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青芽さん、こんばんは~~(^・^)

 投稿者:黒路よしひろ  投稿日:2017年 4月18日(火)01時43分3秒
  いや~~、今日は全国的に荒れたお天気のようで、こちらでもお昼過ぎから雨が降り続いています^^
この雨で、街の中の桜の花も完全に散ってしまいそうですね。
まあ、山の桜などはまだまだ楽しめそうですし、花が散った後の葉桜もまた季節感があって素敵ではありますけど。

さてさて、そんな荒れた日の夜ですが、今夜もまたこちらのみなさんの歌にも少しだけでも感想など書かせてもらいますね。

>幼き日父に連れられ月島へ都電に乗りて釣りにゆきたり

うんうん、青芽さんのこの歌も、幼い日の思い出を詠った家族愛の感じられるほんとに素敵な一首ですよね。
「月島」は隅田川河口部の埋立地のことですね。

そうですね、そんな月島へ釣りに行ったお父さまとの幼い日の想い出を詠ってほんとに素敵ですし、この歌についてもこのままで充分魅力的に仕上がっていると思いますよ。
こういう幼い頃の想い出を歌に出来るというのも、長く人生を生きてきた人間の特権ですよね。

ただまあ、あえて言うのならちょっと下の句が順序立ち過ぎていて単調な気もする(一首全体にいろいろと工夫をされているのは充分感じ取れるのですが^^)ので…

幼き日父に連れられ月島へ釣りにゆきたり都電に乗りて

うん、ここはたとえば「都電に乗りて」を結句に持ってきてこんな感じとかでまとめると、余韻のある感じが出てさらに雰囲気が高まるようにも思いますけど^^
こうすることで、「乗りて」の説明っぽさも余韻に流されて和らぐようにも思いますしね。

でもほんと、お父さまとの美しい思い出が伝わって来る素敵な一首に仕上がっていると思いますので、これもひとつの参考までにと言うことで(笑)



>房総の中央部なる月崎の国民宿舎に過ごす正月

こちらの歌も、旅先でのお正月を詠ってほんとに魅力ある一首に仕上がっていますよね。

房総は房総半島のことで月崎はこのような歌にもあるようにまさに房総半島の中心部だそうですね。
国民宿舎は自然公園などに建てられた宿泊施設とのことで、国民の誰もが低価格で利用できるそうですが、こんな施設があるとは知りませんでした^^;
僕も旅行などでいつか利用してみたいな。

そうですね、そんな国民宿舎で過ごすお正月を詠って雰囲気のある一首ですし、この歌についてもほんとにこのままで充分素敵に仕上がっていると思いますよ。
「国民宿舎」もいいアクセントになっているように思います。

四句目の字余りは「調べ(リズム)」が少し崩れていて気になるところですが、先にも述べたようにこの歌は「国民宿舎」がひとつのアクセントですのでここもまあ、字余りで強調するのもいいのかも知れませんね^^

房総の中央部なる月崎の宿舎に過ごす旅の正月

うん、一応、「国民宿舎」を省略すればこんな感じとかで「調べ」を良くも出来ますが、その場合はもう一首ぐらい「国民宿舎」の語を入れた歌を詠んで連作としてみるのもいいのかも。

でもほんと、もとのままでも充分素敵に仕上がっている一首だと思いますので、これもひとつの参考までにと言うことで(笑)



>童謡の「月の砂漠」を合唱す隣りの人の声素敵なり

こちらの歌は、月の砂漠をみんなで合唱した時の一首ですね。
これは先の月崎での旅行中の歌でしょうか。
隣の人の歌声に心を惹かれた感動を詠って、この歌もほんとにこのままで充分素敵に仕上がっていると思いますよ。

「月の砂漠」は井上陽水も歌っていて有名な童謡ですね。
アクセントとして「月の砂漠」が強調されていますが、歌の核心部分はじつは下の句の「隣の人の歌声」にあるという静かな構成も見事に成功しているように思います。

先の歌と並べれば旅先の雰囲気を醸し出し、それでいて一首だけでも
充分に立てる魅力を持ったほんとに素敵な歌に仕上がっていると感じました^^
まあ、これもひとつの参考までにと言うことで(笑)

ではでは、気温の変化も激しい時期ですが、青芽さんも体調管理にはくれぐれも気をつけてお過ごしくださいね~~
今夜もこの辺で♪
 

★お題は『笑う』★

 投稿者:黒路よしひろ  投稿日:2017年 4月17日(月)00時00分32秒
  ★今回のお題は『笑う』、期限は四月二十三日(日)です★

「笑顔」「福笑い」など、笑うという言葉から連想するものなら何でもけっこうです。
お題の言葉を含んでいなくても構いません。

題詠の期間は一つのお題につき二週間です。
みなさんが気持ちよく参加できるよう、どうぞご協力のほどをよろしくお願いしますねm(_ _)m

PS.今回はお題、三巡目です(^・^)
 

お題

 投稿者:祐一  投稿日:2017年 4月16日(日)15時39分10秒
  思ってた人に振られてあわれかな顔で笑って心で泣いて  

お題

 投稿者:青芽  投稿日:2017年 4月14日(金)22時35分19秒
  涙して笑顔で別るる卒業の今日の桜を胸に刻みて  

黒路様へ

 投稿者:  投稿日:2017年 4月14日(金)05時37分19秒
  こんにちは。

いつもながら丁寧に添削してくださって、嬉しい御言葉も頂けて大変嬉しく思います!

月は私の好きな一つですし、それを誉めていただけて凄く嬉しいです。

短歌は元々好きではあっても、こんなに詠むようになったのは此処を知ってからで…

あとは「日本のかなしい歌」「自由律俳句」の本をよむくらいでした。

特に日本のかなしい歌は万葉集から古今和歌集、今様、昭和大集など幅広い時代のジャンルから百選選んだもので何度も読み返しています。

貧窮問答歌はもちろん与謝野晶子、防人の歌など様々な時代の多くの方々の歌が書かれていて。

本当に歌とは素敵なものだなぁと思います。

歌を詠むときが一番自分らしいと思います。

また歌が詠めた際には宜しくお願い致します。


有り難うございました!
 

お題

 投稿者:さくら  投稿日:2017年 4月13日(木)16時37分59秒
編集済
  花冷えに散りゆく花の泣き笑いけなげに舞いし浅田真央さん  

お題

 投稿者:ハリマオ  投稿日:2017年 4月13日(木)15時16分11秒
  おさな児の頬を動かす仕草さえ笑い顔だと言い張る親馬鹿  

お題

 投稿者:さくら  投稿日:2017年 4月13日(木)11時27分54秒
編集済
  息子(こ)の臥する窓より見れば散り止まぬそめいよしのの白き微笑み  

お題

 投稿者:青芽  投稿日:2017年 4月12日(水)22時40分22秒
  笑ひにはハヒフヘホとあるけれど嘲笑冷笑ひとの離るる

バッカスさんへ、笑点は大喜利がメイン。大喜利だけと言う
ひと割と多いのでは・・・
 

お題

 投稿者:さくら  投稿日:2017年 4月12日(水)17時46分31秒
  洗面器の水って笑うんだよね涙なんかを流したときに  

お題

 投稿者:ハリマオ  投稿日:2017年 4月12日(水)14時37分16秒
  赤ちゃんの笑顔みたいにばあちゃんもしわくちゃ顔の目は澄んでおり  

お題

 投稿者:結花  投稿日:2017年 4月12日(水)14時00分48秒
  笑ってない私は私じゃないような気がしてひとまずほほえんでみる  

他のみなさんも、お休みなさい(^・^)

 投稿者:黒路よしひろ  投稿日:2017年 4月12日(水)01時41分31秒
  ハリマオさんは、しばらくお見かけしなかったので風邪でも引かれたのかと心配していましたが、お元気そうでなによりです^^

ではでは、また他のみなさんの歌にも時間を見つけて感想など書かせてもらいますね。
今夜はこの辺で♪
 

棗さん、こんばんは~~(^・^)

 投稿者:黒路よしひろ  投稿日:2017年 4月12日(水)01時35分33秒
  いや~~、春の嵐とはよく言ったもので、今日は各地で強風の吹く荒れた一日でしたね^^;
この風と雨で、さすがに桜の花も散ってしまったところが多いかも知れませんね。
まあ、場所によってはこれから開花する桜もまだまだあるようですが。

さてさて、そんな荒れた春の一日ですが、今夜もまたこちらのみなさんの歌にも少しだけでも感想など書かせてもらいますね。

>雪雲の淡く広がるその先に澄みたる月の明かりや白し

うんうん、棗さんのこの歌も、雪雲の広がる先に輝く月の白さを詠って、幻想的な雰囲気が素敵な一首ですよね。
ここ数日は、桜の花も咲いてすっかり春らしくなってしまいましたが、少し前の雪のちらつく季節を思い出して、懐かしく読ませてもらいました。

そうですね、そんな雪雲の広がる中にも輝きを見せる月の姿が目に浮かんでくるようですし、この歌についてもほんとにこのままで充分素敵に詠めていると思いますよ。

ただまあ、あえて言うのなら、結句の「や」はちょっと「明かり」が無駄に強調されすぎて、せっかくの幻想的な雰囲気を崩してしまっているようにも感じるので…

雪雲の淡く広がるその先に澄みたる月の明かりは白し

うん、ここはこんな感じとかで「は」などでまとめてみてもいいのかも知れませんね^^
十五文字しかない短い俳句では力のある助詞の「や」が好まれるのですが、短歌は柔らかな調べを好む傾向があるためかあまり「や」は使われないようですので。

でもまあ、「や」が個性的だと言えば個性であるようにも思いますし、雪雲と月の組み合わせがほんとに素敵な雰囲気の一首だと思いますので、これもひとつの参考までにと言うことで(笑)



>夜の明けて見やる空には白き月西へと帰してゆくところなり

こちらの歌も、夜明けの空の白き月を擬人化した表現で詠って、ほんとに面白い魅力の一首ですよね。
柿本人麻呂の〈東の野にかぎろひの立つ見えてかへり見すれば月傾きぬ〉の歌にも通じる魅力も感じます。

そうですね、そんなどこか万葉の時代や「日本昔ばなし」の世界なども感じさせてくれてほんとに素敵な一首ですし、この歌についてもこのままで充分素敵に詠めていると思いますよ。

ただまあ、あえて言うのなら初句の「夜の明けて」はちょっと説明っぽい表現ですし、日本には「曙」や「暁」、「朝ぼらけ」などの夜明けを指す言葉はたくさんあるので…

朝ぼらけ見やる空には白き月西へと帰りゆくところなり

うん、ここはたとえばこんな感じとかでまとめてみてもいいのかも知れませんね^^
あと、下の句(四句目)は字余りになっているので「西へと帰りゆく…」としてもいいかも。
こうすることで、「調べ(リズム)」にもメリハリが出て、上の句から下の句へと勢いよく繋がっていくようにも思いますので。

でもほんと、月を擬人化した表現の素敵な一首に仕上がっていると思いますので、これもひとつの参考までにと言うことで(笑)



>如月の朝や降りたる霜白し空にも白き月ぞありける

うんうん、こちらの歌は如月の朝の霜と、空の月の白さを対比させて詠って、これもまたほんとに魅力ある雰囲気の素敵な一首ですよね。
そうですね、霜と月を対比させる発想の個性も面白いですし、この歌についてもこのままで充分素敵に仕上がっていると思いますよ。

ただまあ、あえて言うのなら、この歌の場合も一首目の歌と同じく「朝や」の「や」はちょっと強調されすぎるようには感じるので…

如月の朝に降りたる霜白し空にも白き月ぞありける

うん、ここはこんな感じで「朝に」としてみてもいいのかも知れませんね^^
こうすることで、「朝に」と「空にも」の「に」が上手く響きあって、繰り返しの効果を高めてくれるようにも思いますので。

でもほんと、地上の霜と空の月の白さの対比が魅力的な一首に仕上がっていると思いますので、これもひとつの参考までにと言うことで(笑)

ではでは、今日は荒れたお天気だったこともあって少し肌寒い夜ですが、棗さんも油断して風邪など引かないように気をつけてくださいね~~
今夜もこの辺で♪
 

(無題)

 投稿者:バッカス  投稿日:2017年 4月11日(火)19時31分30秒
  字幕ある韓国ドラマ録画する倍速で見る意味だけ判る

速読の練習しているようです。
 

青芽さん

 投稿者:バッカス  投稿日:2017年 4月11日(火)19時21分5秒
  笑点の歌、面白すぎる。  

お題

 投稿者:青芽  投稿日:2017年 4月11日(火)16時41分57秒
編集済
  録画せし笑点なれど大喜利の前の話芸は通過倍速  

お題

 投稿者:ハリマオ  投稿日:2017年 4月11日(火)15時17分34秒
  絶対に笑いはせぬと賭けをして友と入り来る寄席の高座へ

ティンカベル金の砂まく微笑みで除いてほしい傷口の膿

内定を知らせてくれた後輩の破顔一笑青空高い

花咲ける卒業式の泣き笑いこれで校歌の歌い納めか



 

黒路さま バッカスさん

 投稿者:みなみ  投稿日:2017年 4月11日(火)13時05分14秒
編集済
  読点について説明をありがとうございました。私は句切れの箇所にスペースを入れるのが癖に

なっていましたが、それはやめて、使う必然性のある個所に、読点、スペースを使ってみようと

思います。
 

みなみさん、こんばんは~~(^・^)

 投稿者:黒路よしひろ  投稿日:2017年 4月10日(月)23時10分5秒
編集済
  ご質問の件ですが、昨日も書いたようにスペースや句読点を使った表記については明確な正解などはないですし、読点の二度使用についてもあくまで僕個人の好みの話としてお考えください^^

ただ、みなみさんが紹介してくださった俵さんの歌のような畳みかける「物つながり」みたいな場合は、僕も読点の二度の使用も良いかと思います。
かく言う僕自身が先月のかばん関西の歌会で、「神戸須磨垂水と…」とか言った感じの地名つながりの歌に「ここは『神戸、須磨、垂水と…』と、読点をつけて区切ったほうが分かりやすくていいかも」と指摘したぐらいですので(笑)

ただ、地名や物つながりなどの歌でもバッカスさんが紹介してくださった筒井氏の歌のような、読点を使うと二度以上必要になる歌の場合はやはり読点なしのスペースのほうが良いのではないでしょうか。

まあ、読点や句点を複数回使った歌なども探せばいくらでもありますし、先にも書いたように正解のない話ですので、これもひとつの参考までにと言うことで(笑)

ではでは、また時間を見つけて他のみなさんの歌にも感想など書かせてもらいますね~~
今夜はこの辺で♪
 

(無題)

 投稿者:バッカス  投稿日:2017年 4月10日(月)21時17分4秒
  天は青  地に黄色い花  風走る  たとえば君の姿  菜花
 

みなみ様へ

 投稿者:バッカス  投稿日:2017年 4月10日(月)21時02分37秒
編集済
  私は読点を入れたり空白を入れるのはアリだと思います。
使い方しだいですが。
こんな歌があります。

雨上がり  回転木馬  登る月  黒い風船  つながれた犬
(筒井富栄)
江戸雪さんの歌にもたまにみられます。

たぶん縦書きになって良さが出るのではないのでしょうか。
私も空白を入れたりしますが、面白いと思うのですが。
 

お題

 投稿者:祐一  投稿日:2017年 4月10日(月)16時49分14秒
  パソコンは天才だよねと言う女思わずプッと笑ってしまった  

黒路さま

 投稿者:さくら  投稿日:2017年 4月10日(月)09時12分24秒
  この度もごていねいに添削していただき、ありがとうございました。
甘い表現をびしっと締めていただいて、たいへん勉強になりました。抽象的な表現が多いのは自分でもわかってはいるのですが、他の表現が見つからずに投げてしまうんです。(笑)
難しいですね、その点も心にとどめて詠んで行きたいと思います。

花冷えの季節ですので、お身体にご留意くださいませ。
 

黒路さま

 投稿者:みなみ  投稿日:2017年 4月10日(月)07時54分55秒
  私の歌への感想と説明をありがとうございました。なかなか思うように深い歌が詠めません。

「読点の二度使い」ですが、下の俵万智先生の作品などを参考にしていますが、これは別の

使い方でしょうか?

思いきり愛されたくて駆けてゆく六月、サンダル、あじさいの花(俵万智)
 

みなみさんも、こんばんは~~(^・^)

 投稿者:黒路よしひろ  投稿日:2017年 4月10日(月)02時06分22秒
  うんうん、著名な歌人の方のほんとにすごい歌などを詠むと、自分の歌が単純で拙いもののように感じたりしますよね^^;
僕なども、二つの違う事象を一首に組み合わせたりと、いまいろいろと試してはいるのですが、なかなか上手く行かずにもどかしい限りです(笑)

さてさて、ご質問のスペースや読点などの使い方についてですが、これはセンスの問題もあって明確な答えのようなものはないので、他の方の歌なども参考にいろいろと工夫されるしかないでしょうね。
ただ、一首の中に読点を二度使うのは僕個人としてはあまり美しいようには感じませんけど…

>濃い紅茶みたいな記憶、桜坂 つかの間花見をした春の午後
>二度見などさせてくれない 天に咲く花の命を消し去る雨は

そうですね、この一首目の歌などはほんとに上手く読点やスペースが使えていると思いますよ。
二首目についてはスペースは必要ないようにも思いますが、まあでも、二首ともご自身での勉強の成果が出ていて、お世辞なしにかなり上達されているのを感じる素敵な歌になっていると思います^^

ではでは、これもひとつの参考までにと言うことで(笑)
 

バッカスさん、こんばんは~~(^・^)

 投稿者:黒路よしひろ  投稿日:2017年 4月10日(月)01時53分32秒
  >時代とは回るものだと歌にきく輪廻転生われは無となる
>人として生まれ変われる筈もなくならば私を無しとしてくれ
>悪人も極楽浄土へいくといふそんな処へ吾もいくのか

うんうん、この三首、中島みゆきの「時代」の歌にご自身の姿を上手く交えて、見事に自分自身を浮かび上がらせた素敵な歌になっていますよ^^
これならば、著作権などの問題もクリアしていて、まったく問題ないと思います。

ではでは、今夜はこの辺で♪
 

さくらさん、こんばんは~~(^・^)

 投稿者:黒路よしひろ  投稿日:2017年 4月10日(月)01時47分11秒
  いや~~、各地で桜も満開になって、まさにさくらさんの季節と言った感じですね^^
僕も今日はヘルニアの腰をさすりながら近くの公園にヤマザクラの写真を撮りに行ってきたのですが、朝方までの雨で少し散っていたとは言えちょうど見頃の見事な花を楽しむことが出来ました。

さてさて、そんな桜の花真っ盛りのこの頃ですが、今夜もまたこちらのみなさんの歌にも少しだけでも感想など書かせてもらいますね。

>中天にぽっかり浮かぶ月見ればどうでもいいわ断舎離なんて

うんうん、さくらさんのこの歌も、「中天」や「断舎離」などの言葉が個性的で、月の大らかさと人間の小ささの対比がほんとに素敵な一首ですよね。

「中天(ちゅうてん)」は文字通り天の中心のこと。
断舎離(だんしゃり)は、不要な物を減らして生活に調和をもたらそうとする思想だそうですね。
さくらさんのこの歌では、そんな断舎離をしようとしていた作者が中天に浮かぶ月の大らかな様を見て、人間社会の小ささに気づかされると言った感じでしょうか。

たしかに夜空に浮かぶ月の壮大さや月が見てきた地球の歴史長さを思えば、自分の人生の断舎離など些末なことのようにも思えてきますよね。

そうですね、そんな断舎離という流行の思想を歌に持ち込んでくる感性も素敵ですし、この歌についてもほんとにこのままで充分素敵に仕上がっていると思いますよ。

ただまあ、あえて言うのならちょっと四句目の表現が歌として甘くなりすぎなようにも感じるので…

中天にぽっかり浮かぶ月見れば些末なことね断舎離なんて

うん、ここはたとえばこんな感じとかで、もう少しだけ表現に拘ってみてもいいのかも知れませんね^^

でもまあ、小さなことに拘らないという思いを活かすならば多少の甘さも逆に効果的なのかも知れませんし、月と断舎離の対比がほんとに素敵な一首に仕上がっていると思いますので、これもひとつの参考までにと言うことで(笑)



>ためろうてやがて昇りぬ中空に果てなき想い十六夜の月

うんうん、こちらの歌も、十六夜の月を詠って、ほんとに素敵な雰囲気の一首ですね。

「いざよい」はためらうの意味の「いさよう」が語原だとも言われていますが、その名の通り前日の満月よりも遅く出ることからまさにためらっている月と言った表現がぴったりのように思います。

初句の「ためろう」は「ためらう」の意味ですね。
ここは最初、誤用かとも思ったのですが、調べてみたところ時代小説などではよく使われている表現なのですね。

そうですね、そんな独特の言い回しも個性的で面白いですし、この歌についてもほんとにこのままで充分素敵に仕上がっていると思いますよ。
ただまあ、あえて言うのなら、四句目は「果てなき想い」ではちょっと抽象的すぎて、何を伝えたいのかが分かりにくいように思いますので。

ためろうてやがて昇りぬ中空に眠ることなき十六夜の月

うん、ここはたとえばこんな感じとかでまとめてみるのもひとつの手かも知れませんね^^
十六夜の月は一晩中出ていることから「果てなき(想い)」という発想にも繋がったのだと思いますが、「眠ることなき」でも主体と月のどちらもが眠らない夜を過ごすような多重性が出せるようにも思いますので。

でもほんと、十六夜の月を擬人化してその特徴をよく捉えた素敵な表現の一首だと思いますので、これもひとつの参考までにと言うことで(笑)



>みずみずしい満月よりも十六夜のそれより愛し片割れの月
こちらの歌も、夜空の様々な月の形を詠って、ほんとに素敵な雰囲気の一首に仕上がっていると思いますよ。
たしかに、満月も良いものですが、下弦の月や三日月などもまた独特の良さがあって素敵ですよね。

初句の字余りについては「潤みたる」とかいろいろと考えられそうですが、まあこの歌の場合はそれほど「調べ(リズム)」に影響も無いようですし、このままでもいいのかも。

ただまあ、「~よりも」と来たら繰り返しの語もやはり「~よりも」としたほうが効果的なようには思うので…

みずみずしき満月よりも十六夜のそれよりも愛【は】し片割れの月

そうですね、ここはたとえば「愛し」を「はし」と読ませて、こんな感じとかでまとめてみてもいいのかも知れませんね^^
その場合は少し文語調に偏るので、初句も「みずみずしき」としてみてもいいかも。

でもほんと、月の様々な形を連想させる魅力ある表現のさくらさんらしい一首に仕上がっていると思いますので、これもひとつの参考までにと言うことで(笑)

ではでは、桜の花真っ盛りとは言え花冷えのする夜も多いですので、さくらさんも風邪など引かれないようにくれぐれも気をつけてお過ごしくださいね~~
今夜もこの辺で♪
 

★前回の投稿作品★

 投稿者:黒路よしひろ  投稿日:2017年 4月10日(月)00時01分26秒
  前回のお題『天』に、みなさまから投稿していただいた作品です。
Yahoo!トピック終了にともない、これからはこちらで投稿作品の発表をさせていただきますね。

★前回の投稿作品★
お題『天』(敬称略)

バッカス

暮石屋に天竺と書かれた石ひとつ誰が買うのか思って五年

天が避け黒き歌鳥舞い降りし狂とこの世の刹那を歌う

時代とは回るものだと歌にきく輪廻転生われは無となる

人として生まれ変われる筈もなくならば私を無しとしてくれ

悪人も極楽浄土へいくといふそんな処へ吾もいくのか

-------------------------------------
青芽

嬰児の早々に逝き悲しむを天命といふは無惨きはまる  嬰児=みどりご

天丼の下を注文す野菜など海老はひとつで飯ひろく見え

精巧に出来ゐる飾り天ぷらと目利きの親父騙せなかつた   天ぷら=メッキ

易者持つ天眼鏡の分厚さは牛乳壜の底想はする

-------------------------------------


天(あま)という名前をつけし愛猫をお題の字を見て偲ぶ夜なり

天駆ける星屑見てた遠き日を想い見上げた今に星なし

久々に芋天かじって茶を啜り思い出すのは遠い故郷(クニ)

-------------------------------------
さくら

紅薔薇を髪に挿したるカルメンの歌のみ聞こゆ天井桟敷

天鵞絨(びろーど)の赤いドレスで逝きし妹(こ)はカメラ目線の三歳のまま

天も地も溶け合うごとく花霞 上野の森に花の雨ふる

砂時計の天と地を逆さにすれば追われるような心地するなり

世の中に絶えて桜のなかりせば天を仰ぎて花を乞うらむ

-------------------------------------
みなみ

(以下、五首連作)
ひさかたの都の春は花ひらく桜のようにパッとはじまる

静心なくサクサクと通り過ぐチラ見しただけ今年の桜

ひさかたの夜桜(よざくら)愛でる暇なんてなくてサクサク春はサクサク

天飛ぶや「あべのハルカス」日本一「ランドマーク」をかるーく抜いた

天飛ぶや軽い歌ならつくれるが「あべのハルカス」手がとどかない


(以下、四首連作)
真昼間に通りがかった桜坂 桜満開ドラマのように

桜坂、桜満開ビルの街、行き交うひとは皆こともなげ

いつもより空が大きく広がって満開に咲く桜のせいで

満開の桜の下にサラリーマン 弁当を食む景色に溶けて


(以下、二首連作)
濃い紅茶みたいな記憶、桜坂 つかの間花見をした春の午後

二度見などさせてくれない 天に咲く花の命を消し去る雨は

-------------------------------------
祐一

世の中はほとんど運で通ってる天災などには黙ることしか

金金とうるさいなあと思っても天丼食べるためには金だ

-------------------------------------
沙羅

人の世の濁りは知らず朴の花天の光を浴びて咲き初む

健さんの座りしベンチ今もありロケ地でありし天空の城に

-------------------------------------
夕夏

天というじかくをとえば人に枷してあたまおさえてすがたなし

-------------------------------------
binsi

天草の擬もどきはあくまで擬にて土地に馴染めぬわれに似通ふ

-------------------------------------
おこたん

前向きな言の葉の持つ言霊を信じて天を仰ぎささやく

雲間よりこぼれるが如(ごと)燦燦と天使の梯子地上に降りる

すくすくと田の畔に立つ花あおい天に向かってどこまで伸びる

-------------------------------------
 

★お題は『笑う』★

 投稿者:黒路よしひろ  投稿日:2017年 4月10日(月)00時00分22秒
  ★今回のお題は『笑う』、期限は四月二十三日(日)です★

「笑顔」「福笑い」など、笑うという言葉から連想するものなら何でもけっこうです。
お題の言葉を含んでいなくても構いません。

題詠の期間は一つのお題につき二週間です。
みなさんが気持ちよく参加できるよう、どうぞ、ご協力のほどをよろしくお願いしますねm(_ _)m

PS.今回はお題、三巡目です(^・^)
 

お題

 投稿者:青芽  投稿日:2017年 4月 9日(日)23時03分19秒
  易者持つ天眼鏡の分厚さは牛乳壜の底想はする  

二首連作

 投稿者:みなみ  投稿日:2017年 4月 9日(日)20時31分40秒
編集済
  花見はタイミングがありますね。雨で花も散ってしまったでしょう。


濃い紅茶みたいな記憶、桜坂 つかの間花見をした春の午後

二度見などさせてくれない 天に咲く花の命を消し去る雨は


この二首もプロの歌と比べると弱いですね。使ってる語彙はそんなに変わらないと思うのですが、

私の歌は歌に奥深さがないですよね。

添削は全部でなくても、「これは」と思う歌にいただけたらと思います。
 

題詠『天』

 投稿者:沙羅  投稿日:2017年 4月 9日(日)11時12分50秒
  健さんの座りしベンチ今もありロケ地でありし天空の城に


 

お題

 投稿者:さくら  投稿日:2017年 4月 8日(土)21時09分59秒
  砂時計の天と地を逆さにすれば追われるような心地するなり

世の中に絶えて桜のなかりせば天を仰ぎて花を乞うらむ
 

お題

 投稿者:おこたん  投稿日:2017年 4月 8日(土)15時42分12秒
  前向きな言の葉の持つ言霊を信じて天を仰ぎささやく

雲間よりこぼれるが如(ごと)燦燦と天使の梯子地上に降りる

すくすくと田の畔に立つ花あおい天に向かってどこまで伸びる


立葵の時期にはちょっと早いですが・・・・・


 

四首連作

 投稿者:みなみ  投稿日:2017年 4月 7日(金)18時28分6秒
編集済
  きょう、満開の桜を見て作りました。三首目に「天」を詠みました。読点とスペースの使い分けがよくわかりません。


真昼間に通りがかった桜坂 桜満開ドラマのように

桜坂、桜満開ビルの街、行き交うひとは皆こともなげ

いつもより空が大きく広がって満開に咲く桜のせいで

満開の桜の下にサラリーマン 弁当を食む景色に溶けて


三首目は文語に違和感があったので口語短歌に代えましたが、歌の構造が単純ですね。

歌会で読んだプロの方の歌と自分の歌を比較すると一目瞭然で、プロの方は歌を詠む

視点が違います。奥が深いです。私の歌は情景描写に終わっていますね。
 

黒路よしひろ様へ

 投稿者:バッカス  投稿日:2017年 4月 6日(木)19時36分59秒
  御回答ありかとうございます。

時代とは回るものだと歌にきく輪廻転生われは無となる
人として生まれ変われる筈もなくならば私を無しとしてくれ
悪人も極楽浄土へいくといふそんな処へ吾もいくのか

中島みゆきの「時代」を聞いての感想です。三首目は先の二首のまとめです。
 

お題

 投稿者:青芽  投稿日:2017年 4月 6日(木)16時20分26秒
編集済
  精巧に出来ゐる飾り天ぷらと目利きの親父騙せなかつた   天ぷら=メッキ  

お題

 投稿者:binsi  投稿日:2017年 4月 6日(木)07時58分0秒
  天草の擬もどきはあくまで擬にて土地に馴染めぬわれに似通ふ  

バッカスさん、こんばんは~~(^・^)

 投稿者:黒路よしひろ  投稿日:2017年 4月 6日(木)01時20分29秒
  ご質問の件ですが、小説や随筆などを読んで感動を歌にすると言ってもいろいろな方法があるので一概には言えないですね^^;

歌謡曲の歌詞などをそのまま短歌形式にしたようないわゆる二次創作的な歌は場合によっては著作権の侵害の問題にもなってきますが、まあでも実際にはそういう短歌も多く存在しているのも事実ですし。

ただ、短歌作品としては、「小説や随筆などの感動」に何らかの「作者の思い」が言葉として加わらなければ良い作品にはならないようにも思います。
たとえば、僕が先月の歌会用に詠んだ歌(これはあまり良い作品の例とは言えないですが^^;)…

憶良らも旅人も居りし万葉の巻五は楽し梅の宴【うたげ】の  黒路よしひろ

この歌も万葉集を読んだ感動を詠ってのものですが、詠み手の思いとして「万葉の巻五は楽し」を入れています。
まあ、「楽し」だけでは詠み手の「思い」がまだ足りないとの意見も歌会の中で出たりもしましたが(笑)
他にも…

ゆつくりと我の論理を変へながら読み継ぐ『メキシコ革命史』を  佐佐木頼綱

第二十八回歌壇賞を受賞された佐佐木頼綱氏の連作の中のこんな歌などは、書物の世界と作者自身の姿を上手く組み合わせていて非常に参考になるように思います。

ですので、僕個人としては小説や随筆なども充分、短歌を詠むときの材料になると思いますが、その場合はやはりこのように「小説や随筆などの感動」に「作者の思い」を組み込まなければ良い作品にはなりにくいとも思っています。

まあ、これもひとつの参考までにと言うことで^^

ではでは、また他のみなさんの歌にも時間を見つけて感想など書かせてもらいますね。
今夜はこの辺で~~♪
 

お題

 投稿者:夕夏  投稿日:2017年 4月 6日(木)00時32分40秒
  天というじかくをとえば人に枷してあたまおさえてすがたなし  

(無題)

 投稿者:  投稿日:2017年 4月 5日(水)18時26分37秒
  天駆ける星屑見てた遠き日を想い見上げた今に星なし

久々に芋天かじって茶を啜り思い出すのは遠い故郷(クニ)

※地元は芋と茶が盛んだったので。
 

お題

 投稿者:祐一  投稿日:2017年 4月 5日(水)11時51分55秒
  金金とうるさいなあと思っても天丼食べるためには金だ  

黒路よしひろ様へ

 投稿者:バッカス  投稿日:2017年 4月 4日(火)22時00分53秒
編集済
  色々教えていただき有難うございます。
短歌を一首詠むのに二、三時間かかることもあれば、
すらすらと十分くらいで三、四首くらい詠めることも
あります。添削していただいた歌はすらすらのほうです。
自分が見てもあまり考え過ぎずないほうが、いい歌が詠めるような気がします。
これからも御指導お願いします。
すみません。ひとつ教えていただきたいのですが。
小説、随筆、歌(ソング)を読み聞きし、感動を詠んだ場合、それをもとにしたものは歌と呼べるのでしようか。つまり歌の中に自分がはいってなければ歌にはならないのでしょうか。
 

お題

 投稿者:さくら  投稿日:2017年 4月 4日(火)09時00分45秒
編集済
  天も地も溶け合うごとく花霞 上野の森に花の雨ふる
 

おらさん、こんばんは~~(^・^)

 投稿者:黒路よしひろ  投稿日:2017年 4月 4日(火)01時27分18秒
  いや~~、各地で桜も開花して、すっかり春の陽気ですね^^
奈良ではまだ数輪咲きのところがほとんどですが、日当たりの違いでしょうか場所によっては八分咲きぐらいに咲いている桜もあって、ほんとうに綺麗だったりします。

さてさて、そんな春本番といった感じのこの頃ですが、今夜もまたこちらのみなさんの歌にも少しだけでも感想など書かせてもらいますね。

>夢に見る月にゴンドラ吊り下げて微笑む目元スカートも揺れ

うんうん、おらさんのこの歌も、夢の中の幻想的な世界を詠ってほんとに素敵な一首ですよね。
この「夢に見る」は寝ている時の夢のほうですね。

「ゴンドラ」はイタリアベネチアの小舟もこう呼ぶそうですが、「吊り下げて」とあるのでこの歌の場合は飛行船や気球などのつり座席のほうの意味でしょうか。

そうですね、そんな月に吊り下げたゴンドラの上で微笑む想い人を詠って、この歌もほんとに素敵な一首に仕上がっていると思いますよ。
「スカートが揺れる」という細かな描写の部分にも、情景が目に浮かんでくるような効果があって魅力的に感じます。

ただまあ、あえて言うのならたとえそれがほんとに夢で見た光景であったとしても「夢に見た」とは言わないほうが現代短歌としては面白いようには思いますけど。
うん、ここはたとえば…

星空の月にゴンドラ吊り下げて微笑む君のスカートも揺れ

そうですね、こんな感じとかでまとめてみてもいいのかも知れませんね^^
あと、四句目は意見の分かれるところかも知れませんが、僕はこちらのほうははっきりと「君」などを入れたほうがイメージが固まって良いようにも思いますけど。

こうすることで最初から「夢」だと種明かしされるよりも、読み手には幻想なのか夢の光景なのかと、想像する楽しみも生まれるように思いますので。

でもほんと、幻想的な雰囲気の中にも「ゴンドラ」や「スカートの揺れ」といった具象が活きている魅力的な一首に仕上がっていると思いますので、これもひとつの参考までにと言うことで(笑)



>今願う凍れる月を切り裂いて艱難辛苦我に与えよ

はははは、こちらは山中鹿之助的な下の句の台詞が魅力の、まるで孤高な武士のような素敵な一首ですよね。

「艱難辛苦(かんなんしんく)」は「困難に出合って、つらく苦しい思いをすること」だそうですが、鹿之助の「七難八苦を与えたまえ」とはまた違った個性もあって面白く思います。

そうですね、そんなおらさん独自の部分も無理なく活きていますし、この歌についてもほんとにこのままで充分素敵な一首に仕上がっていると思いますよ。
ただまあ、あえて言うのなら「艱難辛苦」は難解な四字熟語なので、そこに「我」が繋がるとさらに読みにくくなってしまうようにも思うので…

今願う凍れる月を切り裂いて我に与えよ艱難辛苦

うん、ここはこんな感じで四句と結句を入れ替えたほうが歌がすっきりとして良いようにも思いますけど^^
こうすることで、「艱難辛苦」のあとの助詞の省略も違和感が薄れるようにも感じますので。

でもまあ、最後が名詞になる甘さは意見の分かれるところかも知れませんし、もとのままでもほんとに個性的な素敵な一首に仕上がっていると思いますので、これもひとつの参考までにと言うことで(笑)

ではでは、暖かくなってきたとは言え朝晩はまだまだ冷える日もありますので、おらさんも油断して風邪など引かないように気をつけてくださいね~~
今夜もこの辺で♪
 

★お題は『天』★

 投稿者:黒路よしひろ  投稿日:2017年 4月 3日(月)00時02分14秒
  ★今回のお題は『天』、期限は四月九日(日)です★

「天使」「天麩羅」など、天という言葉から連想するものなら何でもけっこうです。
お題の言葉を含んでいなくても構いません。

題詠の期間は一つのお題につき二週間です。
みなさんが気持ちよく参加できるよう、どうぞ、ご協力のほどをよろしくお願いしますねm(_ _)m

PS.今回もお題、二巡目です(^・^)
 

題詠『天』

 投稿者:沙羅  投稿日:2017年 4月 2日(日)16時27分58秒
  人の世の濁りは知らず朴の花天の光を浴びて咲き初む  

バッカスさん、こんばんは~~(^・^)

 投稿者:黒路よしひろ  投稿日:2017年 4月 2日(日)01時49分45秒
  いや~~、今朝方までの雨もあがって、今日は穏やかな一日になりましたね^^
明日は大阪でかばん関西のお花見吟行がある(僕は椎間板ヘルニアが悪化したので残念ながら欠席です^^;)のですが、よいお天気になりそうで何よりです。
まあ、まだお花見には少し早いかも知れませんが、数輪咲いた桜というのもまた風流があって良いものですしね。

さてさて、そんな桜の花も次々に開花しだしたこの頃ですが、今夜もまたこちらみなさんの歌にも少しだけでも感想など書かせてもらいますね。

>幼き日母に引かれて畠下る覚えはひとつ月見草見たる

うんうん、バッカスさんのこの歌も、お母さまとの幼い日の思い出を詠って、穏やかな魅力の一首ですよね。
ふんわりとした記憶の中の世界に具体性を生み出す「月見草」の固有名も活きていると思いますよ。

そうですね、そんな月見草が歌の個性となって魅力的ですし、この歌についてもほんとにこのままで充分素敵に仕上がっていると思います。
ただまあ、あえて言うのなら「覚えは」との表現などに少し性急な無理を感じなくもないので…

幼き日母に引かれて畠下る記憶のなかに咲く月見草

うん、ここはたとえば下の句をこんな感じとかでまとめてみてもいいのかも知れませんね^^
「畠下る」や「覚えは」などの独特の言い回しは個性にもなりますが、一首の中に頻繁に出てくると読み手は表現の拙さとして感じてしまったりもしますので。

でもほんと、バッカスさんの年齢だからこそよりいっそう懐かしさとして表現される幼い日の記憶を詠ってほんとに素敵な一首だと思いますので、これもひとつの参考までにと言うことで(笑)



>何気なくスノーワイパー振ってみる世界が揺れる三日月を見る

うんうん、こちらの歌も、スノーワイパーという個性的なアイテムを通して車内から見た三日月を詠ったほんとに素敵な一首ですよね。

「スノーワイパー」は雪に対応した車のワイパーですね。
僕の住む奈良県では冬でも雪がほとんど降らないので馴染みはないのですが、雪の多い地方では当然の設備なのでしょうね。
「世界が揺れる」とあるのは、ワイパーの動作で車体が揺れる状況をこう表現したのでしょうか。

そうですね、そんな独特の感性も魅力的ですし主体の感じている「揺れ」が読み手にも伝わってくるようで、この歌についてもほんとにこのままで充分素敵に詠めていると思いますよ。
ただまあ、あえて言うのなら初句の「何気なく」はちょっと説明っぽい(言い訳っぽい)印象がするので…

気まぐれにスノーワイパー振ってみる揺れる世界に三日月を見る

うん、ここはこんな感じで「気まぐれに」とかのほうがいいかも知れませんね^^
おなじような意味でもこちらのほうが説明っぽさが和らぐようにも思いますので。

あと、四句目はもとの表現も面白くていいですがちょっと意味的に難解になりすぎているようにも思うので、「揺れる世界に」とでもしてみてもいいのかも知れませんね。

でもほんと、スノーワイパーのチョイスが個性的な素敵な一首に仕上がっていると思いますので、これもひとつの参考までにと言うことで(笑)



>庭にすむ夜を見つけに二歩あるく手を握りしめ 月みる

こちらの歌は一転してなんだか謎めいた雰囲気で、いかにも現代短歌と言った感じの魅力的な一首ですね。

初句の「すむ」は「澄む」でしょうか。
あるいは「棲む」などの意味で夜を擬人化した表現なのかも知れませんが。
そうですね、ここはどちらの意味にせよ漢字表記ではっきりとさせたほうがいいようには思いますけど。
あと、結句の字足らずはやはり歌を投げ出したような中途半端さを感じるので…

庭に棲む夜を見つけに二歩あるく手を握りしめ共に月見る

うん、ここはたとえばこんな感じとかでまとめてみてもいいのかも知れませんね^^
この歌のように少し観念的な内容の歌の場合は、しっかりとした「調べ(リズム)」を意識しないと単に適当に投げ出したように受け取られかねないですので。

でもほんと、誰の手を握りしめたのか(想い人かあるいは擬人化した夜か)、などいろいろと謎な部分も残りますが、それもまたこの歌の魅力のひとつだと思いますので、これもひとつの参考までにと言うことで(笑)



>人生の残滓を窓に飾るとき月は踊りてザラリと光る

うんうん、こちらの歌は、主体の人生の残滓(ざんし)を詠って、センチメンタルな魅力の一首ですね。
「残滓」は「残りかす」のような意味ですが、こういう歌を詠めることは逆に、人生を長く生きてきた人間だけに許された特権としての魅力のように僕には思えます。

そうですね、そんな残滓としての自身と、夜空の月を対比して詠ったほんとに魅力ある一首ですし、この歌についてもこのままで充分素敵に仕上がっていると思いますよ。
ただまあ、僕個人の感覚としては「月は踊りてザラリと光る」と順序立てて表現するよりは、もう少し捻りを入れて…

人生の残滓を窓に飾るとき月はザラリと踊りて光る

うん、こんな感じとかにしてみても面白いようにも思いますけど^^
でもまあ、捻りも加減の難しいところですし、もとのままでもほんとに素敵な雰囲気の一首に仕上がっていると思いますので、これもひとつの参考までにと言うことで(笑)



>指丸め輪をつくって月を見る死すればそこに行けるだろうか

うんうん、こちらの歌も、詠み手であるバッカスさんの姿が実際に目に浮かんでくるような、ほんとに素敵な一首ですよね。
個人的にこの下の句は今回のバッカスさんの歌の中でもとくに惹かれるものを感じました。

ただまあ、あえて言うのなら二句目の字足らずは「調べ(リズム)」的にも気になりますし、少し表現としても甘い気はするので…

指丸めつくった輪にて月を見る死すればそこに行けるだろうか

うん、ここはたとえばこんな感じとかでまとめてみてもいいのかも知れませんね^^
わずかな違いですが、これだけでも表現としての甘さがずいぶん解消されて、一首がさらに引き立つようにも思いますので。

でもほんと、よくある芝居懸かった感傷とは違った、主体の真実の姿が感じられるような魅力ある一首に仕上がっていると思いますので、これもひとつの参考までにと言うことで(笑)

ではでは、明日は良いお天気になるようですので、バッカスさんも咲き始めの桜でも眺めながらどうぞよい休日をお過ごしくださいね~~
今夜もこの辺で♪
 

(無題)

 投稿者:バッカス  投稿日:2017年 4月 1日(土)23時14分35秒
  天が避け黒き歌鳥舞い降りし狂とこの世の刹那を歌う
 

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