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十月二十九日 四首
浅ましくここらつまれし草花の干されてつひにゆける道かな
公園のあたらつまれし秋草のあらたあらたに千草を結べ
そこらくに一尺なりしコスモスのふはりと去りき荷台に揺れて
け
あはれあはれ冬に残れる虫のこゑ日に異に遠くなりにけらしも
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ここ‐ら【幾許】
〔副〕こんなに甚だしく。こんなに多く。ここだ。古今和歌集(春)「こづたへばをのがは風にちる花を誰におほせて―なくらむ
あたら【可惜】
〔副〕(アタラシの語幹。感動詞的に独立して、また連体詞的に名詞に冠して用いる)惜しくも。もったいないことに。惜しむべき。あったら。源氏物語(若菜下)「―人の文をこそ思ひやりなく書きけれ」。「―若い命を捨てた」
そこら‐く【許多】
〔副〕(その程度、の意から転じて、かなりの数量・度合を表すようになった)たくさん。ひどく。万葉集(9)「この篋(くしげ)開くなゆめと―に堅めし事を」
ひ‐に‐け‐に【日に異に】
日々に変わって。転じて、日増しに。万葉集(12)「―やせぬ人に知らえず」
以上、広辞苑 第六版より (C)2008 株式会社岩波書店
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