春の街 ミミズク一羽死んでしまつた

に訂正します。二句が字余りになりますが、強調したい部分なので支障ないかと。
 

★前回の投稿作品★

 投稿者:黒路よしひろ  投稿日:2019年 3月11日(月)00時01分22秒
編集済
  前回のお題『鳥』に、みなさまから投稿していただいた作品です。
Yahoo!トピック終了にともない、これからはこちらで投稿作品の発表をさせていただきますね。

★前回の投稿作品★
お題『鳥』(敬称略)

夕夏

せだいこうたいのはやきことりのせかいはとじこめられてはめつせり

あいかたをみつけたのかなとりたちはあさのしずけささえずりきえて

風切り羽きられ捨てらるカラス拾えばいたずら好きの散歩好き

草刈りの我の後からついてきて餌をついばむ憎めぬカラス

いたずらにいかりいさめりゃしかえしをあたまのくろいからすそのもの

-------------------------------------


遠くなるあなたもあなたとの恋も 春を待たずに死んだミミズク

この恋は終はりにしようか春の街 ミミズク一羽死んでしまつた

スナツクのママが失踪 鳥雲に隠れたいときだつてあるよね


(以下、四首連作)
文鳥にセキセイインコ、十姉妹 鳥カゴのなか子供の世界

部屋のなかセキセイインコ飛びまはる昭和の家にもう帰れない

仏壇のうへチリ紙に包まれて 圧死をさせたセキセイインコ

一羽のこらず消えてしまつた鳥たちは 時の彼方の青い鳥カゴ

-------------------------------------
さくら

留守のまに逝きにし小鳥を手におきて虚空をつかむ足をみており

夜更けにはわが内に棲む小鳥らの翔べぬ翼のはばたきの音

舞おりて歩くからすの首かしげ悪戯せむと門に入りくる

水道の蛇口をたたき水を飲むとふなんぞ烏の愛おしき

冥府より遣わされしや賢(さか)しげな使いのように烏あらわる

-------------------------------------
かんぱち

群すずめふくら雀が里にきてパン屑くるる誰かを待ち居り

赤き実の冬に完熟する待ちて鳥のあれこれ来ては楽しげ

?外に倣ひてここは鳥観楼 冬の攻防双眼鏡に追ふ

あらうことかワラヒカハセミそこに居る双眼鏡ごし亡母に告げつつ

広げたる黒羽根映ゆるカハセミの旋回滑空二月の哄笑

天空に笑翡翠従はせゆらゆらとわが世界い行かん

巣立ちゆく自由のつばさ眩しさよ命尽くせよついに羽ばたく

-------------------------------------
沙羅

人生の最後の功徳チベットの鳥葬の意味テレビにて知る

-------------------------------------
土州

26時ホトトギス鳴く空を見ればビルの合間に消え残る月

-------------------------------------
 

★お題は『白』★

 投稿者:黒路よしひろ  投稿日:2019年 3月11日(月)00時00分10秒
  ★今回のお題は『白』、期限は三月二十四日(日)です★

「ホワイトデー」「ホワイトタイガー」など、白という言葉から連想するものなら何でもけっこうです。
お題の言葉を含んでいなくても構いません。

題詠の期間は一つのお題につき二週間です。
みなさんが気持ちよく参加できるよう、どうぞ、ご協力のほどをよろしくお願いしますねm(_ _)m

PS.今回はお題、三巡目です(^・^)
 

お題「鳥」

 投稿者:かんぱちメール  投稿日:2019年 3月10日(日)20時44分38秒
  お題「鳥」
巣立ちゆく自由のつばさ眩しさよ命尽くせよついに羽ばたく

友人の孫さんが、少年には重たい葛藤を乗り越え大学に進学することに。
寮の部屋のドアに貼っておきます、とのこと。
いろいろなことがこれからも起こるでしょうが。
 

黒路さん、ありがとうございます。

 投稿者:土州メール  投稿日:2019年 3月 9日(土)21時52分45秒
   丁寧な感想ありがとうございます。久し振りにまたちょくちょくと投稿させていただきながら思うのは、本当に黒路さんの言葉の引き出しの多さです。素敵なことばを教えてもらっていつも感激しています。
 自分では調べを意識しているつもりではあるんですが、やはり声に出さないからでしょうか?柔らかな流れになりません
 ホトトギスの歌はもと歌は百人一首ですが、現代を印象付けたくて字余りで自意識過剰的な26時を選びました。言葉選びって楽しいですが語彙が貧困で結局中途半端な歌になってしまいます。
 あしびきの…。の方は雪解けと春の別れのシーズンにかけて、人の別れを詠んだのですが、やはり歌だけではそこまで表現できませんね。本当は…にて詠める。とかきたいところでした。(笑)
 
 

 投稿者:  投稿日:2019年 3月 9日(土)16時23分22秒
  スナツクのママが失踪 鳥雲に隠れたいときだつてあるよね

「まのあたり句会」というのがあって、プロの俳人の方々やその作品に真近に接することができる面白い句会です。アマチュアの参加者も投句に参加してプロの方から選句をいただけます。プロの俳人の方から特選に選句された人は、その俳人の方の句集などを直々に進呈されます。以前参加しましたが、兼題が「春の鳥」でした。「鳥雲」を詠んだ方がいて、その時は意味がわかりませんでしたが、今回、短歌に詠むのに意味を調べました。
 

かんぱちさん、こんばんは~~(^・^)

 投稿者:黒路よしひろ  投稿日:2019年 3月 8日(金)00時55分48秒
  ドイツでの生活もやはり大変なことが多いのですね^^;
言葉の壁だけでも大変なのに、僕だったらほんとに泣き出してしまうかも(笑)
日本では最近、日本を誉め讃える恥ずかしいテレビ番組などが増えていますが、100均などの品質の良さはたしかに日本のほうがまだいいほうなのかも。

謝肉祭の惨劇はお気の毒でしたね。
こちらではまったく話題になっていませんが、「時速100kmの風」というと、台風でも50kmを越えることはあまりないのでもう大暴風ですね…

でも、インターネットが普及したおかげで、こうやって日本にいながら海外の話題を世間話のように聞けるのはほんとに興味深いです。

ではでは、僕もそろそろ寝ることにします。
(夜勤の仮眠はなかなか寝付けないんですが^^;)
他のみなさんの歌にも、時間を見つけてまた感想など書かせてもらいますね~~
今夜もこの辺で♪
 

土州さん、こんばんは~~(^・^)

 投稿者:黒路よしひろ  投稿日:2019年 3月 8日(金)00時43分36秒
  いや~~、今日はこちらでは一日雨でしたが、それでも花粉症の症状が酷くて参ってしまいました^^;
今年は花粉の飛散の多い年なのかな。
春になって暖かくなるのは嬉しいですが、毎年この時期は複雑な気持ちがします(笑)

さてさて、そんな良い意味でもイヤな意味でも春らしさの増してきたこの頃ですが、今夜もまたこちらのみなさんの歌にも少しだけでも感想など書かせてもらいますね。

>あしひきの剣の峰の白糸に雪げのみづも行きあかるらむ

うんうん、土州さんのこの歌も、剣の峰の雪どけの水の白糸のように流れる様を想像して詠んだ美しい魅力の一首ですよね。
「剣の峰」にかけた「あしひきの」の枕詞と、「雪げのみづ」の表現が見事に活きています。

「あかる」は「散る」で、ちりぢりになるの意味ですね。
この言葉が入ったことで、一読ありきたりにも感じる内容に作者だけの個性が強く加わった良さが生まれています。

そうですね、そんな個性ある言葉の表現によって推量された雪どけ水の冷たさまで想像される美しい一首ですし、この歌についてもほんとにこのままで充分素敵に仕上がっていると思いますよ。
推量の助動詞「らむ」によって想像される剣の峰の雪どけの水が、読者の脳裏にもくっきりと現れてくる魅力を感じます。

作者の推量や想像が言葉になるとき、そこにその事象は言霊となって現実に立ち現れて来るのでしょう。



26時ホトトギス鳴く空を見ればビルの合間に消え残る月

こちらの歌も、ホトトギスの声によって見上げた都会の空の月を詠って、ほんとに美しい光景の目に浮かぶ一首ですよね。
本歌取りとのことですが、本歌がどの歌なのかわからないほどに充分、土州さんの歌になっていると思いますよ。

ホトトギスは夜に鳴く鳥として有名ですね。
僕の家の近くにはめったに来ないですが、それでも二年ほど前だったか明け方前のまだ暗い時刻に鳴き声がしたことがありました。

そうですね、そんなホトトギスの習性を巧く捉えて詠った一首ですし、この歌についてもほんとにこのままで充分素敵に仕上がっていると思います。
月の美しさを教えるかのようなホトトギスの声が、眠ることも許されず働く人間たちに自然のありようを教えているかのようにも響きます。

初句は安易に「午前二時」とかにしたくなるところですが、あえて字余りのこの表現を用いることで個性を出しているわけですね。

ただまあ、三句目の助詞「を」は、この場合は字余りにしてまで入れることもないようには思うので…

26時ホトトギス鳴く空見ればビルのあはいに消え残る月

うん、ここはこんな感じでまとめておいたほうが「調べ(リズム)」も勢いが出ていいかも^^
初句の字余りのあとに三句も字余りになってしまうと、歌の勢いがそがれてしまうように思いますので。

あと、「合間」は「あはい」とかにしてもう少しだけ短歌らしい風情を加えてみても面白いかも知れませんね。

でもほんと、まるで幻聴かのようにも取れる都会に鳴くホトトギスの声が美しい一首だと思いますので、これもひとつの参考までにと云うことで(笑)

ではでは、春らしい気候になってきたとはいえまだまだ夜は冷える日もありますので、土州さんも体調管理にはくれぐれも気をつけてお過ごしくださいね~~
今夜もこの辺で♪
 

ちょっとお喋りを

 投稿者:かんぱちメール  投稿日:2019年 3月 7日(木)07時12分7秒
  黒路さん、簿記の試験に合格されたとのことおめでとうございます。良かったですね。
色々と経験勉強たゆまず、短歌の道も着々と、ここ掲示板での批評の腕前にはいつも敬服しております。
言われてみれば、小さきは不要だったなと頭を掻いているところです。こんな小さな思い込みによく足を取られます。
これについては、ちょっと愚痴をこぼしたいことありまして、ドイツでも百均屋がのしてきてまして
お客は私のような貧乏な外国人が多数を占めているのですが、
部屋の天井が高いとかやたら広いとかのせいでしょうか、あちこちに明かりが必要なので、
こんな系列の安物屋で千円余りのランプを買います。するとよくしたものでもう2個使えなくて、3個目は傘が落ちて壊れ、4個目は電球が買えずに(これは田舎なので)機会を待っていると言う状態なのです。最初の2個のうち一つがこの歌の主人公です。説明書には「ケーブルが故障したら修理できませんので地域の決まりに従って廃棄してください」とちゃんと買いてありました。まさにそれです。日時や温度などは電池で今でも示してくれます。中国製なのは勿論です。(誹謗するつもりではありません、事実として)

歌人のみなさまにはいつも素晴らしい歌を掲載され、ここの水準の高さ、しかも自由さはとても充実してますね。
楽しみに日々開いております。
先日は謝肉祭の行列のある日でしたが、突風と重なり死人も出たそうです。「時速100Kmの風」だったとか、車の速さで考えないとわかりませんが、大木が倒れるほどです。
どうもすみません、話し相手が不足してまして。
 

『鳥』

 投稿者:土州メール  投稿日:2019年 3月 6日(水)14時59分27秒
   26時ホトトギス鳴く空を見ればビルの合間に消え残る月

本歌どりで何とか詠めました。ヨロシクお願いします。
 

ハリマオさんも、こんばんは~~(^・^)

 投稿者:黒路よしひろ  投稿日:2019年 3月 5日(火)23時46分54秒
  そうですか、ハリマオさんは結社の階級がひとつ上がられたのですね^^
たゆまぬ努力と才能が実を結んだのだと思いますが、ほんとうにおめでとうございますね!
雪が身に積もるような忍耐の中で、ハリマオさんにも少し春の日差しが射しはじめたと言った感じでしょうか。

ちなみに、僕のほうも去年二度も落ちた日商簿記3級の資格試験に今朝ようやく合格することができました。
(まあ、2級ならともかく3級で二度も落ちるほうが珍しいかも知れませんが…)

春と言えばハリマオさんのコメントにも書かれていた紫すみれさんを思い出したりもしますが、いまは少し短歌から離れてらっしゃってもきっとお元気にされているのだと思います。
またいつか元気な紫さんの歌にもお会いしたいですね。

ではでは、今夜はこの辺で~~♪
 

かんぱちさん、こんばんは~~(^・^)

 投稿者:黒路よしひろ  投稿日:2019年 3月 5日(火)23時44分23秒
  そうですか、ドイツにはワライカワセミが実際にいるのですね^^
日本の童謡になっている海外の動物ってけっこうありますよね。
僕たちの世代だと、おさるさんのアイアイとか。
それにしても窓の外で、急にワライカワセミの笑い声がしたらびっくりしそう(笑)

さてさて、そんなかんぱちさんのドイツの生活を想像しながら、今夜もまた歌の感想なども書かせてもらいますね。

>外は雪小さきランプのふと消えてパソコン画面と取り残されぬ

うんうん、かんぱちさんのこの歌も、雪の夜の小さなランプとパソコンの世界を詠って面白い魅力の一首ですよね。
これは停電のようにも取れますが、ランプとあるので油切れとかかな?
あるいは現代なので電池切れの可能性もありそうですが、ともかく急の暗闇の中にパソコン画面の明かりだけが光っている光景が目に浮かんできます。
「パソコン画面と」と助詞の「と」があるのは、作者自身もそこに取り残された訳ですね。

そうですね、そんなふいの暗闇の中の取り残されたもの同士としてパソコンと作者のふたり?の姿が闇の中に立ち上がってきて面白いですし、この歌についてもほんとにこのままで充分素敵に仕上がっていると思いますよ。

あるいは真っ暗闇に取り残されるよりもパソコン画面の光とともに取り残されるほうが、自分自身の姿が浮かび上がってよりいっそう孤独感が際だってしまうのかも。
パソコンの光によって浮かび上がってくる作者の孤独が雪の夜に切なさを増すのです。

ただまあ、「ランプ」と言えば小さいものだと伝わると思うので…

外は雪ランプの灯りふと消えてパソコン画面と取り残されぬ

うん、ここはあえて字余りで強調するほどの内容でもないですし、こんな感じでまとめてみてもいいのかも^^
「灯り」の字がもたらす視覚的効果も期待できるように思いますので。

でもほんと、情景が目に浮かんでくるようで魅力ある一首に仕上がっていると思いますので、これもひとつの参考までにと云うことで(笑)

ではでは、日本ではもう完全に春の気候ですが、かんぱちさんも慣れない地で体調など崩されないようにくれぐれも気をつけてお過ごしくださいね~~
今夜もこの辺で♪
 

『鳥』

 投稿者:沙羅  投稿日:2019年 3月 5日(火)18時54分42秒
  人生の最後の功徳チベットの鳥葬の意味テレビにて知る  

黒路さま

 投稿者:ハリマオ  投稿日:2019年 3月 5日(火)11時40分15秒
  ご批評いただきありがとうございました。確かに、いちや、ではなく、ひとよ、のほうがすっと入れますね。勉強になりました。
短歌についていえば、私の所属している結社では経験とか熟練度とかで、三段階のクラスにわかれています。当然私は一番終わりのクラスでしたが、この1月から一段階あがることが認められました。嬉しくて、こどものころ、テストで思いがけなく100点とった気分を思い出しました。
考えてみれば、短歌掲示板で読んださくらさんや紫すみれさんの歌に触発されて初めて投稿して作歌が面白くなり、さらに結社に入ってここまで来ました。今は一日一首作るを目標にしています。これからもどうぞよろしくご指導ください。
 

 投稿者:夕夏  投稿日:2019年 3月 4日(月)12時06分39秒
  風切り羽きられ捨てらるカラス拾えばいたずら好きの散歩好き
草刈りの我の後からついてきて餌をついばむ憎めぬカラス
いたずらにいかりいさめりゃしかえしをあたまのくろいからすそのもの
 

お題

 投稿者:さくら  投稿日:2019年 3月 4日(月)09時58分14秒
編集済
  舞おりて歩くからすの首かしげ悪戯せむと門に入りくる

水道の蛇口をたたき水を飲むとふなんぞ烏の愛おしき

冥府より遣わされしや賢(さか)しげな使いのように烏あらわる
 

お題「鳥」

 投稿者:かんぱちメール  投稿日:2019年 3月 4日(月)00時46分50秒
  お題「鳥」

 群すずめふくら雀が里にきてパン屑くるる誰かを待ち居り

 赤き実の冬に完熟する待ちて鳥のあれこれ来ては楽しげ

 鷗外に倣ひてここは鳥観楼 冬の攻防双眼鏡に追ふ

 あらうことかワラヒカハセミそこに居る双眼鏡ごし亡母に告げつつ

 広げたる黒羽根映ゆるカハセミの旋回滑空二月の哄笑

 天空に笑翡翠従はせゆらゆらとわが世界い行かん


昔唱歌にワライカワセミの歌がありましたが、生涯知らないままで(知ろうとも思わないままで)終わりそうでした。
ところがここ、ドイツで(オーストラリア産なのに)その大笑い(おっさんの)とその姿を(YouTubeなどでも)目にすることができました。座っていると可愛い2頭身で飛ぶと美しい、肉食で家族愛の強い鳥ということです。日本でも動物園には結構いるとか。夏のナイチンゲールとともに、思いがけない楽しみとなりました。

 

ハリマオさん、こんばんは~~(^・^)

 投稿者:黒路よしひろ  投稿日:2019年 3月 4日(月)00時32分50秒
  いや~~、今日はひさしぶりにまとまった雨の降る夜ですね^^
僕は例によって今夜も副業の夜勤勤務(いまは勤務外の仮眠時間中です)なのですが、雨の中の野外巡回がなかなか大変でした。
まあ、気温はそれほど寒くないのが救いですが。

さてさて、そんな春の雨の降る中を、今夜もまたこちらのみなさんの歌にも少しだけでも感想など書かせてもらいますね。

>雪降らば雪つもるにや任せなんわれには耐えることなどありて

うんうん、ハリマオさんのこの歌も、雪のその身に積もるかのような忍耐の日々を詠ってほんとに素敵な一首ですよね。

僕もこのひと月ほどは急に副業の夜間勤務が決まって、ほんとに苦労と忍耐の連続でした。
紹介してくださった知人から最初に聞いた話では、「ほとんど座ってるだけの楽な仕事」だとの話だったのに、実際には長い時間の巡回や電話交換手のようなこともしなければならず、覚えなければいけないことが山ほどあって話が違いますやんと^^;

しかも、ようやく慣れてきたところなのに、今度はべつの施設に移動してくれないかとの会社からの依頼が(汗。。
まあ、世の中にそんなに甘い儲け話はないと言うことですね。

そうですね、ハリマオさんのこの歌も、そんな忍耐の日々を雪の積もるままに任せるとの喩えで詠った共感を呼ぶ一首ですし、ほんとにこのままで充分素敵に仕上がっていると思いますよ。

二句目の「に-や」は、助動詞「なり」の連用形「に」に、疑問質問の意を表す係助詞「や」の付いたものですね。
これを受ける活用語は連体形になるとのことで、三句は「任せなん」となっているわけですね。

意味的には「…だろうか」「…たのか」で、この歌の場合は「雪が降ったならば雪は積もるだろうか…(成るように)任せよう」の意味でなのしょう。
個人的には「雪の積もるに」としたほうが自然な感じはしますけど、個性を出すためにあえてこういう捻った表現を持ってくるのたしかに面白くて良いかも知れませんね^^

雪の積もるままに身を任せて耐え難き日々を送っている人間の姿は、時に美しいものなのかも。
うん、ハリマオさんにも(僕にも)、きっと堪え忍んだ先に雪溶けの春が訪れることを祈っています。



>一夜明け雪の降り積む庭みればどこに花壇かはたあの池は

こちらの歌は一転して、雪の積もった朝の情景を面白い表現で詠った一首ですね。
ハリマオさんのお家を詠ったものとは限らないかも知れませんが、「池」のある庭という部分でぐっと想像力が喚起される内容になっているように思います。

結句の「はた」は、「あるいは(一方では)」の意味ですね。
この歌も、下の句は「どこが花壇かはたまた池か」としてしまいたくなりますが、そこもおそらくは個性を出すためにあえて捻った表現で来られたのでしょう(笑)

そうですね、そんな拘りも面白い効果として現れていますし、この歌についてもほんとにこのままで充分素敵に仕上がっていると思いますよ。
視覚から隠されることによってその存在が逆に立ち上がってくることの妙。

ただまあ、初句については「いちや」と読むのかも知れませんが、ちょっと硬さが出てしまうので…

ひと夜明け雪の降り積む庭みればどこに花壇かはたまた池は

うん、ここは「ひと夜(ひとよ)」として柔らかな感じで仕上げてみてもいいかも知れませんね^^
まあ、好みの分かれそうな小さな違いには過ぎませんが。

でもほんと、池まで消えてしまう雪の朝の作者の驚きがダイレクトに伝わってくる素敵な一首だと思いますので、これもひとつの参考までにと云うことで(笑)

ではでは、季節の変わり目ですので、ハリマオさんも体調管理にはくれぐれも気をつけてお過ごしくださいね~~
今夜もこの辺で♪
 

★お題は『鳥』★

 投稿者:黒路よしひろ  投稿日:2019年 3月 4日(月)00時04分2秒
  ★今回のお題は『鳥』、期限は三月十日(日)です★

「鳥取」「白鳥」など、鳥という言葉から連想するものなら何でもけっこうです。
お題の言葉を含んでいなくても構いません。

題詠の期間は一つのお題につき二週間です。
みなさんが気持ちよく参加できるよう、どうぞご協力のほどをよろしくお願いしますねm(_ _)m

PS.今回はお題、三巡目です(^・^)
 

添削とコメントありがとうございます。

 投稿者:夕夏  投稿日:2019年 3月 3日(日)08時06分24秒
  黒路さん添削とコメントありがとうございます。「かまくら」は、山に囲まれていて自然の要塞ということで源氏が居を構えたと記憶しています。雪で造るかまくらも雪で覆って居を作ることから似ていると思って詠んでみたのですが、ネット検索するとまんざら間違いでないような記述をみつけました。猫の歌の方は、人の歩く足跡と猫の足跡を比べたら、猫の足跡は一直線でまるでモデル歩きのようでした。対象を特定させたほうが実感が湧くのでそのほうが良いようですので、添削どおりでおねがいします。スマートになどの余分な形容詞が無くても表現できるよう言葉を選びたいと思います。ありがとうございました。  

夕夏さん、こんばんは~~(^・^)

 投稿者:黒路よしひろ  投稿日:2019年 3月 3日(日)00時07分20秒
  いや~~、三月に入ったと同時にほんとに暖かい日が増えてきましたね^^
今日は杉花粉の飛散も多かったようで、僕はイオンモールに避難していても症状が酷かったです。
う~~ん、今年は例年よりも飛散量が多いのかな…

さてさて、そんな春らしい一日の終わりに、今夜もまたこちらのみなさんの歌にも感想など書かせてもらいますね。

>げんじのかまくらゆきのかまくらやまをせおってにてひなるもありか

うんうん、夕夏さんのこの歌も、「かまくら」をテーマに面白い発想で詠まれた雪の一首ですね。

「げんじのかまくら」は「源氏の鎌倉」。
「ゆきのかまくら」は「雪のかまくら」。

僕は鎌倉に行ったことがないので山を背負っているかどうかは知りませんが、歌にしてこう詠われることで山を背負った鎌倉が目に浮かんでくる言葉の面白さをかんじます。

そうですね、そんな鎌倉と雪のかまくらの同音を用いて詠った言葉遊びが面白いですし、この歌についてもほんとにこのままで充分素敵に詠めていると思いますよ。
あきらかな破調(夕夏さんお得意の三十一音には納まってますが)でありながら、一読したときにはあまりそれを感じさせない「調べ(リズム)」もあって、これはこれで良い個性が出ているようにも感じます。

鎌倉幕府も雪のかまくらも、人が作ってそして消えていったと言う意味ではたしかに似て非なるもの、そして非なるが似たるものなのかも。
滅びて消えていったものほど美しく記憶に残るのもまたおなじく。

ただまあ、結句は「ありか」と現代風の疑問形でまとめてしまうと作者の醒めた感じが出て歌の熱量が下がってしまうようにも思うので…

げんじのかまくらゆきのかまくらやまをせおってにてひなるものかも

うん、ここはこんな感じで伝統的な「ものかも」などでまとめてみたほうがこの歌の場合は歌が活きていいかも。
こうすることで単に疑問の軽さではなく、とぼけた感じの中に詠嘆の心情も込められて深みが出るようにも思いますので。

でもほんと、言葉遊びを現代短歌の世界に復活させる面白い個性の一首だと思いますので、これもひとつの参考までにと云うことで(笑)



>しんせつにあしふみいれてこうかいすすまーとにねこあゆみゆくなり

こちらの歌も、先の歌とはまた違った感じの言葉遊びが素敵な一首ですね。

「しんせつに」は「親切」と「深雪」。
「こうかい」は「公開」と「後悔」でしょうか。
「あしふみいれて」を「足ぶみ入れて」と読むと、どこかダンスのようなイメージも広がって面白いですね。

親切に足ぶみ入れて公開すスマートに猫歩みゆくなり
深雪に足踏み入れて後悔すスマートに猫歩みゆくなり

そうですね、そんな夕夏さんらしい個性が感じられて面白いですし、この歌についてもほんとにこのままで充分素敵に仕上がっていると思いますよ。
おなじ言葉で表現されても正反対の状態になる日本語のマジック。

ただまあ、「スマートに」は現代短歌風な表現としては活きていますが、「後悔す」の読みではまったく逆な雰囲気になってしまっているようにも感じるので…

しんせつにあしふみいれてこうかいすさばとらのねこあゆみゆくなり

うん、ここは「鯖虎(さばとら)」とかの猫の種類を入れて歌にリアル感を加味してみるのもひとつの手かも知れませんね^^
こうすることで、言葉遊びをベースに置きながら写生感のある現代短歌として歌の魅力がさらに増すようにも思いますので。

でもほんと、言葉遊びを主体にした歌でありながら光景が目に浮かんでくるような魅力も感じる素敵な一首だと思いますので、これもひとつの参考までにと云うことで(笑)

ではでは、そろそろ梅の花も盛りの頃ですので、夕夏さんも梅のお花見などして良い休日をお過ごしくださいね~~
今夜もこの辺で♪
 

四首連作 鳥

 投稿者:  投稿日:2019年 3月 2日(土)22時08分47秒
編集済
  文鳥にセキセイインコ、十姉妹 鳥カゴのなか子供の世界

部屋のなかセキセイインコ飛びまはる昭和の家にもう帰れない

仏壇のうへチリ紙に包まれて 圧死をさせたセキセイインコ

一羽のこらず消えてしまつた鳥たちは 時の彼方の青い鳥カゴ
 

お題

 投稿者:さくら  投稿日:2019年 3月 2日(土)09時25分4秒
編集済
  夜更けにはわが内に棲む小鳥らの翔べぬ翼のはばたきの音  

お題

 投稿者:さくら  投稿日:2019年 3月 1日(金)20時44分4秒
  留守のまに逝きにし小鳥を手におきて虚空をつかむ足をみており  

楓さん、こんばんは~~(^・^)

 投稿者:黒路よしひろ  投稿日:2019年 3月 1日(金)00時56分54秒
  米津玄師さんのflamingo、YouTubeで聴かせてもらいました^^
最近の歌謡曲はあまりぱっとしない感じがつづいていましたが、米津玄師は久しぶりに才能を感じさせてくれる歌手ですよね。

作詞、作曲ともにご本人がされてるようで、flamingoは楓さんがおっしゃるように短歌的な言葉遣いに通じるものも感じます。
なんだか、現代風の長歌を聴いてるようなそんな感覚もありますね。

琴線に触れるものもあったようですし、楓さんも米津玄師さんの言葉の使い方などを参考にして歌を詠まれても面白いかも(笑)
うん、ほんとに素敵な流行歌のご紹介ありがとうございました。

ではでは、今夜はこの辺で~~
また他のみなさんの歌にも、時間を見つけて感想かかせてもらいますね♪
 

青芽さん、こんばんは~~(^・^)

 投稿者:黒路よしひろ  投稿日:2019年 3月 1日(金)00時55分24秒
  いや~~、二月も終わっていよいよ今日から三月の始まりですね^^
僕は夜勤の業務で夜と朝にその日の気温を確認しなければいけないのですが、今夜は11℃とここ数日で一番暖かい夜(先日までは7℃前後)でした。

さてさて、そんな春らしい夜に、今夜もこちらのみなさんの歌に感想など書かせてもらいますね。

>雪だるま日陰に立ちて幾日か雀飛び交い梅もほころぶ

うんうん、青芽さんのこの歌も、冬から春に移り変わってゆく季節の境目を、雪だるまや雀たちの姿を通して詠ったほんとに素敵な一首ですよね。
雀や梅が春の訪れを告げるという和歌の伝統に、雪だるまと言う現代テイストが新しさを感じさせるよいアクセントとして機能しています。

そうですね、そんな伝統的な様式美を交えながら現代風のテイストを交えた作風が魅力的ですし、この歌についてもほんとに素敵に仕上がっていると思いますよ。
知らず知らず、冬と春の境目に、雪だるまも雀もそしてまたひとも立っているのです。
ただまあ、強いて言うなら三句目は…

雪だるま日陰に立ちて幾日を雀飛び交い梅もほころぶ

うん、こんな感じで助詞の「を」を使ってみると歌に捻りが生まれてさらに深みが出るような気もしますけど^^
こうすることで「幾日を」を起点に、「日陰に立ちて幾日を」と「幾日を雀飛び交い…」で上の句と下の句の両方につながった歌の構成がさらに活きてくるようにも思いますので。

でもほんと、美しい和歌の伝統と雪だるまの面白さをミックスして見事な一首に仕上がっていると思いますので、これもひとつの参考までの云うことで(笑)



>縛めを受けつつ足の親指で絵を描く雪舟少年の日よ

うんうん、こちらの歌も、「雪」のお題から室町後期の画僧「雪舟」を連想して詠んだ魅力ある内容の一首ですね。

「縛め」は「いましめ」と読むのですね。
少年だった雪舟が絵に夢中になって経を読もうとしないので、寺の僧が雪舟を柱に縛り付けたところ、少年の雪舟は落ちた涙で足の親指で見事な鼠の絵を描いたのだとか…

そうですね、そんな逸話をもとに雪舟の少年時代に思いを馳せて詠んだ見事な一首ですし、この歌についてもほんとにこのままで充分素敵に仕上がっていると思いますよ。
たとえ身体を縛ることは出来ても、こころの中までは縛ることが出来ない…
ほんとうに好きなことなら、どんな縛めを受けていてもやめることの出来ないものなのですよね。

誰をモチーフにして詠うか、どんな逸話をモチーフにして詠うかによって、その作者の好みや人格が歌に現れてくる点にも興味をそそられます。
うん、そんな雪舟に語りかける作者の心情まで見えてくる素敵な歌をありがとうございました。

ではでは、暖かい日が増えてきたとは言え、青芽さんも油断して風邪など引かないように気をつけてくださいね~~
今夜もこの辺で♪
 

黒路さま

 投稿者:  投稿日:2019年 2月27日(水)22時54分16秒
  宵闇に 爪弾き 悲しみに雨曝し 花曇り
枯れたまち にべもなし
侘しげに鼻垂らしヘラヘラり

米津玄師のflamingoという曲の歌詞。読めない漢字、一読ではよく解らない言葉の羅列、しかも長い、こんな歌詞いままでにあったでしょうか? 現代短歌のよう。宵闇に 爪弾き  悲しみに雨曝し 対句になっていますよね。この曲を聴きながら歌詞を読んでみてください。面白いです。
 

黒路さま

 投稿者:  投稿日:2019年 2月27日(水)01時27分24秒
  秋の夜の虫の死骸の朽ち果てた師走の庭にイルミネーシヨン

だいぶ前につくった歌です。だらだら長い感じ。

「秋の夜の虫の死骸の朽ち果てた師走の庭」なんて、序詞が長過ぎますよね。

秋の夜の虫の死骸の朽ち果てて師走の庭にイルミネーシヨン

なるほど、三句で切るわけですね。


ムササビが夜空を駆ける十二月 郵便ポストに返事は来ない

ムササビは俳句の季語なんです。ムササビを詠んだ句からイメージがわいて。四句が字余りになっていたんですね。


鈴の音の歌
十二月になるとトナカイの鈴の音が聞こえるとよく言いますよね。
実際には、師走近くなると街はしーんとして。鈴の音なんて聞こえない。無音だと言いたかったのですが。


過去と未来同じ世界にジオラマの銀座を歩く 冬の青空

この歌は難しかったですね。銀座は昭和からあった古いビルやデパートが最近、近代的なビルに建て替わり、驚くほど街が変わりました。一方、戦火を潜って焼け残った時計台のある古い建物もいまだ健在で、過去と近未来が共存しているような街になりました。久々に銀座に行ったら、その景色が新鮮でジオラマの街のように感じました。「冬の青空」は俳句の季語でした。

過去も未来も同じ世界のジオラマの銀座を歩く 冬空の下

この方が伝わりやすいですね。

拙歌に感想と添削をありがとうございました。暖かくなったと思ったら花粉の季節。黒路さんもご自愛ください。またよろしくお願いします。
 

楓さん、こんばんは~~(^・^)

 投稿者:黒路よしひろ  投稿日:2019年 2月26日(火)23時46分42秒
  いや~~、この数日は日中はほんとに春らしい陽気で暑いぐらいですね^^
僕も今日は夜勤の出勤前に丘陵公園の散歩をしてきたのですが、長閑な梅の花見が楽しめました。

さてさて、そんな夜勤のほうもようやくひと段落ついてこれから朝までの待機時間(この時間は施設内に拘束されてますがお給料も出ない勤務時間外なのです^^;)に入ったので、またこちらのみなさんの歌の感想など書かせてもらいますね。

>秋の夜の虫の死骸の朽ち果てた師走の庭にイルミネーシヨン

うんうん、楓さんのこの歌も、秋の虫の朽ち果てた死骸と師走のイルミネーションの対比を詠って素敵な魅力の一首ですよね。
イルミネーションがまるで死骸たちの命を吸って輝いているかのようなイメージも浮かんできて、陰と光の二物の衝突が生み出す世界観が魅力です。

そうですね、そんな対比を使った構成も見事ですしこの歌についてもほんとにこのままで充分素敵に仕上がっていると思いますよ。
イルミネーションに限らず人々は輝くものに目を奪われますが、その足下には朽ち果てた〈命の残骸〉が倒れているものなのかも。

ただまあ、三句目は僕は「朽ち果てて」として下の句に展開したほうが歌が広がっていいような気はしますけど…

秋の夜の虫の死骸の朽ち果てて師走の庭にイルミネーシヨン

うん、こんな感じで^^
三句目を「て」で下の句に繋げると下の句が萎んでしまうとも言われますが、この歌のように意外性と広がりのある下の句ならその心配もないかと思いますので。

でもほんと、構成力の見事な素敵な一首になっていると思いますので、これもひとつの参考までにと云うことで(笑)



>ムササビが夜空を駆ける十二月 郵便ポストに返事は来ない

こちらの歌も、ムササビと郵便ポストの手紙という意外性のある二物をぶつけることで読み手に驚きを与える素敵な一首のように思います。
まるでムササビが飛び回って郵便物を届けに回っているようなイメージも広がって面白いですよね。

そうですね、そんな夜空を飛ぶムササビの存在に思いを馳せながら、手紙の返事を待つ面白い一首ですし、この歌についてもほんとにこのままで充分素敵に仕上がっていると思いますよ。
大切な人からの返事を待つ時間は、万葉の時代から変わらず長く感じるものなのです。

ただまあ、間違いではないですしこれで問題はないのですが、個人的には郵便ポストというと手紙を投函するポストを連想してしまうので…

ムササビが夜空を駆ける十二月 郵便受けに返事は来ない

うん、ここは「郵便受け」として漢字で落ち着きを出してみてもいいのかも知れませんね^^
上の句の「ムササビ」の軽快なイメージが強いので、下の句は少し硬い感じでもいいようにも思いますので。

でもほんと、上の句に持ってきたムササビの発想の飛躍が見事な一首だと思いますので、これもひとつの参考までにと云うことで(笑)



>鈴の音は空耳でせう 無音無音 カラス鳴く声だけが聞こえて

うんうん、こちらの歌も、鈴の音の空耳を詠ってどこか幻想的な雰囲気の素敵な一首ですね。
一応、「師走」のお題の歌と言うことで、この「鈴の音」はクリスマスに関連したものでしょうか。
あるいはサンタさんのトナカイの鈴の音かも。

そうですね、そんなメルヘンチックな想像と、それを否定して提示されるカラスの不吉さの対比も面白いですし、この歌についてもほんとにこのままで充分素敵に仕上がっていると思いますよ。
否定されることによって逆に存在感を増す鈴の音色。

ただまあ、無音と繰り返しながらカラスの鳴き声が聞こえるというのはちょっと違和感を感じるので…

鈴の音は空耳でせう 無音無音 やがてカラスの鳴く声がして

うん、たとえばこんな感じとかで、無音のつづいた後にカラスの鳴き声がしたとしてみてもいいのかも^^

まあ。実際には無音と言いながらもカラスが鳴く声が聞こえる理由はいろいろと考えられますが、歌会などではよくこの手の矛盾の指摘をされてマイナス評価になることも多いですので。

でもほんと、幻想と現実の入り交じったような面白い魅力の一首だと思いますので、これもひとつの参考までにと云うことで(笑)



>砂時計、砂の残りはすくなくて街にあふれるポインセチアは

こちらの歌は以前に読ませてもらった歌に僕の出した案(ポインセチア)を採り入れた推敲版と言った感じでしょうか。
そうですね、そんな推敲の苦心も感じられて、この歌についてもほんとにこのままで充分魅力ある一首に仕上がっていると思いますよ。

時間という目に見えないものが砂時計によって視覚化されることの残酷さ。

ただまあ、「残りは」と「ポインセチアは」の「は」が微妙に変に響き合ってしまって良くないようには感じるので…

砂時計、残りの砂のすくなくて街にあふれるポインセチアは

うん、ここはこんな感じで二句目を「残りの砂の」としてもいいのかも^^
こうすることで表現に捻りも生まれて一首がさらに引き立つようにも感じますので。
(初句と二句の初めが「砂」ではちょっと単調なので、二句は「残りの砂」としたほうがいいように感じます)。

でもほんと、推敲されたことで完成度はかなり高い歌になったと思いますので、これもひとつの参考までにと云うことで(笑)



>冷蔵庫の脱臭剤は磨り減つて今年の残り四日しかない

うんうん、こちらの歌も、「師走」のお題にふさわしい「今年」という時間の終わりを詠って素敵な魅力の一首ですね。
そうですか、消臭剤って「磨り減る」ものだったのですね。

そうですね、そんな「今年」という期間の残り時間を消臭剤を通して表現した面白い一首ですし、この歌についてもほんとにこのままで充分素敵に詠めていると思いますよ。
砂時計と同じく、消臭剤までが時間を視覚化して人々に迫ってくる現代という時代のせわしなさ。

ただまあ、四句目の助詞は「は」ではなく「も」として消臭剤の残りなどと並べてみたほうが効果が出るようにも思いますけど…

冷蔵庫の脱臭剤は磨り減つて今年も残り四日しかない

うん、こんな感じで^^
こうすることで消臭剤だけでなく、様々な〈今年の記憶〉も呼び起こされて歌に深みが加味されるようにも思いますので。

でもほんと、消臭剤という具体的な〈リアル〉が活きた一首だと思いますので、これもひとつの参考までにと云うことで(笑)



>過去と未来同じ世界にジオラマの銀座を歩く 冬の青空

こちらの歌も、過去、現在、未来の銀座の街をジオラマに喩えて歩く主体の姿を詠ってほんとに素敵な一首ですよね。
僕は東京には行ったことがないので感覚としてはよく分かりませんが、たしかに昭和以降の銀座の街はそれほど大きな変化は見せていないのかも知れませんね。
そしてこれからも変わらずそこにあり続けるのかも。

あるいは、いまこの瞬間も一秒前の過去であり未来ならば、人は常に過去、現在、未来を行き来して生きているとも言えますね。

そうですね、そんな銀座の街の姿を詠って面白い魅力の一首ですし、この歌についてもほんとにこのままで充分素敵に仕上がっていると思いますよ。

ただまあ、この歌も上の句の助詞は並列で「も~も」を使ったほうが「調べ(リズム)」も滑らかになっていいような気はしますけど…

過去も未来も同じ世界のジオラマの銀座を歩く 冬空の下

うん、こんな感じで二句目の助詞も調整して「世界の」としてみるとか^^
この歌の場合は初句は字余りになっても助詞を入れておいたほうが余裕が出て良いように思いますので。
あと、冬ってあまり青空は似合わないような気がするので、結句は「冬空の下」としてみてもいいのかも。

でもほんと、ジオラマのような銀座の街の光景が目に浮かんできて素敵な一首に仕上がっていると思いますので、これもひとつの参考までにと云うことで(笑)

ではでは、日中と夜の寒暖差が激しいですが、楓さんも体調を崩さないようにくれぐれも気をつけてお過ごしくださいね~~
今夜もこの辺で♪
 

 投稿者:  投稿日:2019年 2月26日(火)21時28分48秒
  遠くなるあなたもあなたとの恋も 春を待たずに死んだミミズク

この恋は終はりにしよう春の街 ミミズク一羽死んでしまつた
 

/192