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binsiさん、こんばんは~~(^・^)

 投稿者:黒路よしひろ  投稿日:2017年 3月29日(水)00時52分5秒
  >媒酌のつとめ果せし灯の下にほのかに匂ふ桜湯を飲む
        媒酌・仲人 晩酌・夕食ころの酒

この歌は仲人をされたときの一首だったのですね^^;
「媒酌」と「晩酌」を勘違いしていました(大汗。。
申し訳ありませんです。

binsiさんが仲人をされた結婚式だとすると、新郎の実家などで行われた昔風の結婚式の思い出の歌でしょうか^^
最近は式場などでの洋風の結婚式が増えてきましたが、こういう和風の昔ながらの結婚式も風情があっていいものですよね。
うん、そんな仲人をされたときの思い出を、「桜湯」を通してほんとに素敵に表現されている一首だと思います。

ではでは、桜の花も各地で開花してきましたが、夜などはまだまだ冷える日も多いですので、binsiさんもどうぞ風邪など引かれないようにくれぐても気をつけてくださいね~~
今夜もこの辺で♪
 

(無題)

 投稿者:  投稿日:2017年 3月28日(火)20時04分55秒
  天(あま)という名前をつけし愛猫をお題の字を見て偲ぶ夜なり


 

お題

 投稿者:青芽  投稿日:2017年 3月28日(火)09時52分55秒
  嬰児の早々に逝き悲しむを天命といふは無惨きはまる  嬰児=みどりご  

お題

 投稿者:バッカス  投稿日:2017年 3月27日(月)18時47分26秒
  暮石屋に天竺と書かれた石ひとつ誰が買うのか思って五年  

★前回の投稿作品★

 投稿者:黒路よしひろ  投稿日:2017年 3月27日(月)00時02分36秒
  前回のお題『緑』に、みなさまから投稿していただいた作品です。
Yahoo!トピック終了にともない、これからはこちらで投稿作品の発表をさせていただきますね。

★前回の投稿作品★
お題『緑』(敬称略)

祐一

ポカポカの日差しを浴びてひさびさに田を行く我に緑が痛し

太陽の日差しが木々に差し込んで木々の緑が輝いている

公園のベンチに一人腰かけりゃ緑のそよ風もうすぐ五月

緑萌ゆる若葉の頃に思い出す遠きあの日の始めての口づけ

若き娘は若葉のごとく新鮮で見ているだけで元気が出てくる
      娘→こ

緑の葉日差しを浴びて嬉しそう自らの色輝き放ち

疲れたね私の緑目にいいよ木々の葉我にささやいている

紺碧の空に誘われ田を行けば緑緑にそよ風ぞ吹く

生きてると色んなことがありますよ山の中で寝島に流され

-------------------------------------
バッカス

妻に問うミトコンドリアとは何とミドリムシだとポツリつぶやく

ガム一枚なれど名前は多々ありき口の恋人 ミドリの吐息

客間にて茶は出てきたが人が来ず畳の淵の緑を擦る

一寸の芋虫パセリを食む日々は緑のひかり歳をとりゆく

雪積もりひと冬のとき層となる春日よ吾の今を剥ぎとれ

棺桶に冬放り込んで荼毘にふす種火となる季よ勢いをませ

病む季節おわりを迎え光射す暖立ち昇り雲影おとす

能面の半分ひらく唇に寒押し込んで冬を殺める

生もなく死もなく吾は空に住む季節の真中漂うことなく

牡丹餅がキチリと並ばぬ重箱にしがみつく冬指で剥ぎ取る

春分けるとき来たれども靴の底まだ深々と寒さを踏み行く

雪解けの田圃に集う白鳥は我蔑みながら土食い進む

雪しろがゆるり流れし富良野川水皺の中震える柳よ

新緑に着替えて木々は笑いだす春風迎えふるえるように

パンの耳の焦げた破片が床に散るわたしの海馬に残ることなく

みどり降る上富良野町という町がある寂しさ積もる町わたしの町

ひと気ない図書館のよこのオンコの木季節しらずに煤けて緑

刻とまりソファーに散らばる服のむれハンカチひとつわれはさがせず

-------------------------------------
夕夏

もしひとがいなけりゃちきゅううつすそらからみればみどりのほしならむ

あおによしならのみやこはあかあおみどりひかりとかげにつつまれて

くろうまをあおあおをみどりというにほんごにあいつうじるかんせい

ひざしあびひましにふえるあおいかげくさきめぶきてちじょうをおおう

-------------------------------------
さくら

大仏も欝におわさむ早春の身に纏いつく緑青の錆
緑青→ろくしょう

流されて廃墟と化した被災地に羊放たれ雑草を食む

かじかんだ心ひらけと多摩川の芽吹きの土手を風の吹きくる

艶やかに緑湛えし寒椿われも生きむか掌(たなごころ)上げ

しんとして木は語らずも新緑に染まりゆくほど坐っておりぬ

-------------------------------------
青芽

縁側に緑茶啜りつ庭に咲く黄の水仙に和むこころの

一日の野菜摂取を示しつつサプリメントのCМ何度も

最上川水滔滔と流れをり新緑の気を腹の底まで

喧噪の街を抜け来て新緑の木立のなかに深呼吸せる

-------------------------------------
おら

ゴタゴタでめくり忘れたカレンダーふと気が付けば緑目に入る

-------------------------------------
結花

熱々の真緑の茶の真ん中で溶けてく氷の叫びを聞いて

-------------------------------------
 

★お題は『天』★

 投稿者:黒路よしひろ  投稿日:2017年 3月27日(月)00時02分5秒
  ★今回のお題は『天』、期限は四月九日(日)です★

「天使」「天麩羅」など、天という言葉から連想するものなら何でもけっこうです。
お題の言葉を含んでいなくても構いません。

題詠の期間は一つのお題につき二週間です。
みなさんが気持ちよく参加できるよう、どうぞご協力のほどをよろしくお願いしますねm(_ _)m

PS.今回もお題、二巡目です(^・^)
 

日常の中で

 投稿者:バッカス  投稿日:2017年 3月26日(日)13時46分29秒
編集済
  パンの耳の焦げた破片が床に散るわたしの海馬に残ることなく
みどり降る上富良野町という町がある寂しさ積もる町わたしの町
ひと気ない図書館のよこのオンコの木季節しらずに煤けて緑
刻とまりソファーに散らばる服のむれハンカチひとつわれはさがせず

 

黒路さま

 投稿者:みなみ  投稿日:2017年 3月25日(土)18時04分11秒
編集済
  桜も咲きはじめたようです。来週鎌倉に行くので見られそうです。プロの先生から講評をいただける歌会に行ってきました。私の歌は単純過ぎるといわれると思いましたが意外にも難しい歌といわれました。結社の方も参加されていたと思いますが、参加作品のレベルが高かったです。私の歌にプロの先生の票は入りませんでした。ちがうところで切って読まれ、それはちがうと言いたかったですが、著名な先生なので言えませんでした。

しばらく前に投稿した歌に添削をありがとうございました。
一首目は私自身の体験です。一人暮らしのOLをしていた時、安月給で正月に食べ物が買えないことがあったのです。言い回しが大げさだし、歌のつくりが単純過ぎましたね。

ペーパームーン直訳すると紙の月。パソコンの液晶の空に浮かんだ紙の月のように、本物ではない恋だったという失恋の歌です。

束の間の旅=ほんの短い間の恋

液晶の白い夜空のペーパームーン=偽物の世界の偽物の恋

この歌は歌全体がメタファーになっていると言えるでしょうか?

「メタファー」というのがよくわからないのですが、ご説明いただけるとありがたいです。

スペースの使い方は、まだよくわかっていません。また試みてみます。
質問ばかりですみません。返信はお暇な時でかまいませんので。
また新しい歌を投稿します。よろしくお願いします。
サザンの「月」は私も調べましたが、桑田さんはソロの歌をサザンのライブで歌うことがあるようなので、広義で「サザンの月」と使ってもよいかと。
 

さくら様へ

 投稿者:バッカス  投稿日:2017年 3月25日(土)15時43分30秒
  笑う木の話を聞いたことがありまして。幹をコチョバスと枝先を振って笑うそうです。それは木が風を呼ぶのかも知れません。タイミングよく風が吹くのかも知れません。
分かりませんが、人々はその木を笑う木と呼ぶ。という話です。あやふやな記憶ですが思い出し、このような歌を詠みました。風が吹くのでわなく迎えるにしてみました。
お題の件、忘れていました。緑でしたよね。
それにしても さくら様、素敵な歌、お詠みになりますね。
楽しみにしています。
 

バッカスさま

 投稿者:さくら  投稿日:2017年 3月25日(土)08時06分22秒
  >新緑に着替えて木々は笑いだす、、、

とてもおもしろい表現ですね~! ほんと、これからは緑を大いに享受したいですね。

あの~、バッカスさんはどうして「お題」としないで、ときどき「無題」となさるのですか?
ちゃんと「緑」を詠っていらっしゃるのに。(おせっかいですね、))^o^(
 

媒酌

 投稿者:binsiメール  投稿日:2017年 3月25日(土)07時41分57秒
編集済
  媒酌のつとめ果せし灯の下にほのかに匂ふ桜湯を飲む
          ※呑むは飲むと訂正致しました感謝
        媒酌・仲人 晩酌・夕食ころの酒
 

みなみさん、こんばんは~~(^・^)

 投稿者:黒路よしひろ  投稿日:2017年 3月25日(土)00時33分20秒
  いや~~、東京ではとうとう桜が開花したようで、来週には各地でお花見が出来るかも知れませんね^^
僕はちょっと椎間板ヘルニアの調子がまた少し悪化してきたのであまり遠出は出来そうにないのですが、また近くの公園などに写真撮影にでも行ってみたいものです。

さてさて、そんな桜の花も少しずつ開花しだしたこの頃ですが、今夜もまたこちらのみなさんの歌にも感想など書かせてもらいますね。

>生と死の境目を見た貧しさに食べ物買えぬ正月ありき

うんうん、みなみさんのこの歌は、食べ物も買えない正月の貧しさを、「生と死の境目を見た」と表現した感性が魅力の一首ですね。
さすがに、みなみさんご自身がそこまで辛い環境にあるとは思えませんが、これはテレビなどで見た情景を詠ってのものでしょうか。

そうですね、自身の状況を詠った場合なら結句の「ありき」の切迫感の無さが気になってしまいますが、テレビなどで観た他の人の状況として詠っている場合なら適度な距離感も出ていて、一歩離れた場所からの社会の無情さに心を痛める感じがよく表現されていると思いますよ。

ただまあ、あえて言うのなら「食べ物(も)買えぬ」の助詞の省略がちょっと歌の甘さとして出てしまってるようには感じるので…

生と死の境目を見た食べ物も買えぬ貧しき正月のあり

うん、ここはたとえばこんな感じとかでまとめてみてもいいのかも知れませんね^^
微妙な違いに過ぎないかも知れませんが、助詞を省略することで素人っぽさが出てしまう場合もありますので。

でもほんと、世の中にはこんな貧しさの中で生活している人もいるという現実を直視した力のある一首に仕上がっていると思いますので、これもひとつの参考までにと言うことで。



>束の間の旅だったとは液晶の白い夜空のペーパームーン

こちらの歌は、一転して液晶の中の白い夜空の月の下を旅した、束の間の幻想を詠って素敵な一首ですね。

「ペーパームーン」は、アメリカの映画のタイトルとしても有名なようですが、この歌の場合は映画とは関係のない、本物ではない「まやかし」の意味と解釈したほうがいいのかな?
あるいは、パソコンの液晶の前でうとうとと眠ってしまったのかも知れませんね。
「~だったとは」の表現はみなみさんの歌でよく出てきますが、これはまあ僕はひとつの個性として尊重したいと思います。

そうですね、そんな一時の幻想の旅を詠って魅力ある一首ですし、この歌についてもほんとにこのままで充分素敵に仕上がっていると思いますよ。
ただまあ、「ペーパームーン」がどうしても映画のタイトルと重なってこの歌の内容だとまぎらわしいので…

束の間の旅だったとは液晶の白い夜空のまやかしの月【ペーパームーン】

うん、ここはたとえばこんな感じで「まやかしの月」としてルビで「ペーパームーン」と読ませてもいいのかも知れませんね^^
自分では当然理解されると思っている表現が読み手には意外に理解されないこともけっこうありますので。

でもほんと、幻想的で不思議な魅力の一首に仕上がっていると思いますので、これもひとつの参考までにと言うことで(笑)



>絡みつくノルマを逃れダイブする黄昏時にサザンの「月」に

うんうん、こちらの歌も仕事などのノルマからの逃避行を魅力的な表現で詠って、ほんとに素敵な一首のように思いますよ。

とくに「絡みつくノルマ」との表現が個性的で、「ダイブする」の大胆さも単に逃げ出す消極性とは違った自由への逃避行のような魅力を感じます。

ただ、「サザン」はサザンオールスターズのことだと思いますが、調べてみたところ「月」は桑田佳祐さんのソロの歌で、サザンオールスターズの歌では無いようなので、この結句はちょっと正確性に欠けるかも知れませんね。
う~~ん、ここはたとえば…

絡みつくノルマを逃れダイブする 桑田の歌う「月」の世界に

そうですねえ、たとえばこんな感じとかでまとめてみるのもひとつの手なのかな^^
(みなみさんのもとの歌の場合だとスペースは必要ないかと思いますが、こちらの場合は桑田佳祐さんがダイブして歌う意味にも取れてしまうので、スペースで区切ってもいいかと思います。)

でもほんと、歌自体は個性的でみなみさんの歌の中でもかなり高く評価できる一首だと思いますので、これもひとつの参考までにと言うことで(笑)



>太陽は月に変りぬ全部嫌い爪の先まで愛したきみの

こちらの歌も、ネガティブな感情を個性的な表現で詠って、ほんとに素敵な一首に仕上がっていると思いますよ。
意味的には、日中の太陽が夜になって月に変わったように、かつては爪の先までも愛したきみのすべてが嫌いになった…と言ったところでしょうか。

そうですね、筋を付けすぎない言い回しも効果的に活きていると思いますし、この歌についてもほんとにこのままで充分素敵に仕上がっていると思いますよ。

その上で、ご質問にもあった「スペース」での区切りですが、この歌の場合は意図的にぷつりぷつりと切った言い回しの「調べ(リズム)」を活かすために、表記を区切ってみてもいいのかも知れませんね。

太陽は月に変りぬ 全部嫌い、爪の先まで愛したきみの

うん、たとえばこんな感じとかで読点も交えてみるとか^^
このあたりは何が正解ということもないですし人によっても判断は分かれると思いますが、あまりやり過ぎない程度にいろいろと工夫してみてもいいように思います。

でもほんと、読み手を引きつける個性のある面白い内容で素敵な一首に仕上がっていると思いますので、これもひとつの参考までにと言うことで(笑)

ではでは、今日はまた夕方から少し気温が下がってきましたが、みなみさんも風邪など引かれないようにくれぐれも気をつけてお過ごしくださいね~~
今夜もこの辺で♪
 

(無題)

 投稿者:バッカス  投稿日:2017年 3月24日(金)21時45分56秒
  新緑に着替えて木々は笑いだす春風迎えふるえるように

さくらさんの本歌取りとまでいきません  です。
 

お題

 投稿者:さくら  投稿日:2017年 3月24日(金)10時10分33秒
  しんとして木は語らずも新緑に染まりゆくほど坐っておりぬ

 

お題

 投稿者:夕夏  投稿日:2017年 3月24日(金)09時54分17秒
  ひざしあびひましにふえるあおいかげくさきめぶきてちじょうをおおう  

お題

 投稿者:青芽  投稿日:2017年 3月24日(金)09時51分53秒
編集済
  喧噪の街を抜け来て新緑の木立のなかに深呼吸せる

 

お題

 投稿者:祐一  投稿日:2017年 3月23日(木)07時08分11秒
  生きてると色んなことがありますよ山の中で寝島に流され  

 投稿者:バッカス  投稿日:2017年 3月22日(水)19時30分42秒
編集済
  雪しろがゆるり流れし富良野川水皺の中震える柳よ  

(無題)

 投稿者:バッカス  投稿日:2017年 3月21日(火)20時57分32秒
編集済
  雪解けの田圃に集う白鳥は我蔑みながら土食い進む
 

お題

 投稿者:さくら  投稿日:2017年 3月21日(火)19時52分37秒
  かじかんだ心ひらけと多摩川の芽吹きの土手を風の吹きくる

艶やかに緑湛えし寒椿われも生きむか掌(たなごころ)上げ
 

お題

 投稿者:結花  投稿日:2017年 3月21日(火)19時18分14秒
  熱々の真緑の茶の真ん中で溶けてく氷の叫びを聞いて
 

黒路様 夕夏様

 投稿者:バッカス  投稿日:2017年 3月21日(火)05時50分14秒
  御回答ありがとうございます。  

バッカス さんへ

 投稿者:夕夏  投稿日:2017年 3月21日(火)01時40分38秒
  一生を山懐で生きる意味我知ること拒み歳を重ねる
「懐」が肝のような気がしますので「山」に十勝岳をあてると
生きる意味知ること拒み歳重ね永久に十勝岳に育まれ
「山懐」を「十勝岳に育まれ」に置き換えるくらいしか思いつきませんでした。
固有名詞を入れる必要性が感じられないので、入れるならと語順を入れ替え音数も無理に合わせてみました。
元歌のままで良いと思いますけど?
 

バッカスさんへ追伸(^・^)

 投稿者:黒路よしひろ  投稿日:2017年 3月21日(火)01時07分15秒
  >3.判らん奴などほっといて、自分が判ればそれでいい。なのか。

これについては、難しい問題ですね^^;
そもそも読み手それぞれの解読力の問題もありますし…

ただ、理解されるために簡易な表現で詠うというのはやはりちょっと違うと思いますし、自分一人が判ればいいというのもやはり違うと思います。
「自分の歌の読者に誰を想定するか」、「誰に読んでほしいか」などを考えながら、その上で自分の表現したい歌を探っていくしかないのかも知れませんね。

少なくとも、僕は優れた読み手に理解される歌を目指す努力は必要なように思いますので。
自分の歌を誰にも理解してもらえないというのも寂しいですしね^^

まあ、最近は僕も年を取ってきて丸くなったのか、結果として自分が楽しければそれでいいという詠い方も、それはそれでいいようにも思いますけど(笑)

ではでは、(ほんとに)今夜はこの辺で♪
 

バッカスさん、こんばんは~~(^・^)

 投稿者:黒路よしひろ  投稿日:2017年 3月21日(火)00時40分53秒
編集済
  ご質問の件ですが、僕は誰も知らないような地名や固有名詞なども積極的に歌に入れたほうがよいと普段から感じています^^
山の名前に限らず、町や村などの地名、あるいは花の名前などもそうですね。

短歌としての表現だけで見た場合でも山を単に「山」と詠うよりも、「十勝岳」としたほうが遙かに歌に具体性が生まれて魅力的だと思いますよ。

まあ、現在短歌では意外な着眼点や発想で詠った「個性」が何よりも重視される風潮にあるので、土地の風土などを詠った地味な歌はどちらかと言うと軽視されがちではありますが^^;

今は亡き万葉研究家の犬養孝さんは「万葉集の歌は歴史と風土を抜きにしては理解できない」とよくおっしゃっていましたが、最近の現在短歌にはこの「歴史と風土」が大きく欠けてきているようにも思います。

かつて、土地の名が名歌として詠われることによって「歌枕」となり、人々に知られるようなったように、現代歌人も誰も知らないような地名でもどんどん歌に詠み込んで新たな「歌枕」を作り出して欲しいものですね。

まあ、これもひとつの参考までにと言うことで(笑)

ではでは、バッカスさんたち他のみなさんの歌にも、またじかんを見つけて感想書かせてもらいますね~~
今夜はこの辺で♪
 

binsiさん、こんばんは~~(^・^)

 投稿者:黒路よしひろ  投稿日:2017年 3月21日(火)00時11分58秒
編集済
  いや~~、三月も半ばを過ぎて、さすがに日差しの温かい日が増えてきましたね^^
この三連休はよいお天気でしたし、みなさんもどこかへお出かけなどされて楽しい時間を過ごされたでしょうか。

さてさて、そんな春本番も間近のこの頃ですが、今夜もまたこちらのみなさんの歌にも少しだけでも感想など書かせてもらいますね。

>地を這ひて咲きし小菊の一枝を挿せば厨に香り立ち来る

うんうん、binsiさんのこの歌も、厨に挿した一輪の小菊の香りを詠ってほんとに素敵な一首ですよね。
小菊は添え木をしないと地面を這うように横に広がって咲くことも多いようですね。
僕も去年の秋に春日大社の万葉植物園にノジギクを見に行ってきたのですが、地面を覆い尽くすように一面に咲いた花がほんとに綺麗でした。

そうですね、そんな一輪の花の存在が厨の中に示す存在感を香りを通して見事に表現されていますし、この歌についてもほんとにこのままで充分素敵に仕上がっていると思いますよ。

次の桜湯の歌でもそうですが、上の句の時間から下の句の時間への経過という、二つの世界を一首の中に詠うことで、歌に重層さが生まれているのも魅力のように思います^^

うん、「立ち来る」の「来る」も、それまで厨に存在しなかった香りの来訪を感じさせてくれますし、静かな表現の中にも強い個性の一首に仕上がっていると言えるのではないでしょうか。



>媒酌のつとめ果せし灯の下にほのかに匂ふ桜湯を呑む
      ※灯の下(もと)

うんうん、こちらの歌も、先の歌と同じく何気ない日常の中にも存在する詩的な時間を感じさせてくれてほんとに素敵な一首ですよね。
この晩酌は亡きご主人さんの相手をされたときのことでしょうか。
晩酌の相手をする時間と、桜湯を楽しむ時間の、対照的でありながらもそのどちらもが主体にとっての素敵な時間として読みとれるのも魅力的ですよね。

「桜湯」は塩漬にした桜の花に熱湯を注いだ飲物とのことで、婚礼の席などで飲まれることも多いのだとか…

そうですね、そんな風流さも感じられる桜湯を詠って静かな魅力の一首ですし、この歌についてもほんとにこのままで充分素敵に仕上がっていると思いますよ。
ただまあ、細かなことですが結句の「呑む」の表記は「飲む」のほうがいいかも知れませんね。

媒酌のつとめ果せし灯の下にほのかに匂ふ桜湯を飲む

うん、こんな感じで^^
これもどこまで真実なのかは分かりませんが、調べてみたところ「呑む」は主に個体を呑み込むときに使う表記で、液体を飲むときには「飲む」のほうを使うのが正解なのだそうです。

他にもお酒の場合などでがぶが呑む時に限って「呑む」を使うそうですが、桜湯はさすがにがぶがぶは飲まないと思いますので。

でもほんと、晩酌の二人の時間と、桜湯を飲む一人の時間の対比も魅力の素敵な一首に仕上がっていると思いますので、これもひとつの参考までにと言うことで(笑)

ではでは、季節の変わり目で体調を崩しやすい時期ですが、binsiさんもどうぞお身体を大切にしてお過ごしくださいね~~
今夜もこの辺で♪
 

黒路様 皆様にお伺いします

 投稿者:バッカス  投稿日:2017年 3月20日(月)23時14分50秒
編集済
  一生を山懐で生きる意味我知ること拒み歳を重ねる
一生を山懐で生きる意味我問い持たぬ十勝の山に

  山は十勝岳です。でさが十勝岳としてどれ程の人が場所や名前を知っているでしょうか。ならば、「やま」と書いて正解なのか。
流れて早し最上川、最上川を私は何処にありどんな川かしりません。ここは川の形状を書くべきなのか。
小学生の一首に
うちのねこ ばくといいます こねこです のびをすると ほそくなります
この歌は内容より、リズムが良い点で優れていると思います。
そこで
1.まず誰もが知らないだろうと思われる場所名は避けるべきか。
2.名も知らぬ場所でもリズムが良ければいれるべきか。
3.判らん奴などほっといて、自分が判ればそれでいい。なのか。

私が詠んだ短歌を見て妻は「なに書いてるのか判らん」といいます。老若男女誰がみても「ほー」と言わせる歌とはどのような歌なのか。何を考えながら詠めば宜しいのでしょうか。

皆様の考えを教えて下さい。
 

お題

 投稿者:夕夏  投稿日:2017年 3月20日(月)15時12分11秒
  くろうまをあおあおをみどりというにほんごにあいつうじるかんせい  

黒路さま

 投稿者:みなみ  投稿日:2017年 3月20日(月)06時55分12秒
  お忙しい中、返信をありがとうございました。
自作に「悲しい」と使いましたが、稚拙な感じもして、そのまま過ぎると思い、別の形容詞に代えました。黒路さんの説明でよくわかりました。
 

★お題は『緑』★

 投稿者:黒路よしひろ  投稿日:2017年 3月20日(月)00時02分19秒
  ★今回のお題は『緑』、期限は三月二十六日(日)です★

「新緑」「緑茶」など、緑という言葉から連想するものなら何でもけっこうです。
お題の言葉を含んでいなくても構いません。

題詠の期間は一つのお題につき二週間です。
みなさんが気持ちよく参加できるよう、どうぞご協力のほどをよろしくお願いしますねm(_ _)m
 

(無題)

 投稿者:バッカス  投稿日:2017年 3月19日(日)22時13分19秒
編集済
  牡丹餅がキチリと並ばぬ重箱にしがみつく冬指で剥ぎ取る
春分けるとき来たれども靴の底まだ深々と寒さを踏み行く
 

みなみさん、こんばんは~~(^・^)

 投稿者:黒路よしひろ  投稿日:2017年 3月19日(日)21時34分19秒
  ご質問の件ですが、「寂し」や「悲し」などの感情を表す形容詞の使用は、とくに制限はないですよ^^
ただ、歌によってはその時々で別の言葉や表現を用いてそれらの感情を表したほうが効果的なこともあるので、一概には言えないでしょうね。

とくに口語調の現代短歌などでは「寂しい」とか言われるとはっきりと言い過ぎな感じも受けてしまうので、それを言わずに感じさせる工夫が好まれたりもするようです。

たとえば前後に個性的な表現や発見のある歌の場合にはそれほど気にはなりませんが、「寂しい」や「悲しい」気持ちだけが主想の歌でそのまま「寂しい」と表現してしまうと「それを言わずに表現したほうがいい」との批評を受けることが多いです(笑)

ですので、結論としては、使うこと自体はまったく問題はないけれどもそれを言わずに表現できないか推敲してみる、と言ったところでしょうね。

まあ、これもひとつの参考までにと言うことで。
ではでは、またみなさんの歌にも感想書かせてもらいますね~~♪
 

黒路さんへ 質問

 投稿者:みなみ  投稿日:2017年 3月18日(土)18時20分55秒
編集済
  「嬉しい 悲しい 楽しい 寂しい 懐かしい」などの感情形容詞は短歌にそのまま使わない方がよいでしょうか? 以下の作例がありますが。

奥山に紅葉踏みわけ鳴く鹿の声きく時ぞ秋は悲しき(古今集)

白鳥はかなしからずや空の青海のあをにも染まずただよふ(若山牧水)

故郷の訛り懐かし停車場の人ごみの中にそを聞きに行く(石川啄木)

秋雨は別れに倚(よ)りしそのかみの柱のごとくなつかしきかな(与謝野晶子)

やは肌のあつき血汐にふれも見でさびしからずや道を説く君(与謝野晶子)

稲刈りて淋しく晴るる秋の野に黄菊はあまた眼をひらきたり(若山牧水)

秋の日はさびし切なし部屋の棚あらゆる花をもて飾れども(与謝野晶子)
 

お題

 投稿者:青芽  投稿日:2017年 3月18日(土)17時56分35秒
  最上川水滔滔と流れをり新緑の気を腹の底まで  新緑には早い時季ですが、先取りで・・  

 投稿者:バッカス  投稿日:2017年 3月18日(土)12時39分27秒
編集済
  雪積もりひと冬のとき層となる春日よ吾の今を剥ぎとれ
棺桶に冬放り込んで荼毘にふす種火となる季よ勢いをませ
病む季節おわりを迎え光射す暖立ち昇り雲影おとす
能面の半分ひらく唇に寒押し込んで冬を殺める
生もなく死もなく吾は空に住む季節の真中漂うことなく




 

黒路さんへ

 投稿者:祐一  投稿日:2017年 3月18日(土)01時21分47秒
  私の歌を取り上げてくださって有難うございます。いろいろ詳しい説明有難うございました。
勉強になります。
 

祐一さん、こんばんは~~(^・^)

 投稿者:黒路よしひろ  投稿日:2017年 3月18日(土)01時08分25秒
  いや~~、温かくなったかと思ったらまた急に寒くなったりと、なかなか本格的な春の陽気にはなってくれませんね^^;
僕もせっかく良くなりかけていた椎間板ヘルニアがこの寒さでまた痛み出してきたりと、季節のように一進一退を繰り返しています(笑)

さてさて、そんな季節の変わり目の落ち着かない日々ですが、今夜もまたこちらのみなさんの歌にも少しだけでも感想書かせてもらいますね。

>平手では勝てないからと駒落ちの飛車香落ちと戦ってみる
    平手→ひらて     飛車香落ち→ひしゃきょうおち

うんうん、祐一さんのこの歌も、ハリマオさんの歌と同じく将棋の駒を詠われてほんとに素敵な一首ですよね。
僕は将棋についてはよく知らないのですが、「平手」は同じ条件での勝負で、「駒落ち」はハンデをつけての勝負だそうですね。
「飛車香落ち」だと、上手側の飛車と左の香車を落としてハンデとしたものだとか。

(僕は将棋に詳しくないので)最初、祐一さんと相手のどちらがハンデをもらったのか分からなかったのですが、「飛車香落ちと戦う」とあるのでこれは祐一さんのほうがハンデをもらったわけですね。
なるほどなるほど。

そうですね、そんな自身の弱さを歌にする潔さも面白いですし、この歌についてもほんとにこのままで充分素敵に詠めていると思いますよ。
趣味である将棋の世界の専門用語を入れることで、人生への執着のようなものを感じさせている部分のも好感が持てますし。
ただまあ、あえて言うのならちょっとそのまま過ぎて個性としては弱い気もするので…

平手ではついに勝てずに駒落ちの飛車香落ちと戦ってみる

うん、ここはたとえば二句目をこんな感じとかにして、この歌に至るまでの連敗の経緯をもう少し強く感じさせる表現にしてみても面白いかも知れませんね^^
こうすることで歌にさらに広がりも生まれるようにも思いますので。

でもまあ、ここへ至るまでの実際の経緯はどうだったのか分かりませんし、将棋という趣味の世界を専門用語を交えて面白く詠ったほんとに素敵な一首に仕上がっていると思いますので、これもひとつの参考までにと言うことで(笑)



>暗闇に最後にパッと輝きて落ちてしまった線香花火

うんうん、こちらの歌も線香花火の最後の瞬間を詠って、静かな魅力が素敵な一首ですよね。

「暗闇に」は暗闇の中にの意味であると同時に、線香花火の落ちてゆく場所でもあるわけですね。
このあたりにも何気ない深さを感じます。
また、「消えてしまった」ではなく「落ちてしまった」とした部分の表現にも地味ながら素敵な個性を感じますよ。

そうですね、そんな最後の刹那に輝いて落ちていった線香花火の光がなんとも言えない切なさを感じさせてくれますし、この歌についてもほんとにこのままで充分素敵に仕上がっていると思います。
ただまあ、あえて言うのなら表現としてはまだ少し弱い気もするので…

暗闇に(最後にパッと輝きて)落ちてしまった線香花火

うん、ここはたとえば現代歌壇の流行風にこんな感じとかでパーレンをつけて、表現の多重性を入れてみたりしても面白いのかも知れませんね^^
こうすることで「暗闇に」と「落ちてしまった」の繋がりもさらに活きてくるようにも思いますので。

でもまあ、これだともとの歌の祐一さんらしい素朴さは薄れてしまいますし、もとのままでも線香花火の切ない雰囲気がよく現れているほんとに素敵な一首だと思いますので、これもまたひとつの参考までにと言うことで(笑)

ではでは、季節の変わり目で気温の変化の激しい時期ですが、祐一さんも体調管理にはくれぐれも気をつけてお過ごしくださいね~~
今夜もこの辺で♪
 

お題(緑)

 投稿者:おら  投稿日:2017年 3月16日(木)09時36分19秒
編集済
  ゴタゴタでめくり忘れたカレンダーふと気が付けば緑目に入る
 

人生

 投稿者:バッカス  投稿日:2017年 3月15日(水)20時55分8秒
編集済
  一寸の芋虫パセリを食む日々は緑のひかり歳をとりゆく  

お題

 投稿者:青芽  投稿日:2017年 3月15日(水)15時59分30秒
  縁側に緑茶啜りつ庭に咲く黄の水仙に和むこころの

一日の野菜摂取を示しつつサプリメントのCМ何度も

 

お題

 投稿者:さくら  投稿日:2017年 3月15日(水)09時29分4秒
編集済
  大仏も欝におわさむ早春の身に纏いつく緑青の錆

緑青→ろくしょう

流されて廃墟と化した被災地に羊放たれ雑草を食む
 

お題

 投稿者:夕夏  投稿日:2017年 3月14日(火)06時37分25秒
  もしひとがいなけりゃちきゅううつすそらからみればみどりのほしならむ
あおによしならのみやこはあかあおみどりひかりとかげにつつまれて
 

お題

 投稿者:祐一  投稿日:2017年 3月14日(火)05時08分43秒
  緑の葉日差しを浴びて嬉しそう自らの色輝き放ち

疲れたね私の緑目にいいよ木々の葉我にささやいている

紺碧の空に誘われ田を行けば緑緑にそよ風ぞ吹く
 

ミドリ

 投稿者:バッカス  投稿日:2017年 3月13日(月)19時15分17秒
編集済
  妻に問うミトコンドリアとは何とミドリムシだとポツリつぶやく
ガム一枚なれど名前は多々ありき口の恋人 ミドリの吐息
客間にて茶は出てきたが人が来ず畳の淵の緑を擦る

 

お題

 投稿者:祐一  投稿日:2017年 3月13日(月)07時04分38秒
編集済
  緑萌ゆる若葉の頃に思い出す遠きあの日の始めての口づけ

若き娘は若葉のごとく新鮮で見ているだけで元気が出てくる

       娘→こ
 

お題

 投稿者:祐一  投稿日:2017年 3月13日(月)06時55分58秒
  ポカポカの日差しを浴びてひさびさに田を行く我に緑が痛し

太陽の日差しが木々に差し込んで木々の緑が輝いている

公園のベンチに一人腰かけりゃ緑のそよ風もうすぐ五月
 

ハリマオさん、こんばんは~~(^・^)

 投稿者:黒路よしひろ  投稿日:2017年 3月13日(月)01時12分21秒
  いや~~、数日前までは震えるような寒さだったのに、今日は一転して汗ばむようなお天気でしたね^^;
僕は腰のほうの調子がなかなか良くならないので散歩もままならないのですが、そろそろスミレの花なども咲き出す頃かな。

さてさて、そんな春らしさも増してきたこの頃ですが、今夜もまたこちらのみなさんの歌にも少しだけでも感想など書かせてもらいますね。

>香港の港を見渡す高台で風に吹かれて報告書記す

うんうん、ハリマオさんのこの歌もお仕事で行かれた香港の港町でのひとときを詠ってほんとに素敵な一首ですよね^^
僕は香港には行ったことがないのですが、やはり香港というと湾港のイメージが強かったりします。
お仕事とは言え、海外を回れるというのは気分転換にもなって楽しいでしょうね。

そうですね、そんな香港でのひと時を詠ってほんとに魅力的な一首ですし、この歌についてもほんとにこのままで充分魅力的に仕上がっていると思いますよ。

ただまあ、細かなことですが、「高台で」のように三句目を「で」で下の句に繋げてしまうと、そこにどうしても表現としての甘さが出てしまうようには感じるので…

香港の港見わたす高台の風に吹かれて報告書記す

うん、ここはこんな感じで万能の助詞「の」を利用してみてもいいのかも知れませんね^^
他にどうしようもない場合は仕方がありませんが、こんな感じで他の助詞に換えられる場合は「で」や「て」の甘さにももう少し気をつけてみてもいいように思います。

あと、二句目の字余りはこの場合は助詞を省略しても問題ないようにも思いますがどうでしょうか(その場合は「渡す」を平仮名ひょうきにしてバランスを取ってみてもいいかも知れませんね)。
でもほんと、単なる旅行ではなく仕事である故の雰囲気が素敵に現れていて「報告書」も活きている一首に仕上がっていると思いますので、これもひとつの参考までにと言うことで(笑)



>君のつけるバニラの香りを少しでも多く吸おうと深呼吸する

はははは、こちらの歌は、想い人のつけるバニラの香水を詠った面白い一首ですね。
気のない相手の香水は時に迷惑にも感じられますが、自分の想い人の香りなら深呼吸してまで吸いたいとは素直な男心ですよね(笑)

そうですね、そんなある意味で哀しい男の心理を詠って面白い一首ですし、この歌についてもほんとにこのままでも充分素敵に仕上がっていると思いますよ。
上の句の字余りは少し気になりますが、この歌の場合は無理に定型に収めようとしても逆に不自然になりますし、ここもこのままでも仕方のないところでしょうか。
ただまあ、「バニラの香り」は香水であることだけは、もう少しはっきりと入れておいてもいいのかも知れませんね。

君のつけるバニラの香水少しでも多く吸おうと深呼吸する

うん、たとえばこんな感じにしてみるとか^^
僕のように香水にあまり詳しくない者には、バニラの香りと言われると単純にソフトクリームなどを連想してしまいますので。

でもほんと、男の素直な欲情を表現して面白い恋歌に仕上がっていると思いますので、これもひとつの参考までにと言うことで(笑)



>まっすぐに進むばかりのわが友はたとえていえば香車のように

こちらの歌はご友人の方を詠われた一首ですね。
「香車」はまっすぐに進む将棋の駒のことだそうで、そんな香車のように愚直に進んでいくお友達を詠われたほんとに素敵な一首に仕上がっていると思いますよ。

内容としてはもう少し器用に生きることも出来るだろうに…との思いか、あるいはそのまっすぐさへの羨望の気持ちなのかははっきりとしませんが、どちらにしてもまっすぐなご友人の性格がよく現れていて魅力ある歌ですよね。

ただまあ、あえて言うのなら喩えである「ように」を使っている時点で「たとえていえば」は余計な表現になってしまっているようには感じますが…

まっすぐに進むばかりのわが友は怖れを知らぬ香車のように

そうですね、ここはハリマオさんがそのご友人をどう感じておられるかにもよりますが、こんな感じとかでまとめてみてもいいのかも知れませんね^^
まあ、香車が怖れを知らないかどうかは人によって感じ方が違うかも知れませんが。

でもほんと、「香車」の喩えが魅力的な個性のある一首に仕上がっていると思いますので、これもひとつの参考までにと言うことで(笑)



>香華立つ中国寺の夕暮れに静かに流れる般若心経

うんうん、こちらの歌も、夕暮れの中国寺に流れる般若心経を詠って静かな魅力の一首ですよね。
「香華(こうげ)」は、仏前にそなえる香と花だそうですね。
「中国寺」は「ちゅうごくでら」と読むのかな?
あるいは一首目の歌と同じく、香港での一こまを詠まれた歌なのかも知れませんが。

そうですね、そんな中国寺や香華の生み出す雰囲気も素敵ですし、この歌についてもほんとにこのままで充分魅力ある一首に仕上がっていると思いますよ。
ただまあ、あえて言うのならやはり四句目の字余りによる「調べ(リズム)」の甘さですが…

香華立つ中国寺の夕暮れに般若心経静かに流る

うん、ここはたとえばこんな感じとかで四句と結句を入れ替えて、最後を文語調でしめるなどしてみてもいいのかも知れませんね^^
体言止めの結句はインパクトがありますが、この歌の場合はむしろ静けさを前面に出したほうがいいようにも思いますので。

でもほんと、中国寺の独特の雰囲気が生きた魅力ある一首に仕上がっていると思いますので、これもひとつの参考までにと言うことで(笑)



>香ばしき茶を煎るかおりに誘われて茶園に入る神楽坂上

うんうん、こちらの歌も神楽坂上でのお茶の香りを詠ってほんとに素敵な一首ですよね。
「神楽坂上」は文字通り神楽坂の上の地を表す地名なのですね。
こういう地名の力というのは、その土地がもつ歴史や風土とも結びついて歌に深みを与えてくれるように思います。

そうですね、そんな神楽坂上の茶園の魅力が一首から漂ってきますし、この歌についてもほんとにこのままで充分素敵に仕上がっていると思いますよ。

ただまあ、あえて言うのならやはり「香ばしき」と「かおり」の繰り返しは少しもったいない気がしますし、二句目の字余りも気になるところなので…

釜で煎るお茶の香りに誘われて茶園に入る神楽坂上

うん、ここはたとえばこんな感じとかでまとめてみてもいいのかも知れませんね^^
お茶は釜で煎るのかどうか僕は詳しくは知らないのですが、写真で見た限りでは釜のような道具に見えますので。

でもほんと、「神楽坂上」の地名も活きているほんとに素敵な一首に仕上がっていると思いますので、これもひとつの参考までにと言うことで(笑)

ではでは、ほんとに気温の差の大きいこの頃ですが、ハリマオさんも体調管理にはくれぐれも気をつけてお過ごしくださいね~~
今夜もこの辺で♪
 

★前回の投稿作品★

 投稿者:黒路よしひろ  投稿日:2017年 3月13日(月)00時03分12秒
  前回のお題『土』に、みなさまから投稿していただいた作品です。
Yahoo!トピック終了にともない、これからはこちらで投稿作品の発表をさせていただきますね。

★前回の投稿作品★
お題『土』(敬称略)



土なくば草木も人も枯れにけり泥にもすがる我が心地かな

土あらば種も苗をも植えねどもつゆと無くして哀しき都

水の無き土は砂塵と成り行きぬ我が身思へば其にひとしや

足下は積み重なれた土であり齢に等しくただ積もりゆく

いつしかは我が身も土と等しけりあとは一筋風とまじりて

我が心乾いた土となりにけり何処へゆくのかも知らぬままに

春の陽を浴びて土より芽吹くいろ緑の先に何色咲くや

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バッカス

いつまでも見ている夢を雪とする春に目覚めて吾は生まれる

土塊の中から生まれし吾は今土と崩れることを恐らむ

足底に山ほどの泥つけたまま雀飛び立つ自由を知らず

空に住む雀降り立つ地を知らぬ吾は根をはり自由をもとむ

土蒸されあがる蒸気に春を見る光は散らばり花となりまし

福寿草土握りしめて立ち忍ぶ雪吹きつけろ吾も流れぬ

靴底の春土となり掴みくる叶わぬ夢よ流れ散りゆけ

氷土裂く揺れたる大地忘るざる凍れた烏ほとりと落ちる

融雪の粉撒く畑に春を見るトラクターの声晴天に響く

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青芽

級友の土方くんは転校す「どかたちゃん」の愛称残し 土方=ひじかた

幼き日泥んこ丸め饅頭を作り並べてお店やごっこ

泥んこで衣服汚せり母ちゃんに脱がされつつも激怒の声を

土浦の霞ケ浦はその昔七つボタンの意気に燃へたり

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さくら

縄文の土偶の腰のどっしりと原始の温み伝ひくるなり

はらからも恋せし人も待つらむに土の上にて我れ現なし

桜ばな風に煽られ散りぢりにいずこの土に帰りゆきなむ

崩れたる土塀にひそむ青蜥蜴 光となりて走り出でたり

いぬふぐり乾いた土手に瑠璃色の星屑のごとぱっとひらきぬ

いまいちど親子の夕餉をねがひつつ土鍋を包み棚にしまひぬ

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ハリマオ

春一番グラデーションのかかりたる空は青から薄黄に変わり

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夕夏

土に日々月に酔っては火遊び水浴び木賃宿で金失くす
つちにひびつきによってはひあそびみずあびきちんやどでかねなくす

つちにかえるというからはちへいのはてにまじわるをみるにしのそら

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六花

水底の泥土に浸かる人々に深き祈りを捧げ給いし

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おら

グランドの土を集めて持ち帰るここまで来たのが僕の青春

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★お題は『緑』★

 投稿者:黒路よしひろ  投稿日:2017年 3月13日(月)00時01分52秒
  ★今回のお題は『緑』、期限は三月二十六日(日)です★

「新緑」「緑茶」など、緑という言葉から連想するものなら何でもけっこうです。
お題の言葉を含んでいなくても構いません。

題詠の期間は一つのお題につき二週間です。
みなさんが気持ちよく参加できるよう、どうぞ、ご協力のほどをよろしくお願いしますねm(_ _)m
 

みなみさん、こんばんは~~(^・^)

 投稿者:黒路よしひろ  投稿日:2017年 3月12日(日)23時45分59秒
  そうですか、みなみさんは歌会に参加してこられたのですね^^
批評での参加だけとは言え、いろいろと学ばれることの多い歌会だったようで何よりでした。

歌の軽さ、素直さについては単純には言えない部分もありますが、重みのある歌にはたとえ軽い内容の歌であってもそこにその歌人の方の人生の業(ごう)のようなものが現れていたりするように思います。
まあ、それが分かっても自分自身の歌に活かすのはまた難しかったりもするのですよね^^;

ではでは、季節の変わり目で体調を崩しやすい時期ですが、みなみさんもどうぞお身体には気をつけてお過ごしくださいね。
今夜もこの辺で♪
 

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