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逆光の一日であり寒椿

 投稿者:猫髭  投稿日:2009年11月 3日(火)17時59分3秒
  通報 編集済
  ときどんは右端の猫に似ていると思うけど。真中は米どん。似てっぺ♪

オリーブさん、俳人に蔵建てた奴は芭蕉の時代からひとりもいないので(今後もいないでしょう)、安くて美味しい店が原則です。高い金だせばそれなりの物は食べられますが、理想は「千べろ店」(千円台で呑み食いして美味しい店)です。もっとも普通は1万円かかるところが1/3で済むという基準なので、月一回は贅沢に遊ぼうという狙いでもあります。
それと動物句会は神社仏閣とか田園地帯には行きません。俳句らしくないところで俳句をやろうという会ですから。俳句らしいところで俳句をやる会というのは第二土曜日に別の句会があるので、そちらにおまかせ。

谷戸へ恒例の一人吟行。石蕗の花が一杯咲いていた♪
今日は三時ごろから一時間半ほど歩いたので、日が落ちてきて逆光で撮った尾花と紅葉と椿が綺麗だった。

東京駅の地下でいま写真家の秋山庄太郎の「和花」という写真展をやっているのだが、最初は写実画かと思った。バックが白と黒で、美しいが、鷹羽狩行のうまい俳句のようにどこか人工的だと思ったらスタジオ写真だった。

わたくしは爽波の直弟子の俳人たちに俳句を学んでいるから爽波の孫弟子と言えるかもしれないが、爽波は「つまるところ俳句は題詠ですよ。吟行で写生の技を身に付けておいて、題詠で想像力を駆使して臨場感を手に入れ、まるで見たような真っ赤な嘘をつくのです。心が自由になったときにふと生まれたその句は、紛れもなく写生句です。他人が写生句として褒めてくれるぼくの句も、そんな題詠から生まれたものが多いのですよ。例えば山吹の作品なんかもね(「ちぎり捨てあり山吹の花と葉と」のことだと思う)」という話は聞いているので、スタジオ写真も写生と言えるかもしれないが、秋山庄太郎の写真は綺麗な押し花のような感じがした。

新宿の三角ビルの一階で以前やっていたアラーキーの「花」もスタジオ写真だったが、これは衝撃を受けた。オキーフのように花の中心だけを大きく克明に写した写真で、露が滴る樣は女性の性器そのもので、自然を直視出来ないといった途惑いと、生々しい匂うようなエロチシズムも露わな写真に感心した。

わたくしの写真は、カメラ屋が作ったものではなく家電屋が作ったバカチョンに近いデジカメで撮ったアマチュア写真だが、自然の逆光の美しさはスタジオでは撮れないだろう。

わたくしは俳句もそういうものだと思っている。自然の「逆光」と同等の手触りが出せれば机上の俳句も写生だとは思うが、それにはアラーキーのような才能が必要だ。
 
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